十三峠への道  後編
はあ〜るば〜る来たぜ〜「函館」ではなっくって、
「十一面観音 六地蔵碑」に、
永禄十一年(1568)

杵築神社参道登り口横にて、
オムスビ形の6+αという
珍しいお姿が目に焼き付いてしまいました。
これを見ずして十三峠には向かうなかれでございます。

観音堂の中には、
インドに向かう玄奘三蔵を砂漠で
助けたとされる木造深沙大将立像(県指定・室町後期作)が、
こりゃ怖いで〜というお姿で。

そしてこの時点では
誰も知るよしは無かったのですが、
この後、わたしは恐怖の世界を味わうことになるのです。
恐怖の世界を味わうことになるのです
鳴石の地蔵屋形

全国一千万の石仏ファンのみなさん今日は!
十三峠への道 後編の始まりでございます。
一週間のご無沙汰でした。

「ミヤマグチの地蔵」との感動の出逢いに別れを告げて、
一路向かうは福貴畑へ。

なんか、あんまり、ほとんど、
歩いていないような道なのがワイルドです。

賢明なるみなさんなら、
お解りになったかと思いますが。
一応は畑道または山道なんでしょうが。

そんなこんなで命からがらようやく福貴畑へ。

そして鳴石の地蔵屋形に到着です。
右から紀年なしの船型地蔵立像
八十八か所石仏(文殊菩薩)
弘法大師像。

ここからしばらく行った道路の三叉路にて、
矢田形の紀年なし船型地蔵立像
現高89a 細身のお姿が田村正和似でしょうか?
圓満寺

ここから一息登ってようやく
「十一面観音 六地蔵碑」へと。

そして杵築神社から歩いて一分弱の所に、
お待ちかねの、
今日のハイライトであります恐怖の瞬間が、
圓満寺で待ち受けてたのです。

きれいな墓地で再整備されたのかなと思い、
あれ〜宝篋印塔が見あたりませんよ〜と〜

まあ、一休みと思い、
どこらしょと腰を下ろした時に、
なにやら物音が、
ふと目を上げると。
なんとそこには信じられない
世界が再現されていたのです。

わたしの目がフリーズしたのは言うまでもありません。
いえいえ体中がフリーズです。

やっぱウィンドウズ98SE/MEより
ウィンドウズ2000/XPの方が
フリーズほとんど無しだよね、
と言うギャグもその時は、
出る余裕も無かったのでございます。

なんと、なんと、なんと〜
目の前にワンコが、
ワンコが、ワンコが、
ワンコが、ワンコが、
ワンコがと。
そうです後から数えたら六匹おりました。
こちらに向かってやって来るではありませんか。

ひぇ〜え〜と叫ぼうとしたんですが、
ちっちゃなワンコでしたから
叫ぶのだけはやめました、ハイ。

そしてしばらくの間は、
ワンコ達と心と心の交流をしたのでございます、
ムツゴロウ先生の世界ですね。

そして名残惜しいでございますが、
ワンコ六人衆とも別れ十三峠へと。
前に戻ります〜   石仏の辻    次へ参ります〜

三峠

こうしてトボトボと十三峠へとむかったのでございます。
十三峠には船型地蔵立像 明和二年(1765)
破損著しい道しるべが 元禄二年(1689)

ここからはしばし大阪方面を望んで、
目指すは旧十三峠道を片福貴へと。

この道が竜田川そして法隆寺への道とか。
この道をまいりますと辻が現れて、
おうと(乙)越の道との分岐点。

以前わたしは生駒スカイライン側から
ここまで歩きましたけど、廃道同然でした。

このおうと越は生駒スカイラインまで、
そして大阪側は立石越の道に接続しているそうです。
今はヤブの中とか。

ここにある自然石道しるべにも、
左 ひらの住吉とありますから、
それなりの交通量もあったかと思います。

ここにはもうひとつ、
石室内船型地蔵立像 明和三年(1766)
見てのとうりのなかなかご立派な石室で、
重厚にてゴージャスと言う言葉が
口から発せられたのでございます。
さらにこの道を下ると、
片福貴の辻に道しるべが。
安政二年(1855)

この道しるべにしたがって行と、
一石一尊十三仏道標が三体祀ってある場所に。

近所のおばちゃんによると、
お兄ちゃんがここに持って来たんよ、とかです、
左右の二体のことかと。

この一石一尊十三仏道標は、
さっきの片福貴の辻より
信貴山奥の院への道沿いに並んでいるそうです、
が〜近年は著しく場所が移動してるようです。

これにてわたしの十三峠への道はおわりですが、
信貴山奥の院はすぐ近くです!たぶん。

みなさんはかならず寄られることをお勧めいたします!

本日のわたしはパスです、
もう何回か行ってますし、
バテましたほんまに、

恐怖のワンコ軍団に取り囲まれましたし、
もう帰って寝るワン。
参考文献

平群谷 平群町石造文化財 平群町教育委員会
関西山越えの古道 中庄谷直著
石室内船型地蔵立像
船型地蔵立像
十一面観音 六地蔵碑
地蔵屋形
船型地蔵立像
片福貴の辻に道しるべ
一石一尊十三仏道標が三体