後立山連峰縦走
朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍〜爺ケ岳
2006年8月2日(夜)〜8日
8月6日(日) 唐松」山荘〜五竜岳〜キレット小屋 唐松山荘は、八方尾根を上がって来た家族連れもあって混雑していた。小さな布団に7人で寝た。思うように体が動かせなくてほとんど眠れず,食欲もなくなってきて疲れが出てきたようです。五竜岳までは歩いたことがありますが,その先キレット小屋までは初めてです。 朝一番に並んで朝食を頂き山荘をでます。すぐに岩場歩きとなり、登りになると足が重く疲れを感じる。睡眠不足がたたっているようです。Nさんは3快で今日も元気だ。私はマイペースで歩くことにします。 北尾根の頭 五竜岳に向かって 五竜岳山頂からの展望はすばらしく、剣岳、鹿島槍はもちろんのこと遠くに槍ガ岳もくっきりと遠望でき、鹿島槍方面の登山道から稜線までくっきりときれいに眺めることができます。まだ朝の9:30分とあって爽やかで静かなこの素晴らしい山頂を、ゆっくりと楽しみたい。 ここまで来たのだから…。 でもこれから行く先は、2人とも経験がなく少しでも余裕をと思い、名残惜しいですが10分くらいで山頂をあとにします。 ![]() キレット小屋 雷鳥 五竜岳からキレット小屋までは急な上り下りが多く、岩場クサリ場の連続で緊張を強いられる。疲れも出てきたので、長いクサリ場では少し休憩をして、気を引き締めて登った。Nさんとは途中から離れ一人だったので、マイペースで確実に事故のないようにと思った。手がかりは確りしていましたが、たまにもろい岩もあるので確認しながら上がる。 キレット小屋に近い岩場で、大学生4人のメンバーの1人が岩場に張り付いて身動きが取れない状態だった。若い男性で力はあるでしょうに、怖がりなんでしょうか?私も疲れていたのでちょうどいいと思い、急斜面の岩場の途中で少し除けて待つことにした。 コースタイム:唐松山荘6:00―−遠見尾根分岐8:09―−五竜岳山頂9:35―−北尾根の頭12:25 ―−口の沢のコル 12:45―ーキレット小屋14:26 |
今日のコースは岩場歩きばかりですが、たまにはホットするこんな風景もあります。
五竜岳山頂から鹿島槍の右肩に槍ガ岳が見えています。
このあたりで、雷鳥が砂浴びをしていた。4匹子を連れて逃げようとしない。ほっと気持ちのやわらぐ
ひと時です。でも次はここを登って行くのです。
8月7日(月) キレット小屋〜鹿島槍〜爺ケ岳 昨日、キレット小屋に着いてから、Nさんが寝ていたので一人で小屋の前のテーブルに景色を眺めに出た。単独の若い男性と女性の席に同席させてもらった。男性は自炊でコンロで食事を作っていた。女性はビールを飲んだ後だったようですが、私が飲んでいたらまた飲みたくなったと言ってロング缶を買ってきた。大学生が亀さん状態で岩場で動けないでいる話やら、何処から来たとかそんな話をしながら、明日で縦走も終わるのかと思うと、なんとも言えない開放感で時々雲の切れ間から見え隠れする山を眺めていた。 翌日キレット小屋からはいきなりクサリを持って登る急登で、岩場の登りが30分くらい続いた。一時間余りで鹿島槍北峰へ。唐松山荘から一緒だった人たちと声を掛け合ったり写真を撮ったりしながら、いつの間にか連帯感が出来ていた。 吊尾根から少し下り南峰へ縦走最後の登りはしんどかった。鹿島槍山頂からは、初日に登った朝日岳から白馬岳まで眺めることが出来感慨ひとしお。よくここまで歩いて来たものだとつくづく思う。 これも天候に恵まれて、気負わずマイペースで山を楽 しみながら歩いたからなのでしょう。 冷池山荘を少し過ぎた所から、爺ケ岳、種池山荘が見渡せる。 緩やかに見えているような道のりですが疲れている体には遠かった。 爺ケ岳でNさんと一緒になり、種池山荘から柏原新道を扇沢へ下山。 大町の民宿で一泊して、翌日18切符を利用して長い山旅を終えて奈良へ帰りました。 鹿島槍、北峰と南峰の分岐 ![]() ![]() ![]() ![]() コースタイム:キレット小屋5:30―−鹿島槍北峰7:05―−南峰7:55―−布引山8:46―− 冷池山荘9:45―−赤岩尾根分岐10:05爺ケ岳南峰11:32―−扇沢15:00 |
イワオウギ(バックに鹿島槍南峰)
日差しも強くなってきましたが、稜線に吹く風に自然を感じます。
鹿島槍山頂から、朝日岳、白馬岳方面が眺望できます。感慨ひとしお!!
山はもう秋の気配を感じます。トリカブトに赤とんぼ、鹿島槍から冷池山荘あたりまでお花畑が
広がります。シナノキンバイ、キンポウゲ、コイワカガミ、チングルマ、アオノツガザクラ、
イワハゼ、ハクサンフウロなどなど、道も緩やかで充分楽しめました。