ハウル、かっこいいけどヘタレ・・そういうのは激萌えwなんだけどなぁ・・・感想(笑)

 友人と一緒にハウルを見てきました。ハウルに関して
私の周囲の前評判は結構バラバラでした。りあちゃんは「30点」と辛口で、色々文句ゆってましたが、一方で別の友人は(彼女はキムタクファンなんですが)「かなりよかったよー」と誉めていたし、「メッセージ性があまりにもなくて何だかな」って感じだという人もあれば「ファンタジーってかんじで良かった」っていう人もあるし。
 多分見る人によって変わって来るんだろうなと思ったこの映画。

 さて私の方も一応感想を書いて置かねばwみたいな感じですが。

 はっきりいって
あまり期待していなかったこの映画。で、見終わってから・・・「・・・え?」みたいな箇所がかなりありましたがまぁ総じて「悪くはなかった」というハナワなみの中途半端さでした・・・(笑)色々つっこみたいことが多々あって倍賞さんの歌が聞こえてきたときにはどわぁぁぁぁーっと流れ込んできてしまったというか・・そんな感じでしたね。

 ていうか、とにかく
「ええええ!?」みたいな感じ?いや、解決してないことがいっぱいあるやろ!とか、結局何だったんだ!?っていうか・・・まぁコレ、なんていうんですかー「千と千尋」式で言うんだったら「そんな細かいことははっきりいって主人公には関係ないから詳細を明らかにする必要はないんです」ってことになるのかもしれないが、それは一度しか使ってはならない手ですよwみたいな。そんなこと言い続けたら何でもありな世界になっちまうw


 まずはソフィがハウルに恋しているところ、ココは分かるんだけど
・・・ハウルがさーハウルがさー・・何で?みたいな。ハウルはソフィのことを見破っていたんだよね。で掃除婦になってやってきて全部を分かって受け入れたっていうことですよね。うん、それは分かるけどね。結局荒れ地の魔女は何でソフィに魔法を掛けたんだ?とかハウルの心臓ってどんな意味があるんだ?とか、・・・まぁ「別に知らなくてもイイ」っていわれりゃぁそれまでなんだけどね。
 ついでに戦争という状況も
・・最後に戦争を終わらせちゃいましょうってことになっているからメッセージ性がないわけではないだろうけど、なんか中途半端ですよねーうーん・・・

 ハウルの性格設定に関しては、
あのナルシストっぷりは「心がない」からナルになったのか?「かっこよくなきゃだめだ」っていうところは一体どういう真性から出てきたんだ、ハウル!!!
 それにしても
フロから慌てて出てきたところ、友人が「眼がー眼がー!!」のナスカとかぶるってゆってましたが、まさにwあの尻はサービスカットなのか?声がキムタクだとおもうと萌えるものも萌えなくなりましたが。
 そんでもってですね、ソフィ。
劇的ビフォアアフターですが、見た目以上に性格正反対になってますwこれほど人は変われるのかとか、これほどさっさと前向きになれるのかとか。まぁまさに宮崎アニメのなせる技なんだろう。ヒロインはいつも純粋v
 で、
呪いはどうやって解けたんだ・・・?溶けたのか?多分、カルシュファーを解き放ってあげたから一応カルシュファーが解いてくれたのか?とかどうやれば溶けたのかとか、そもそもだね、カルシュファーとハウルの出逢いですが。あのチビハウルのところですね、あのとき一体何が起きたんですか・・!?多分あれが悪魔の契約をしてしまって心が奪われたってヤツだと思うんだけど、・・・悪魔って・・・カルシュファーですか?あいつに心を奪われたの?で、カルシュファーと契約・・???カルシュファーとハウルの関係がいまいちわからんのだが・・うむむ・・・
 で最後は円満解決。ハッピーエンドw
 何がなんだか分からないがとにかく必死でファンタジックにしようという努力だけはよくわかる映画でしたね。

 それからキャストについて。
 
倍賞にこだわるのはどうしてだ!?と小一時間。19さいのときも、若くないよ、声!可愛くないよぅぅ!!だってあんなに可愛いソフィがいっぱい出て来るんだったらさー可愛い声がよかったな・・・島本須美さんだったらかなり萌えたのにーー!!私、髪の毛切られたソフィすごい好みなんですよね!声が島本さんだったら・・ナウシカだったら!!!!百倍萌えたのに・・・
 そしたら
ソフィ総受けで萌え萌えなのにぃぃ!!カカシxソフィ、チビxソフィ、カルシュファー×ソフィで、で、ハウルxソフィ。私、チビっこがイイ感じだと思うんですが。さっさと魔法使ってでかくなってぜひソフィをハウルと取り合って下さいv王子もぜひ。やっぱ女の子がみんなから愛されるのをみるのはたまらなく好きッスv総受け大好きですからw(でも漫画家まりなシリーズとか星子さんシリーズとかのは嫌だ。アレはおなごの性格がキライだし、なによりビジュアルが好みではない←オイ)
 でもカカシ、王子って・・王子って・・・・・・・・



 ハウルにかんしては、もう
お見事!ってなくらいの一本調子!最高です。ヘタとかそういうの通り越して、「さすが!」ってしか。よくコレでオッケーしたな、っていう宮崎駿にも拍手です。ひでぇーーー!!!(笑)サンを越えるひどさはないだろうと思っていたが、・・・越えるまでは行かずとも同じレベルが!!抑揚なく一本調子なのは心がないからですか?演技ですか・・・??キムタク・・・キムタクなぁ・・・・・・・うーん・・・

 とまぁ色々不満をぶつけてしまいましたが、面白かったですよ。純粋にエンタメって思えば。メッセージ重すぎて後味悪いってこともないし、つまり「最後に絶対愛は勝つ〜」ということでしょうか、この映画。無駄に詰め込もうとしてブッ潰れてる種デスに比べたらずっと潔いです。ソフィがとにかく可愛かったですねv
 二度見たい!っては思わないけど、レンタルでは見てもいいかもしれないと思ったりw
 まぁまぁ、ってところか?50点くらいかな・・・・・・
 
 後日、友人が原作を読んだトコロによると、
結局のトコロ「戦争はだめだー!!」ってことらしい。
 そうか・・アレでそれを読みとれということか・・・まぁ思い切り深読みすれば分かるけどね・・・