和賀岳 1,440m
2011年7月26日
コース:甘露水登山口――薬師岳――小杉山――小鷲倉――和賀岳
コースタイム:甘露水登山口5:00―-滝倉6:14―-薬師分岐7:50―-薬師岳8:00――薬師平8:36―-小杉分岐8:58――小鷲倉9:29
―-和賀岳10:25/11:10―-小杉山12:16―-薬師岳13:05―-薬師分岐13:22―-ブナ台15:03――甘露水口15:21
7月25日、田沢湖高原温泉「アルパこまくさ」から国道46号線、みずほの里ロードを通って、真木林道を休憩舎のある車止めまで入ります。休憩舎は地元の方が管理をしていています。トイレも小屋の中にあり、洋式と和式と二つあってとても綺麗です。水は沢から引いているそうで。飲み水には使えません。私達が小屋に荷物を運んでいると、男女二人が下山してきました。「何時ごろから登られたのですか?」と聞くと、6時からといいます。今、3時だから9時間かかっている。私達よりはだいぶ若そうだし、身長もあって体型から見ても健脚そうな方です。と云うことは、私達はプラス2時間は見ておかなくてはならない。 ![]() 真昼山地(みずほの里ロードから) ![]() ![]() 休憩舎 曲沢分岐 7月26日、小屋を4:50分出ます。真木渓谷に添って10分くらい歩くと甘露水口の登山道です。鬱蒼とした森といった感じでしたが、しばらくいくと濃い緑のシダやブナ林で、思わず深呼吸したくなるような雰囲気でした。そういえば、白神岳もこんな感じだったように思う。 ジグザグに急登を登っているとき雨がザーッと降ってきた。傘をさしてしばらく様子をみていたら雨も止んでくれた。道は狭く虫も多いいので虫はらいをしながら歩く。 滝倉で水分補給をしていると日差しも出てきて暑くなってきた。ここからもけっこうキツメの斜面を登ります。登山道も藪で狭く、足元が見えない場所も多いです。 ![]() ![]() 青紫の山アジサイがとても綺麗だった ようやく開けた尾根に出ました。お花も咲いていて展望 もあるのですが、切り立った所もあって足元に注意しながら歩きます。 薬師岳(左端のなだらかな山)、が見えてきました ![]() ![]() ギボウシ ←薬師岳頂上(奥に和賀岳) 薬師岳から、雲が多いいもののこれから行く和賀岳へのきれいな稜線がよく見えます。まだまだ遠い意です。 薬師平へは緩やかな歩きやすい道で、私達二人だけです。ここまで頑張ったご褒美でしょうか… お花畑が広がっています。 ![]() 薬師平 アップダウンの少ない道を二人ともマイペースで歩きます。小杉山だろうと思っていたら、小杉山分岐と書いてあります。おかしい、地図には三角点の標しもあるしと思いながら、藪を掻き分けて入って探したら三角点も山名板も 藪の中に下がっていました→ ![]() ![]() 小鷲倉を過ぎたあたりから見る和賀岳 二時間くらい前に、単独の男性に会っただけの静かな私達二人だけの山です。今日はバスの心配をしなくてもいいので、心おきなく楽しみながら歩けます。 ![]() 山頂手前はニッコウキスゲがまだ咲いていた ![]() 山頂から遠くに遠くに岩手山を望む 山頂は広く平らでお花畑が広がり、ウスユキソウやハクサンフウロ、ハクサンシャジン、ニッコウキスゲなどが咲いていました。。遠くに岩手山も見えます。駒ヶ岳も見えるようですがこちらは雲があって見えませんでした。 よく晴れていたら、360度の展望でどんなに素晴らしいかと思います。ゆっくりと贅沢な時間を過ごしました。 ![]() ヤマルリトラノオ ウスユキソウ ![]() 小鷲倉から薬師岳に続く稜線 登ってきた同じ道を下山します。 疲れも出ています。 ロングコースなので気を付けて下りましょう。 ![]() ニッコウキスゲ |