神福山(792m)から中葛城山(897m)、金剛山(1125m)へ
平成18年8月27日 曇り時々晴れのち雷雨
杉の巨木を通ると葛木神社はすぐ。登りはじめて約3時間で
金剛山最高地点(標高1125m)に着いた。
夫婦杉のある参道を下りると
転法輪寺の境内。大勢の登山者が憩う展望台でようやく昼食タイムに。
空きっ腹によく冷えた缶チューハイが予想以上にまわったのか、脚にきたようなけだるさを伴っての下山となった。
千早峠を過ぎた辺りまで戻って来た時、心配していた午後からの雷雨は予想どおりのお出ましとあいなり候。瞬く間に登山道は川になり、静かだった登山道もどしゃ降りと雷鳴のオンパレード。濡れ鼠になりながら、ようやく金剛トンネル脇に下り立った。暑さのためか、かなり体力を消耗した山行きとなった。
山上ヶ岳へ登る予定で自宅を午前6時30分に出発したが、国道169号の大淀町芦原から正面に見える大峰山系には大きな積乱雲が高い峰々を飲み込むように被さっている。しかもラジオでは、紀伊半島南部の尾鷲市や新宮市で激しい大雨になっていて、今日一日は不安定な天候が続くと言っている。
下市で一旦車を止め、さんざん迷った末に、行き先を未だ登っていない神福山へ変更することにした。登山地図は持っていなかったが、五條市と河内長野市の県境にある金剛トンネルの脇の登り口さえ分かれば、あとは何とかなるだろうと・・・。
金剛トンネル手前(五條側)左側に登り口があったが、トンネルの右側に空き地(車2台駐車可)があり、
その後にも登り口がある。神福山へは右側の登り口の方が近そうなので、ここから登ることにした。
登山道の周囲は杉の植林帯で、急な登り道だが瞬く間に高度を上げていく。程なく従走路のダイアモンドトレールと合流した。
国道310号の金剛トンネル南口に車を置く
ダイヤモンドトレールとの合流点
ここから、東の方向に進めば目指す神福山から金剛山へ辿ることが出来る。ダイアモンドトレールは比較的広い道のイメージを持っていたが、この辺は狭く、昨夕に夕立でもあったのか草木が濡れていて、雫でズボンが瞬く間に濡れてきた。急遽スパッツを着け、桧の植林帯を進む。周囲は薄っすらガスが漂い、朝の木漏れ日がきれいに見える。
金剛トンネル上の合流点から10分ほどで
神福山への分岐に着く。ここから山頂まではほんのわずか。台地上になった山頂には小さな祠が立っているのみで展望はなく、ひっそりとしている。あっけないよど短時間で着いてしまった。しかも、想像していたより特徴のない極普通の山である。
地図がないので、ここから金剛山までどの位時間がかかるか分からないが、コース上のどこかに案内板があるだろうと金剛山へ向かう。
しばらく当地の歴史を紹介する
案内板などがあり、ちょっとした歴史街道を歩いている気分だ。周囲は桧の植林帯の中で薄く暗いが、所々に
木のベンチや道標が据えられている。神福山から10数分で
千早峠に着いた。ここから木の階段が延びている。
しっとりした早朝の登山道に木漏れ日がさす
(神福山手前にて)
神福山分岐(右に登る)
神福山山頂(標高792m)
千早峠(標高784m)
登りきると緩やかな登りコースとなり、やがて南側が開けて、熊笹越しに
五條市の町並みが見渡せる。ピークに立つ案内板を見遣ると
高谷山(標高934.8m)と記されている。山頂と言う雰囲気はない。桧の植林帯に囲まれたコースをしばらく進むと、再び右側が開け出し、蛇行する吉野川と五條市から橋本市の町並みが見渡せる。実によい眺めであるが、遠くに見える筈の大峰山系は厚い雲に被われて見えないのが残念だ。山上ヶ岳へ登っていたら、おそらく今ごろ雨とガスに見舞われていることだろう。
コースは平坦になり、
前方にベンチが見え出した。ベンチの傍の案内板を見遣ると中葛城山とある。全く予期しない山である。山の名前は聞いたことがあったが、ここがその山だとは全く気付かなかった。しかし山の頂きという感じはない。ただのコースの通過点でしかない。そのまま通過する。
中葛城山からの展望 (眼下は五條市、右方は橋本市))
桧に囲まれたなだらかな道
中葛城山(標高937m) 三角点は左側の笹の中
ところが、少し進むと結構急な下りで、木の階段が下方に続いている。下から赤い帽子の登山者(単独)が登ってきた。女性だったが、このコースで今日初めて出会った登山者だ。急な階段(数えると158段)を下りきると、
久留野峠の看板が。峠の周囲を見ていると後方から男性の声が聞えてきた。急登する先ほどの女性を励ましているようだ。今日はゆっくり登ろうと決めていたのだが、いつもの後方に迫る登山者には抜かれたくないという気持ちが湧き出し、休憩も程々に緩やかな登り道を急ぐ。自然と歩調が速まる。しかし声はどんどん近付いてきて、ついに抜かれてしまった。くぅぅ・・・、金剛山ごとき山であっさり抜かれるとは・・・・。金剛山に近付くにつれて登山者も多くみるようになった。久留野峠から約30分で
北宇智ルートの合流点に、そして程なく伏見峠に着いた。ここからは見慣れた風景で、キャンプ場や家族連れで賑わう府民の森ちはや園地を横目に金剛山最高地点の葛木神社を目指す。
久留野峠
いつもより静かな ちはや園地
葛木神社の分岐
金剛山最高地点の葛木神社
夫婦杉のある参道
展望台(白シャツは私ではない)
行 程
金剛トンネル南出口→縦走路合流点→神福山→千早峠→高谷山→中葛城山
(7:43) (7:48) (8:08) (8:34) (9:18) (9:34)
久留野峠→伏見峠→ 葛木神社→ 展 望 台 → 久留野峠→ 金剛トンネル南出口
(9:42) (10:20) (10:45) (10:54〜11:30) (12:35) (14:10着)