データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
住 所 |
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢930 |
電 話 |
025−784−2246 |
交通機関 |
関越自動車道湯沢ICから約10分
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施 設(日帰り) |
休憩所、駐車場(10台程度) |
宿 泊 |
不可 |
泉 質 |
単純硫黄泉 源泉温度43.4℃ pH9.6 390リットル/分 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
6時〜22時 |
定休日 |
毎週火曜日 |
入浴料金 |
大人400円 小人200円(4歳以上小学生以下) |
入浴施設 |
内湯男女各1 |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット |
スキー、トレッキング・ハイキング、湯沢温泉ロープウェー・湯沢高原高山植物園「アルプの里」 |
お土産・食事 |
温泉街で。 |
近くの温泉 |
貝掛温泉、六日町温泉、大沢山温泉 |
湯沢町HP
観光協会HP
湯沢温泉HP
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http://www.town.yuzawa.niigata.jp/
http://www.e-yuzawa.gr.jp/
http://www.yuzawaonsen.gr.jp/ |
雑記帳 |
2004年10月の新潟県中越地震で、越後湯沢温泉は大きな被害が無かったものの、キャンセルが相次ぎ、その後も客が激減した。
女将さんたちが立ち上がって、東京でキャンペーンを行ったり、激安ツアーを企画して客を呼び寄せるなど大変な苦労をした。 |
前日宿泊した貝掛温泉から湯沢に向う途中の国道17号線(三国街道)風景。
群馬県から国道17号線(三国街道)を北に進み、三国峠(1,100m)を越えると新潟県に入る。
戦国時代、上杉謙信は関東平定のために、越後と関東を隔てるこの峠を14回も越えたという。
三国峠から北へ25km、さらに3つの峠を越えると湯沢に入る。
湯沢は江戸時代に入ると、越後と江戸を結ぶ三国街道の宿場町として栄え、越後の米・塩・麻・鮭といった産物や佐渡の金の輸送路としても使われるようになった。
現在の湯沢町は、新潟県の最南端に位置し、冬季には3m以上の積雪がある豪雪地帯で、18ヶ所ものスキー場がある。そのうえに、新潟県を代表する温泉地でもある。
上越新幹線・関越自動車道が開通して以来、首都圏からの距離が一気に短縮され、今や年間700万人が訪れるリゾート地となっている。
「雪国の宿 高半」
構想から発表まで30年かけた「雪国」。川端康成はここに滞在して執筆した。その部屋は当時のままで保存されている。
明治初期には3軒の木賃宿があっただけの越後湯沢温泉は、昭和6年に上越線が開通、翌年に温泉を掘り当ててから発展していった。
湯沢温泉の名を全国的に知らしめたのは、ノーベル賞作家の川端康成が、昭和10年に発表した「雪国」だ。
前日宿泊した貝掛温泉から国道17号線を北に進むと、前方に盆地が開け、山麓にバブルの名残の巨大なリゾートマンションが見えてきた。
一時と比べたら比較にならない低価格で売りに出されている、という報道を見た記憶がある。
旅館は和洋・大小さまざまなタイプが15軒、越後湯沢駅の西側を中心に点在している。
この他に民宿が70軒以上もあるが、これは周辺に18ヶ所のスキー場があるためと思われる。
温泉街には、町営(財団法人湯沢町都市施設公社)の共同浴場が5軒(山の湯・駒子の湯・岩の湯・街道の湯・宿場の湯)あり、温泉好きはこれらを巡る楽しみもある。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。 夜の底 が白くなった。」の有名な書き出しで始まる川端康成の代表作「雪国」。
島村、駒子の恋を、抒情的に描きだした物語の舞台が湯沢町だ。
施設名 : 湯元共同浴場山の湯 (入浴日:2006.6.12)
山の湯は、多くの旅館が建ち並ぶJR越後湯沢駅から北側へ少し離れた湯元地区の小高い場所にあり、すぐ近くには川端康成が雪国を執筆した旅館・高半が建っている。
元文学青年としては文学散歩の気持ちで、また、この記事の構成を考えて、高半の様子を見に行った。しかし、予想に反して大きく近代的な建物に変身していて、折から団体客がバスに乗車しているところだった。
山の湯はその名の通り山小屋風、木造2階建ての建物で、入り口手前に10台程度の駐車場がある。
館内は、飾り気の無い素朴な造りで、典型的な共同浴場の雰囲気そのもの。
入浴料400円を支払って入った浴室はこれまた簡素なタイル張り、湯船は2mx2.5程度、4〜5人が入れるほどの大きさだった。
風呂には、透明で柔らかな感触の単純硫黄泉が、加温・加水無しの掛け流しで注がれていた。
二方から外光が入るので明るい浴室。
泉質は単純硫黄泉の表示があったので、僅かに硫黄の臭いがするのだろうか、鼻が悪いので分からなかった。
ロッジ風の山の湯
300円から400円に値上げされたのを機にだろうか、公衆浴場にしては珍しくシャンプー・ボデイソープが置かれていた。
シンプルだか清潔感のある浴室。湯が縁から流れ出ていた。
受付
簡単な脱衣棚