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所在地 : 日光市川治温泉 
温泉名 : 川治(かわじ)温泉 
施設名 : 薬師の湯  (入浴日:2006.10.3)
川治温泉 薬師の湯 (栃木県)
住 所 日光市川治温泉川治227 (旧塩谷郡藤原町川治227)
電 話 0288−78−0229
交通機関 日光宇都宮道路今市ICから国道121号線で約20km
野岩鉄道会津鬼怒川線川治湯元駅下車徒歩10分
施 設 休憩所(有料)、駐車場(30台)
宿 泊 無し
泉 質 単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10時〜21時
定休日 無休(但し12月〜4月は金曜日)
入浴料金 大人300円 小人150円
入浴施設 露天風呂男女各1 混浴露天風呂1
浴室備品 シャンプー類、ロッカーなどは無い
観光スポット 竜王峡(奇岩の渓谷)、鬼怒川ライン下り、日光(東照宮・中禅寺湖等)、日光江戸村、日光猿軍団
お土産・食事 土産・食事は温泉街、国道121号線沿いで
近くの温泉 鬼怒川温泉、塩原温泉郷(塩原11湯)湯西川温泉、奥鬼怒温泉郷、川俣温泉、板室温泉、那須温泉郷、奥日光湯元温泉
日光市HP
観光協会HP
旅館組合HP

http://www.city.nikko.lg.jp/
http://www.kinugawa-kawaji.com/
http://www.kawaji.gr.jp/

雑記帳 東京の実家から奈良に帰る途中、方向が全く福島・栃木の温泉で2泊した。
当初は群馬又は長野でもう一泊する予定だったが、旅館の食事にも飽き、里心もついてので、前日宿泊した女夫淵温泉から直接奈良に戻った。
走行距離が700kmを超え、久しぶりの長距離走行となった。まだまだ行けるぞ(自信回復)。
栃木県を代表するというよりも、関東有数の大温泉地・鬼怒川と地味な川治の2つの温泉を持つ塩谷郡藤原町は、2006年3月、今市市・日光市・藤原町・足尾町等とともに合併して(新)日光市が誕生した。

(新)日光市は、県の北西部に位置し、北は福島県・西は群馬県に接している。日光火山群と鬼怒川上流域等に広がる区域の総面積は県の4分の1を占め、山間部は日光国立公園に指定されている。
地形は、標高200m程度の市街地から2,000mを超す山岳地域まで大きな起伏があり、四季を通じて変化に富んだ観光を可能にしている。

日光市は、世界遺産の日光東照宮等の世界遺産、中禅寺湖、華厳の滝・竜頭の滝を始めとする滝、数多くの峡谷、戦場ヶ原・霧降高原などの高原、又、温泉としては鬼怒川・塩原・湯西川・奥鬼怒温泉郷等を有する一大観光都市となった。

(左は華厳の滝。高さでは那智の滝よりわずかに短いが、中善寺湖から流れ落ちる水量の多さには圧倒される。)
享保3年(1718年)、男鹿川の氾濫の際に発見されたという川治温泉は、川沿いに比較的大型の旅館が十数軒建ち並び、国道121号線沿いに温泉街が形成されているが、すぐそばにあり関東でも有数の規模を誇る鬼怒川温泉と比べるとはるかに小さい。
栃木県生まれの私には馴染みがある温泉地だが、全国的な知名度は低いと思われる。


川治の名の由来は、会津西街道(現在の国道121号線)とは別に川に沿った脇道があって、それを川路と呼んでいたが、後に川治に変化したそうだ。

周辺は自然に恵まれ、龍王峡は3kmも続く峡谷で、エリアによって白龍渓・青滝渓・紫龍ヶ淵と名付けられている。また、男鹿川を堰きとめて造られた人口湖の五十里湖(いかりこ)が美しい姿を見せている。
男鹿川渓流沿いの温泉街
薬師の湯へは、国道121号線から川治湯元駅方面への細い道を進み、テニスコートの奥にある専用の駐車場に車を停めて向かう。

温泉街に宿泊した場合は、一柳閣本館と夢けむりの里柏屋の間の路地を進み、男鹿川を跨ぐ狭い薬師橋を渡った所にある。
風呂は男女別になっているが50mほど離れていて、その中間に入浴料金を支払う小屋がある。

「男子露天風呂・混浴露天風呂」方面の標識に従って進むと、薬師橋の下に2つの風呂があった。
1つは屋根のついた露天風呂、もう一つは洞窟風の半露天風呂で、前には透明な仕切りが立っていて、風呂の脇に脱衣場があるので、
おそらく後者が混浴なのだろう。
しかし、狭い男鹿川の対岸に建ち並旅館からも、右手の薬師橋からも入浴が丸見えであることには違いない。

温泉は透明度が高くサラサラした単純泉、ガイドブックでは掛け流しとあったが、縁から湯が流れ出る状態にはなってなかった。

薬師橋の上からの男子・混浴風呂
目の前には旅館が並ぶ
洞窟風の混浴(多分)風呂
男性用(多分)の露天風呂、目の前が男鹿川