
倶留尊山(標高1,038m)
平成19年3月4日(晴れ)
倶留尊(くろそ)山がある曽爾高原はススキの高原として観光化され、その一帯は、独特の火山地形を形成している。特に曽爾三山と言われている鎧岳、兜岳、屏風岩が有名で、倶留尊山はこの一帯の最高峰。山頂からの展望が良く且つ比較的楽に登れる山として人気がある。

曽爾高原駐車場に車を置き、お亀池手前の分岐を亀山へのコースを登る。亀山の稜線までは植林帯の中を歩くが、階段が現われると程なく亀山の稜線に飛び出す。左手は曽爾高原の大パノラマ.。
高原越しに屏風岩から住塚山・国見山・兜岳・鎧岳の山並みが連なり、振り返れば古光山が望める。
展望を楽しみながらの階段を登りきると亀山(標高851m)に着く。
眼下に一面ススキの曽爾高原とお亀池が見え、高原の奥には赤い屋根の国立少年自然の家が建っている。
登山道は、亀山峠、二本ボソへと稜線上に続いている。前方から国立少年自然の家で研修を受けている子供たちが大勢こちらに歩いて来た。すれ違う時に尋ねると京都府の木津辺りの小学生とのこと。
亀山峠を越え、二本ボソへ登って行く。二本ボソへの道はガレ場で三重県側は植林帯。どっしりとした大洞山や端正な尼ヶ岳、のどかな美杉村の風景が広がっている。

やがて灌木帯に入り、少し進むと小さな小屋の前に着く。小屋は閉められていたが、入山料(500円)を入れる投函箱が設置されている。
小屋を通り過ぎると二本ボソの山頂(標高980m)である。二本ボソは木製のベンチが設置された岩場の頂きで、鰯の口の絶壁から見下ろす池の平高原は絶景である。
倶留尊山へは一旦ロープが張られた急な岩道を慎重に下って、ブナやミズナラ、シャクナゲが見られる鞍部へ降り立つ。前方にピラミダスな倶留尊山が聳えている。
しばらく平らな道を進むと、倶留尊山への最後の急登が待っている。ロープが張られている急な登りの途中、右側(三重県側)が絶壁になっていて眼下に池の平高原が広がっている。急な登りで息が上がる。
背後の二本ボソが低く見えるようになると、程なく山頂である。広い山頂には木のベンチが設置され、二等三角点の埋まっている。
南東側の展望が開け、先ほど越えて来た二本ボソ、その後ろに古光山、その向こうに尼ガ岳から大洞山、そして局ガ岳から栗ノ木、修験業山、三峰山、高見山への稜線が延々と連なっている。
下山は、一旦、亀山峠まで戻り、曽爾高原の中央にあるお亀池を周遊した後、曽爾村の温泉施設「お亀の湯」に立ち寄る。広い露天風呂にゆったり浸かり、汗をさっぱり流して帰路に着いた。
行 程
曽爾高原駐車場(9:40)⇒亀山(10:10)⇒二本ボソ(11:05)⇒倶留尊山(11:50〜12:37)⇒亀山峠(13:28)⇒お亀池(13:42)⇒曽爾高原駐車場(13:52)