そういうもんだいなのかな、女性問題って・・?
 図書館から本借りてきました。田嶋陽子「だから男だけに政治をまかせられない」だったかな、なんか面白そうだったので借りてみました。なんか、内容は、「プッ」ってなるくらいの一面的な主義主張を思いっきり書き殴ってる感じでした。

 本当に大学の教授なのか?女性問題、女性差別とか、女性の権限をとかとかゆってるけどさー、それって何ナノサー。なんかコンプレックスのカタマリ状態?平等な社会ってのはなんなのか、女性が強くなりゃ、いいのか。この人の言い分は強い女性でなきゃ、無理な話だ。強いってのは、社会的権力を持てる女性ってことだ。配偶者控除撤廃を叫ぶ彼女ですが、
なんではたらかないといけないのか?働くことがそんなにいいわけ?家庭に入る女性はそんなに、ダメ女なのか??

 基本的に、男女とも人間であることには変わりないんです、でも、男女という二種類があるってことは、その持ってる特徴もすこしずつ違うワケじゃないですか。その違いは「特徴」なわけでしょう?それぞれの性が持っている特徴を互いに尊重しあって、足りないところを補完し合って、で、またそこから次の長所を作っていけるのが、本当に男女平等ってことじゃないかなと思うんですが。

 
「しとやかさ」をどうして排除するのか?
 やまとなでしこをなんでダメというのか?


 イイと思いますよ、日本の文化だし。
 
それを短所的に考えたり吹き込まれることが、ダメなわけで、やまとなでしこが悪いワケじゃないと思う。田嶋さんは、そういうことを一切拒否してません?女も男と同じにならねばならないと言う風に考えているようにしか捉えられなかったです、この本。

 
女が男と同じになってどうするよ?

 それこそ、意味ないやン・・・そーじゃなくて、
「女」性しかもてない特性を尊重してもらえることが平等ってものでは?基本的に「人間」であることは変わりないし。そういうところを尊重しあえてないから、軋轢が生まれてくるんじゃないかなぁ。

 それから、彼女の子供の非行の連鎖の考え方、ひどすぎます。なんですか、コレ・・・まるでそれだけが原因みたいだ・・女性が家庭内に押し込められて暴力を受けているから子供に暴力を振るって・・・だから、女性を外に解放してって。

 解放した結果、放置プレイですか、子供に。
 そういう問題カヨ、とか。

 夫婦の自覚のナサじゃないのか、子供を育てる大変さってのが分からず生んだってことじゃないのか??それこそ、
性差別の問題になぜ置き換えるのか?もっと根本的な、本人の人格の問題を忘れてしまってませんか?

 後、慰安婦問題。
 躍起になるのはイイのですが・・・確かに慰安婦なんてものを作った日本は悪いと思う。反省すべきでしょうね。でもね、私はデスね、まぁ戦争世代でないからかもしれないけど、何で私らが?って思うわけですよ。ハイ。政治的に決着してるわけじゃないですか、で、それなりの補償金を韓国なり中国なりに渡しているわけでしょう?なら、そのお金から補償金をもらえばいいじゃんとか。自国の政府に言えよーみたいな。だって、今彼女たちにお金渡したら、ソレって彼女らなんて、もう、おばーちゃんなんだから、その孫とかに渡るんだよ?意味ねぇ・・・なんか、そういうのがまるわかりじゃない?本当に謝って欲しいのかお金欲しいのか。なんで、その人の孫とか子供のためにウチラの税金が渡るのか?微妙。

 こういうこと考えてはいけないのかもしれないけどさ・・・すごくすごく難しい問題だしね。
だからこそ、「女性差別だ!」としてそれを推進するがために、こういうところを持ち出すのは変だと思う絶対に。女性差別だからとか、女性の権利だとかそういう問題ではないところまで、慰安婦問題ってなってるんだと思うんだけどなぁ・・・

 なんだか、女性女性と躍起になってる彼女を見てるのが、ちょっと辛いというか、井の中の蛙というか、まったく協調性がナイというか。全体性を見てないと言うか。まぁ、学者って、自分の専門分野から見て分析していくのが職業なんだと思うんだけど、それにしては凄い頭硬い。

 
女性問題を考えてくれる人は、「素晴らしい人」、考えてない人は「悪い人」って感じに分類されているのが、かなり、微妙。なんだ、その二分法はwてかんじか。
 理論的にゆってるつもりでも、かなり
感情的
 これじゃあ、あまり共感は得られないよとか。アヤシイ女性統一教会の布教本みたいだv

 ただ、本自体、面白かったです。社民党の内部とかもよくわかったし、いかに政治家って、ダーティで、ルリルリじゃないけど、逝っちゃうよ!(by小田原店長)な、
「バカばっかり・・・」だし、ほんと、碇さんに、人類補完計画練ってくれと言いたくなるような状態ですが。

 昔あった、「くたばれ専業主婦」にも、・・・・でしたが(笑)専業主婦になりたくてなってるヒトはそれでいいやん・・・とか。仕事もせず好きなこと出来ていい身分なのが、うらやましいだけなんだろーお前らーとか思って聞いてました。憎む裏には、羨望嫉妬が潜んでるんだよ。ほんっとーに、どうでもいいなら、関係ないよで済ませるだろ普通。

 
ヘンに理論武装するのが、痛いですねぇ。働く女性は働く女性で輝けばいいし、それは、専業主婦とは違う分野で、専業主婦も輝いていて、確かに輝きの色は違うけれど、それこそ、個性なんだからいいんじゃないでしょうか?
 一生懸命家事して適度に遊んで、子供育ててる人と、若い新入社員イジメたおして媚び売りまくってるババアどもとどっちが、素敵なんでスカね??

 専業主婦の中にも救いようのないヤツはいるが、働いてる女性のなかにも救いようのないババアどもも、いるだろ?

 所詮同じ。
 どっちもどっち。
 
 それくらい、分かってくれ、田嶋陽子。
 そろそろ、自分の理論が腐臭はなっていることを気付いて欲しい・・・そのうえで、もっと今の世の中にあった、女性論を考えていってもらいたいです・・・ええ。

 自分のコンプレックスを正当化して他人を攻撃対象にするのは、確かに自分は優位に立っててすごくキモチイイかも知れないけれど、よくみると、激しく惨めにしか見えないということは、分かって欲しいですね・・・て思う、
依存しまくりの、多分一番攻撃を受けるトコにいる私からの、ささやかな抵抗でした・・・死