
千ヶ峰(標高1005.2m)
登山日 平成18年11月12日(日)
千ヶ峰は兵庫県の中央部にある1005.2メートルの山で東播州の最高峰、付近に数多くの峰があるところからこの名づけられたと言われている。
山頂からの展望はすこぶる良く、天気の良い日には兵庫県最高峰の氷ノ山や笠形山、播磨灘、大江山などが望める。
登山コースは三谷コース、市原コース、岩座神コースの3つのルートがあるが、今回は山の会の11月例会で参加者は51名の団体登
山で、直登の三谷コースを登って稜線歩きの市原コースを下る。
西脇市から加美町に入り、りんご狩りは終了しましたとの看板が架けられた農林業公園「ハーモニー・パーク」の横を大型バスが幅いっぱい林道を縫うようにして三谷登山口に着く。
あいにく天候が不安定で時雨もよう。登山口には案内板が立てらており、渓谷沿いの登山道に入る。杉の植林帯を10分ほど登ると雄滝・雌滝に着く。雄滝は高さ10m位のこじんまりした滝で、雌滝はナメ滝である。
紅葉は1週間ほど早かったが、最盛期は素晴らしい景色になることだろう。しばらく渓谷沿いを登るが、途中に小さい滝が幾つも見られる。
やがて、沢から離れて、桧の植林帯を登る。直登のコースが続き、順調に高度を上げて行く。ナラや馬酔木などの自然林に変わり、明るい尾根で振り返ると、紅葉した山肌と麓の里が見える。
直登ルートはなおも続くが、山頂一帯はガスに覆われている。雲の中に入り、展望の良い所を登っていると感じるが麓の風景は全く見えなくなった。時折、雲の合間にわずかな青空が顔を出すが、風は冷たく、アラレが降りだした。やがて目の前にピークが現れ、最後の急登を登ると楕円形した台地状の山頂に辿り着いた。

笠形山はあいにくガスの中で確認できないが、北方はガスは無く晴れている。頂上に千ヶ峰から笠形山までの縦走路の案内の地図がある。山頂を境に北風と南の空気がぶつかり合いをして、尾根でガスが発生している。北風はかなり冷たく、汗で濡れた体が急に冷えてくる。休憩もそこそこに市原コースを下る。
山頂から少し下った所で昼食タイムにするが、幸いガスが急に晴れてきて、麓の里や周囲の峰々、南方はるか遠くに瀬戸内海が見え出した。振り返った千ヶ峰の姿は三角錐で実に良い形をしている。こちらの市原コースの方が展望が利き、稜線歩きの気持ちの良い登山になりそうだ。
市原峠に下り立ちここから林道歩きとなる。林道周辺は今が紅葉の盛りである。大型バスが入れないので、下の駐車場まで1時間20分ほど歩く。バスに乗り込み、車窓から千ヶ峰を眺めながら約20分ほど走った所にある「さんなん薬草の湯」に立ち寄り、汗と疲れをさっぱり流して帰路についた。

行 程
三谷登山口(午前10:03) ⇒ 雄滝・雌滝(10:15) ⇒ 千ヶ峰山頂(11:35〜11:41) ⇒
<昼食> ⇒市原峠(12:53) ⇒ <林道歩き> ⇒ 駐車場(14:20着)
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