天和山と滝山の尾根は、大峰山系の主稜から西方に伸びる支稜上にあり、八経ヶ岳や弥山、釈迦ヶ岳といった大峰山系の最も高い山々が屏風の様に見渡せる展望の山として知られている。天和山は麓から望む場所は少ないが、滝山は天川村栃尾から天の川下流方向に見える山で、存在感がある。
滝山 天和山
(標高1140m) (標高1284m)
登山日 平成17年11月23日(祝) 快晴
上栃尾バス停から見る滝山
西方の高見山に似た綺麗な三角形の山は唐笠山か。東方には稲村ヶ岳、栃尾山、弥山、七面山、釈迦ヶ岳も望める。三角点に腰をおろし弁当を広げる。30分程のんびり時間を過ごしたあと、天和山へ行くため来た道を戻る。
和田郵便局 (建物の向こう側に和田発電所へ渡る橋がある
登山口の和田発電所
登山口は和田発電所に架かる橋を渡ってすぐ右側にあり、しばらく人口林の作業道を登る。登山道沿いに高圧線の鉄塔が何本も建っており、6本目の鉄塔はこれから辿る天和山への尾根上に見える。
植林帯の登りが続く
背後は高城山・天狗倉山の稜線
中腹から望む天和山 (中央奥のピ−ク)
急登に近い登り一辺倒の登山道を登り切るとコブ状の尾根に着く。滝山・天和山の分岐点があり左に天和山、右は滝山に続いている。地図で確認すると登山道は点線で、ブッシュと記されている。5分ほど休憩して先に未だ登っていない滝山へ向かう。少し行った所のピークを越えると下りになり右側にネットフェンスが張られた明るい尾根に出る。前方に滝山がどっしりと構えている。予想より歩き易いコースで眺めも良い。3日前に歩いた高城山や天狗倉山の山並みがパノラマで見える。鞍部まで下り急登すると滝山に着いた。
滝山へはネットフェンス沿いを下り登り返す
滝山山頂
分岐点まで戻り東方へ明るい尾根を歩く。下から見えた6本目の高圧線の鉄塔を過ぎ目の前のピークを目指す。天和山山頂は双耳峰のようになっていて、奥のピークに三角点が埋まっている。登山口から4時間半が経ち、疲れが出てきたところだった。山頂から少し越えた所からは大峰山系主峰が大きく間近に眺められる。山容は違うが、槍・穂高連峰を蝶ヶ岳から見る大峰バージョンと言ったところか。
滝山山頂から大峰山系を望む (左端は稲村ヶ岳、右側に弥山・八経ヶ岳)
陽が西に大きく傾き、木々やススキが黄色い陽光に包まれてきた。秋の陽は釣べ落し、穏やかな日和の中、最高の眺めを目に焼け付け、早足で帰路に着いた。
天和山への明るい尾根道
天和山山頂(奥に見えるのは稲村ヶ岳)
天和山から望む大峰山系主峰 (中央部が近畿最高峰の八経ヶ岳)
行 程
和田発電所(9:58)⇒滝山・天和山分岐(11:30)⇒滝山(12:27〜13:00)⇒
⇒滝山・天和山分岐(13:54)⇒天和山(14:32〜15:01)⇒
⇒滝山・天和山分岐(15:30)⇒和田発電所(16:35着)