商業設計(店舗・事務所・工場・倉庫)
商業設計には建築家の創造力以上に使い手の想像力・信念が必要です。
使い手の方の意見を聞き出し、要望をまとめ、建築法規と照らし合わせながら
建物として具現化していくのが設計であり仕事です。
設計者は、細かい事を説明せず建築法規上駄目としか言わず、
融通の利かない形ぐるしい奴と思われがちです、
でも実際は建築法規と照らし合わして悩んでることが多いです。
使い手も何かを犠牲にして他の物を手に入れる努力も必要です。
(空間・デザイン・使い勝手・工事費用等)
商業設計は、目立つ事が主眼に置かれがちですけれど、
いつまでも飽きないデザインも大切です。
使い手のしだいで建物が激変する事も有ります、使い手の自己表現の場でもあり、
お互い納得のいく所まで話し合いをし、アイデアを出し合って設計を進めていき
設計を完成させたいと思ってます。
どんな計画でもあきらめずに相談して下さい。
※建築法規(建築基準法)には、大きく分けて集団規定と単体規定があります。
集団規定とは、
建物の形状についての規定で、近隣に掛かる迷惑度の規定。
単体規定とは、
使い手が最低限安全快適に生活・活動するための規定。
工事監理
施主さんと設計を煮詰めて設計図を作成しますが、施工者(工務店等)には
図面では伝わらない内容・思いなどが有り、施工を担当する工務店に施主さんの代理として
図面では伝わらない内容・思いなど伝え、工事中の施工状況の監理する役目が有ります。
工務店には厳しい態度で交渉や手直しを指示する場合が有りますが、
あくまで良い建物を建てたい為です、設計した建物は工事監理もするのが一般的です。
報酬基準
設計・監理料の算定は、工事代金に対するパーセントで算定しています。
設計費用は工事代金の3〜5% 管理費用は工事代金の2〜3%(費用は相談には乗ります)
(設計管理する場合工事費は0.5〜1割程度は安く発注する事が可能ですので、
高く見えますが全体費用として最終安く購入する事が出来ます。)