綿向山 1.110m

山域:鈴鹿山系、滋賀県蒲生郡日野町
山行日:2011年3月31
天候:晴れ時々曇り

ルート:御幸橋P―ーヒミズ谷出会小屋ー―5合目小屋――行者のコバ綿向山頂
     ー―962ピーク――913ー―鉄塔――竜王山ー―水木谷林道出会――P
地図


  しばらく続いた寒さも、今日は少し緩んできて日差しが気持ちいい。朝は服装にも迷った。真冬用では暑いだろうし、でも寒かったらと…。帽子は冬用がいいか手袋などなど…。両方持って行けばいいのですが、10日程前から体調を崩していたので少しでも荷物を軽くしたい気持でいっぱいだった。御幸橋のPから明るい日差しを浴びながらゆっくりと歩き始める。水木砂防堰堤、ヒミズ谷出会小屋と過ぎたころからツヅラ折れの登りです。この辺りはまだ雪がなく、林道に出会い3合目小屋過ぎたころから残雪が出てきた。5合目小屋は明るく開けた所にあり、綿向山から周回して行く鉄塔ピークと竜王山が目の前に見えます。

 
            5合目小屋                                     行者のコバ

  5合目小屋からじきに植林帯の中の歩きになる。南西の方から吹き上げてくる風が冷たくて雨具を羽織る。中途半端な残雪がすべって歩きにくい。行者のコバで一息ついてアイゼンを着ける。ここからの登りはかなり急で、私の4本ツメのアイゼンでは意味をなさない。

    
         行者のコバからの登り                        分岐に出る

           
                            綿向山頂

           
                               山頂から雨乞岳と鎌ケ岳

 山頂は日差しが当たっている時は暖かいが、太陽が雲に隠れるととたんに寒い。まだ11時過ぎなのでランチには早く腰を下ろして
展望を楽しんでいた。山頂にいた地元の方が山頂の大嵩神社に奉納した?ものだからと言って、お米とお塩を 一つまみづつくれた。お米をがりがりっと食べてみたら結構おいしいものです。

               
                             イハイガ岳

       
                    鉄塔ピークから見る雨乞岳(左奥)と綿向山

  鉄塔ピークからは、歩いてきた5合目小屋の赤い屋根から綿向山、それから雨乞岳まできれいに眺めることができた。ここは冷たい風の通り道になっていてとても寒い、ひとしきり山座同定をして竜王山に向かう。

               
                              竜王山頂

 綿向山に登るのは樹氷のシーズンだけでしたが、蕾をいっぱい付けたシャクナゲやキラキラと輝くイワウチワの葉、ブナ林もあり春も楽しみな山です。


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