所在地:木曽郡大桑村


温泉名:阿寺温泉
住 所 木曽郡大桑村野尻939−58
電 話 0264−55−4455
交通機関 中央自動車道中津川ICから国道19号線を松本方面へ35分、野尻トンネル先「野尻」信号を左折して2km
JR中央本線野尻駅からタクシーで7分
施 設 食事処、広間、駐車場(100台)、 
宿 泊 阿寺荘 平日 本館1泊2食付 8,000円 新館10,000円〜
泉 質 ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉(源泉温度32.3度 PH8.01)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10時〜21時(12〜3月は20時迄)) 
定休日 毎月20日 (土・日・祝日の場合は翌日)
入浴料金 大人500円 小人(小学生以下)300円
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ、他に水着着用のバーデゾーン有り
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 野尻宿、須原宿、定勝寺、妻籠、馬篭、
お土産・食事 桜の花漬け、鱒のうの花漬け、五平餅、手打ち蕎麦、木曽和牛
食事は施設で可
近くの温泉 滝見温泉、南木曽温泉、中津川温泉、苗木温泉、昼神温泉
大桑村HP
施設HP
http://www.kiso-ookuwa.com/
http://www.kiso-ookuwa.com/spot/index3.html
雑記帳 「木曽路はすべて山の中である」の一節から始まる名作「夜明け前」の舞台となった木曽路は、正確には中山道の一部である。
大桑村には、木曽路十一宿の「須原宿」「野尻宿」があるが、これを10kmほど南下すると、中山道・木曽路最大の観光地「妻籠宿」、さらに南下して「馬篭宿」にぶつかる。
妻籠宿は、木曽路十一宿の中でもとりわけ江戸時代の面影を色濃く残している宿場で、ここに足を踏み入れると江戸時代にタイムスリップした気持ちになる。馬篭宿は、島崎藤村の生地、急な坂道に沿って、藤村生家の本陣・記念館、食事処や土産物が並ぶ。
この二つの宿場町も、東京に帰京する際立ち寄った。
施設名:フォレスパ木曽恋路の湯  (入浴:2001.9.21)
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
東京へ帰京するとき、ときどき高速道路を離れてしばし一般国道を通る。山・川の自然、山村・農村の暮らしが身近に感じられる。このときもそうだった。中央自動車道を中津川ICで下りて国道19号線(中山道)に乗り、空木岳・木曽駒ケ岳の中央アルプス麓を通過して、塩尻までの100km超を走った。途中、大桑村恋路峠麓にある、沿線上唯一つの日帰り温泉施設に立ち寄った。大桑村は長野県の南西部、村を木曽川が南北に流れ、東は中央アルプス、西は岐阜県に接し、地形は急峻、96%が山林である。
写真はパンフレット&大桑村HPから
国道19号線を塩尻に向かって、野尻トンネルを通り抜けてからの信号「野尻」で後方に左折してから谷間に向かって2kmほど走り、途中ダム湖を跨ぐ橋を二つ通る。
阿寺温泉は、そのダム湖のほとりに広がる総合レクリエーション施設で、宿泊施設・テニスコート・ゲートボール・フィールドアスレチック・温泉プール・バッテリーカー・レストラン等を備えているフォレスパ木曽内にある。温泉名の「阿寺」は施設がある阿寺渓谷に由来している。設計のコンセプトは不明だが、ご覧のような変わった建物の中に入浴施設がある。
内湯はタイル張りの雁行型、一方の前面には大きなガラスがはめ込まれていて、入浴しながら一幅の風景画を楽しめる。
晴れた日には中央アルプスの盟主、木曽駒ケ岳が目の前に見える露天風呂は中規模、オーソドックスな岩石積みである。
信州の温泉施設が嬉しいのは、北、中央・南アルプスのいずれかの秀峰を遠く、近く眺められることで、こればかりは他地域では期待できない魅力だ。湯は重曹線、PH8強の弱アルカリ性でほんの少しばかりヌメリ感がある。
阿寺温泉 (長野県)
長野県の温泉