唐笠山・行者山
    標高1118m          標高1015m


    平成18年3月5日(日) 快晴

  3ヶ月前に何故か山頂に辿り着けなかった唐笠山へ再度登ろうと、五條市大塔町殿野地区へ車を走らす。天辻峠の手前で路肩に雪が残っており、アイゼンを持ってこなかった事が気になる。車を林道入口に置き、殿野簡易水道施設から第1鉄塔まではこの前と同じルートを登る。第1鉄塔から少し登った所の三叉路を前回は迷った末に右上に登ったが、今日は左方に続く平坦な道を第2鉄塔を目標に進むことにした。第2鉄塔からは上へジグザグにルートが尾根まで続いている。帰り道に数えると28のジグザグだった。
  2〜3日前に雪が降ったようで所々に雪が積もっている。尾根道に合流してそのまま進むとすると、桧林の伐採地に着いた。ルートは手前で左に下るように付いているが、直進の道を進むと右方向に伐採地の斜面を巻くように踏み跡が付いている。
  前回の時には山の斜面が伐採された木々で足場が無いほど散在し、その上に雪がかなり積もっていた。ここからルートが分からず斜面を強引に登ろうと試みたが倒された木々が障害になって登れず、途中で諦めて手前の左に巻くルート(巡視路か)を進んだため、第3鉄塔まで行ってしまったのである。ここから右方に唐笠山へのルートがあるとは全く気付かず、左の支尾根に進んだため唐笠山へ行けなかったのだ。(ルートを確認できてもこの状態では進めなかったと思う)

  しかし桧林が伐採されたお陰で雪を頂いた大峰山系主稜が神々しいまでも、今、目の前に展開している。素晴らしい風景だ。幾重にも重なり合って倒れていた木々もすっかり運び出され3ヶ月前とはまるで別の場所のようだ。
行 程

  殿野地区 ⇒ 簡易水道施設 ⇒ 第1高電圧鉄塔 ⇒ 第2高電圧鉄塔 ⇒ 尾根道合流 ⇒ 
   (10:01)                  (10:24)         (10:46)      (11:05)      

  ⇒ 桧林伐採場   ⇒ 直登分岐⇒  唐笠山山頂 ⇒  行者山山頂 ⇒ 桧林伐採場 ⇒ 
     (11:15)       (11:25)  (11:40〜11:44) (12:30〜13:02))   (13:55)   

   ⇒ 第2高電圧鉄塔 ⇒ 第1高電圧鉄塔 ⇒ 殿野地区
        (14:20)     (14:37〜14:45)   (15:05着)
高野辻ビューポイントから見る唐笠山(中央)
伐採地から望む大峰山脈(左から弥山、八経ヶ岳・神仙平・仏生ヶ岳・釈迦ヶ岳)
木が全て運び出された斜面(登山道が右方向に巻いている)
3ヶ月前の桧の伐採地(木が切られた直後か)
  展望を十二分に堪能し、山の北斜面を巻く。山陰には雪が積もっており、滑らないように慎重に歩く。巻き終わってしばらくすると、右上に登る分岐があり、テープが幾つも巻かれている。唐笠山頂上に登るルートのようでまっすぐ上にルートが伸びている。直登で汗が吹き出てくる。15分ほどで山頂に着いた。小さな山名板と三角点が埋まっているだけで、ひっそりとして展望は殆ど無い。
  下山後、世界遺産の大峯奥駈道が一望できる高野辻ビューポイント(殿野から約5キロ)まで車を走らせた。
  昨秋に天和山や滝山から見た大峰山脈の主峰が労せずしてここからも見られる。駐車場や立派な東屋が設けられ、大峰の展望台として整備されている。大峰山系を手軽に眺めるには最高の場所である。

 今回は、リベンジ唐笠山と雪を被った神々しい大峰山系の大パノラマを得た最高の山行きだった。しかも誰一人出会うことのない、早春の山一人占めの楽しい低山ハイクだった。
  紅葉の時季にまたこの山に来よう。
   ここで昼食にしようと思ったが、一面雪が積もっており、座る気になれない。西方に眼をやると行者山が見える。小1時間で行けそうだ。休憩もそこそこに行者山へ向かう。踏み跡は付いているように思うが雪で分かりにくい。尾根を外さず西方に歩けば道が無くても行者山へ行けるはずだ。唐笠山頂上から斜面を下ると巻き道が付いている。鉄塔の巡視路になっているのか、地図には無い道だ。巻き道は何処へ続いているのか分からないため、尾根を忠実に歩く。      1062mのピークを越えて、楢の樹が多い小ピークの次が行者山の頂上だった。テレビの中継施設が建っており、北側下に天川村塩野の集落が見え、西方下には猿谷ダム湖と大搭小代地区に架かる鉄骨の中原橋が見える。 阪本集落からのルートが、登って来た反対側に付いている。この山頂も誰も居ない。ここで昼食タイム。幸い日当たりが良いためか、雪はほとんど溶けてなくなっていた。
唐笠山頂上
行者山への途中に唐笠山を振り返る
行者山頂上
高野辻ビューポイントにて
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