住 所 |
那須塩原市塩原(以下の番地不明) |
電 話 |
0287−32−2512(観光協会) |
交通機関 |
東北自動車道西那須野塩原ICから国道400号線等で約16m
東北新幹線那須塩原駅から塩原温泉行バスで約40分福渡温泉下車
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施 設(日帰り) |
無し |
宿 泊 |
不可 |
泉 質 |
ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(複数の記述があり、間違っているかも知れない)
(私が入浴した湯船は白濁しており、上記の泉質かどうか不明) |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
午前6時〜午後9時 |
定休日 |
無休(清掃日を除く) |
入浴料金 |
200円 |
入浴施設 |
混浴露天風呂1 |
浴室備品 |
なにも無し |
観光スポット |
もみじ谷大吊橋、回顧の吊橋、稚児ヶ淵、千本松牧場、回顧の滝、龍化の滝、秋の日塩もみじライン、那須高原、日光江戸村 日光猿軍団、日光 |
お土産・食事 |
塩原温泉郷の何れかの温泉街で。 |
近くの温泉 |
塩原11湯、鬼怒川温泉、那須温泉郷、川治温泉、湯西川温泉、奥鬼怒温泉郷、那須温泉郷 |
那須塩原市HP
観光協会HP
旅館組合HP |
http://www.city.nasushiobara.lg.jp/
http://www4.ocn.ne.jp/~siobara/kankou.htm
http://www.siobara.or.jp/ |
雑記帳 |
信州・仙仁(せに)温泉に「花仙庵仙仁温泉岩の湯」という旅館がある。同じ岩の湯だが、こちらは日本秘湯を守る会の会員旅館にもかかわらず宿泊は3万円出さないと泊まれない。
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データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
施設名 : 岩の湯 (入浴日:2006.4.3)
2005年1月1日付けで黒磯市・西那須野町・塩原町が合併して那須塩原市が誕生した。
市は広大な那須野が原の北西一帯を占め、東京から150km圏の距離にある。
旧塩原町の西側、塩原地区は那須火山帯の山岳地帯で、塩原温泉郷はここに位置している。
町の中央を西から東に向かって箒川が流れ、多数の滝や渓谷が塩原温泉郷の素晴らしい景勝をつくっている。
温泉郷は1000m級の山々に囲まれ、標高500m以上の高冷渓谷地帯にあるため、秋の紅葉は特に見事だ。
日光方面から鬼怒川を経由する「日塩もみじライン」沿いは、様々な種類のもみじの大木が生い茂っている。
日塩もみじラインから男体山などの日光連山を望む
2006年に開湯1,200年を迎える塩原温泉郷は、渓谷美を誇る箒川に沿って(2ヶ所のみ例外)多数の温泉が点在し、これを「塩原11湯」と呼ぶ。
大網・福渡・塩釜・塩の湯・畑下・門前・古町・中塩原・上塩原・新湯・元湯の11湯である。
塩原温泉郷は宿泊施設が70軒ほど、年間120万人が訪れる大温泉地だが、11ヶ所に分散、かつ山腹の限られた土地に建つ小規模の旅館が多いため、むしろ秘湯の雰囲気すら漂わせている
東北自動車道西那須塩原ICから国道400号縁に乗って西へ16km、最初に現れる大網温泉を通り過ぎてすぐに、旅館・ホテルが10軒に満たない福渡温泉に至る。
福渡温泉は、塩原11湯の中でも一番の渓谷美を誇る所で、天狗岩・七ツ岩・野立岩などの奇勝がある。
また、福渡温泉には塩原温泉郷のシンボルともなっている2つの共同露天風呂(岩の湯・不動の湯)があり、温泉好きにはたまらない野趣たっぷりの風呂で入浴が楽しめる。
箒川沿いの福渡温泉。
塩原11湯の中でも一番の渓谷美を誇る福渡温泉には、塩原温泉郷を代表する野趣豊かな共同浴場の露天風呂が2つある。「岩の湯」と「不動の湯」だ。
温泉街の少し先にある公共駐車場に車を停めて、旅館の横を箒川に向かうと、整備されたプロムナードに出る。
そこから対岸に岩の湯が見える。
箒川を跨ぐ頑丈な吊り橋をを渡りきった右手が岩の湯。
さらに左手に進めば不動の湯だ。
脱衣を隠す木造の塀の向こうに2つの湯船がある。
湯船は急峻な崖の真下にあり、目の前が箒川だ。
手前の方は中年の夫婦が入浴中だったため奥の湯船に向かう。
板塀も途切れているので、旅館の目の前、むき出しの岩の上で衣服を脱いで湯に浸かる。
岩壁の間の湯口から温泉が流れ出ている。
湯はやや熱めで青味がかった白濁、なめらなな湯だった。
岩壁の真下のワイルドな露天風呂。手前の金属の筒に200円を入れる。
箒川を跨ぐ吊り橋で対岸に向かう。
入浴した奥の方の湯船。
他の方の記事を見ると、遠慮した手前の湯船の底から温泉が湧き出ていて、色が透明、という記述があった。
そうであれば、2つの異なった源泉ということになるが、定かではない。
また、足元湧出湯を逃したことになるが。それは後日に分かったこと。
いままでで最高の野趣たっぷりの湯に浸かれたことで十分満足した。