住 所 山梨市矢坪1669−18
電 話 0553−23−2001
交通機関 中央自動車道勝沼ICから国道20号線他で約7km
JR中央本線山梨駅からタクシーで約8分
施 設 食事処、休憩棟(野外・吹き抜け)、売店、駐車場280台
泉 質 アルカリ性単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 日の出前30分前から22時 (最終受付21時30分)・・・下記HPに詳細記述
定休日 無休
入浴料金 大人500円 小人400円(赤ちゃんから小学生まで)
入浴施設 内湯男女各2、露天風呂男女各2 (こっちの湯・あっちの湯合計)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット ・地元:笛吹川フルーツセンター、苺・桃・ブドウ狩り、桃開花鑑賞、西沢渓谷・ハイキング
・近郊:昇仙峡・富士五湖・清里
お土産・食事 施設内で軽食 季節の桃・ブドウ・いちご・サクランボなどを周辺で。
近くの温泉 石和温泉・塩山温泉・笛吹川温泉・一宮温泉・岩下温泉・御坂温泉・ももの里温泉・山宮温泉など多数(日帰り施設多し)
山梨市HP
ほったらかし温泉HP
こっちの湯HP
あっちの湯
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/
http://www.hottarakashi.com/
http://www.navi-city.com/yu/yu1.html
http://www.navi-city.com/yu/yu2.html
雑記帳 一宮は日本一の桃の生産地・勝沼は日本一のブドウの生産地。気候によって出荷時期が少し前後するので、インターネットで事前に情報を入手、又は知り合いの直売所(国道20号線バイパス沿線)を一軒作って、タイミングよく、桃・ブドウ狩り、あるいは土産として買い求めたい。値段はそう割安にはなっているようには思えないが、スーパーなどで見かけない大粒・大きな房のブドウや鮮度のいい桃を買い求めることができる。
施設名:ほったらかし温泉あっちの湯 (入浴日:2005.5.25 )
温泉名 : ほったらかし温泉
所在地 : 山梨市
関東に住む人でも県庁所在地の甲府市は知っていても、県名と同じ名前の山梨市の存在を知らぬ人がけっこう多い。
2005年3月、近隣の町村と合併して市域を広げた山梨市は、JR中央線・中央自道車道・国道20号線を通じて首都圏から100kmの地域圏にある。

市域の標高差が300m〜2000m、面積の80%を森林が占め、北部の甲斐甲武ヶ岳に代表される秩父山系や西沢渓谷などは、秩父多摩甲斐国立公園の区域内にある。

山梨県と言えば、ブドウや桃などの産地であるが、同市にもワインメーカーが数多くあり、
市営の笛吹川フルーツ公園では一年を通じて、さまざまの果実が生産されている。

東京の実家往復の際には中央道を利用するが、果物の季節には、国道勝沼ICまたは一宮長御坂ICから国道20号線に降りて、沿線上のブドウ(勝沼)や桃(一宮)を買うのを楽しみにしている。
全国の珍妙・奇妙な温泉名をリストアップしてランクをつけたら、ここはベスト3に入るかもしれない。温泉の許認可を行う都道府県のお役人がどんな顔をして、この温泉名を受け付けたか想像するだけで面白い。

ここは、富士山を遠望し、甲府盆地を見下ろす眺望と夜景が素晴らしい海抜700の高台に位置している。
中央自動車道・国道20号線の北側を走る国道140号線上から「笛吹川フルーツ公園」に向かって急勾配の坂道を上がり、公園を通り抜け、富士屋ホテルの脇を通り過ぎて1kmほど登りつめた場所にある。

温泉名・施設名ともこの名前だが、2ヶ所ある風呂は、それぞれ独立していて、別料金で入浴する。その名称もユニークで、平成11年7月にオープンした施設が「こっちの湯」、平成15年2月にオープンした方が「あっちの湯」の名前が付けられている。
温泉仲間のARさんと、たまたま東京滞在がぶつかって、山梨方面をドライブすることになった。
道中、話題の「ほったらかし温泉」に立ち寄り、昼食には、甲州名物の「ほうとう」を食した。
その後、大月JCTで分岐するもう一方の中央自動車に乗り、東富士五湖道路経由で山中湖近くの忍野八海を観光した。
山梨の郷土料理「ほうとう」は、カボチャ、じゃが芋、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけ等に平打ちの生麺を煮込み、味噌で味付けをした麺類
富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水槽という溶岩の間で、約80年の歳月をかけてろ過された澄みきった水が8つの池に湧き出る。
ほったらかし温泉・あっちの湯 (山梨県)
桃とブドウの直売所 富玉園(勝沼バイパス)
0553−47−2626 
笛吹川フルーツパークに向かって進む。
バラック小屋のような建物
客も勝手に持ち込みで食事
「女眺望トイレ 男普通トイレ」の笑える手書き看板
坂道を上り詰めた、行き止まりの一角を切り開いた敷地はまるで荒野。そこに急造、安普請の小屋が立ち並んでいる。一番立派なのが、吹き抜けの大きな休憩所で、ここでは持ち込み自由で飲食ができる。
上記の通り、ほったらかし温泉には「こっちの湯」と「あっちの湯」の2つの風呂があり、入浴料金500円はそれぞれに支払う。
入浴したのは、「あっちの湯」。こっちの湯の2倍の大きさと言うが、こちらには入浴していないので自身で比較はできない。

あっちの湯は正面向かって左側、素っ気無い倉庫のような上屋に中型の内湯がある。そこから露天に出ると誰もが息を呑む。
海抜700m、眼下に甲府盆地、右手後方に富士山(当日は見えず)、左手に大菩薩峠、今まで入浴した露天風呂の中で群を抜く眺望だ。その開放感は実際にここに来て見ないと分からないだろう。
春には、これに濃いピンク色の桃の花が加わる。また、夜は「星空が天井」という謳い文句も、頷けるロケーションだ。

風呂がまた背景の景観に負けないスケールだ。
手前に湯船の縁が木製、10x3m位の大きな長方形の露天風呂。ここに入浴すると、別に立たなくても景観が眼前に広がる。
そこから3mほど下った場所に、これまた大きな岩風呂が広がる。
近くの石に座って火照った体に涼風を当てながら、あらためて前方の眺望を楽しむ。

温泉は、毎分約300リットル、透明なアルカリ性の単純温泉、肌に優しい感触だ。
ガイドブックにもここのホームページにも、加温した温泉の掛け流しと記述されているが、週末のような混雑時には、衛生上循環殺菌しているようだ。
入浴時間は「夜明け30分前〜22時(最終受付21時30分)となっているが、一番早い時期は5時30分からオープンする。

データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
ほうとう
忍野八海
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