住 所

長野県下伊那郡阿南町富草4923

電 話

0260-22-2000

交通機関

三遠南信自動車道天竜峡ICから国道151号線を豊橋方面で車で約20分
JR飯田線温田駅からタクシーで15分

施 設

食事処、売店、休憩所陶芸館、キャンプ・コテージ、駐車場

宿 泊

キャンプ・コテージで可

泉 質

アルカリ性単純温泉

入浴時間

10時~19時

定休日

毎週水曜日

入浴料金

大人(中学生以上)500円

入浴施設

男女別内湯、露天風呂、サウナ

浴室備品

シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー
お土産・食事  館内に食事処、売店有り
観光スポット 天竜峡、猿庫(さるくら)の泉(日本の名水百選)よこね田んぼ(日本の棚田百選)りんご並木(日本の道百選)、下栗の里、駒ヶ岳ロープウエイ、 
近くの温泉 天竜峡温泉奥天竜不動温泉すいれんどう温泉,、殿岡温泉、下条温泉昼神温泉 
阿南町HP
かじかの湯
http://www.town.anan.nagano.jp/
https://kajikanoyu.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

県下最大級と自称する大きな浴槽を持つ内湯。前方で露天風呂と繋がる。

阿南温泉 かじかの湯 (長野県)

長野県民は自県を大きく四つに分けている。
長野市を囲む一帯を北信、上田市を中心とする地域を東信、松本を核として展開する中信、交通の要衝である飯田市と全国最多となる13町村で構成され、中央アルプスと南アルプスに囲まれた雄大な自然に恵まれた下伊奈郡一帯を南信と呼ぶ。

具体的に13町村」とは、松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊岡村、大鹿村から成る。湯巡りのために南信を含む信州を走り回ったので、ほとんどの町村に馴染みがある。

阿南町は、南アルプスと中央アルプスに挟まれ天竜川の右岸にあり長野県の南端に位置している。
1950年には人口が12,000人弱いたが、現在は4,300人ほどでこの70年で3分の1迄減少してしまい過疎化が著しい。
町内には鉄道が走っておらず、JR飯田線温田駅が最寄りの駅になっている。
森林が84%を占め、農用地は7%、宅地は1%にすぎない山間地である。

夫婦して体調が万全ではないが、治療検査の間をくぐり、久しぶりに関西を出て南信の天竜峡温泉に宿泊、周辺の2ヶ所の日帰り施設で入浴した。その内の一ヶ所が南アルプと中央アルプスに囲まれた下伊那郡阿南町にある阿南温泉かじかの湯だった。

幅広い受託事業で全国展開し、トータルアウトソーシングサービスと銘打って活動しているSHIDAXが運営する日帰り温泉施設だ。
おそらく近年になって村が経営を委託したのだろう。

かじかの湯の目の前には、門原川の清流が流れ、家族連れで川遊びを楽しむことも出来る。

敷地内には他に大型コテージ、テントサイト、陶芸体験、食事処などがある山間のレジャー施設だ。

風呂は県下最大級と自称する大きな内湯と峡谷を跨ぐ門原大橋を前方に仰ぎ見て眺望に優れる小ぶりの露天風呂がある。

温泉はpH10.3のアルカリ性単純温泉なのでかなりのヌルスベ感がある。

入浴料金は500円と銭湯並みの手頃な料金だ。

訪れた2021年12月上旬は入浴出来、食事処もあるのでゆっくりと過ごせたが、その後、変異コロナの急激な蔓延により、2022年1月12日より当面の間、休業となっている。

温泉・施設名 : 阿南温泉 かじかの湯 
所在地 : 下伊那郡阿南町(しもいなぐん あなんちょう)

木造黒瓦の湯屋はなかなかの風情だ。

前方に門原大橋が見え、開放感たっぷりの露天風呂だ。

諏訪湖を源流とし、上伊那郡・下伊奈郡を貫き河岸段丘を形成した天竜川はやがて遠州灘に注ぐ。