タスマニア 
クレイドルMt 1,545m

2006年4月30日
天候:曇り時々晴れ メンバー:6名


        Dave Lakeから見るCradle Mt
 ダブレイク、ここから登山道に入る。日本は新緑の季節ですが、こちらは秋の中ごろでしょうか、木々は紅葉していて空気は冷たい。それほど寒くはなく,
歩くには良い気候です。

広い駐車場には2,3台の車がありましたが、クレイドルMtを目指すのは私達だけのようです。

さほど、背の高い木もなく見晴らしの良い登りです。
ダブレイクは標高920mだから、クレイドルMtの山頂までは、約600mの標高差を登ることになります。ボチボチ写真を撮りながら歩く!なぜか真剣みがない。
ブナの紅葉がきれいだ、紅い実を着けた木もある。
湖は穏やかでなんとも言えない神秘的な色をしている。私のデジカメではその色までは表現できないのが残念でならない。

             Crater Lake

     紅葉しているのはほとんどブナ
  タスマニア島はどのようにして出来たのかしらと思う。、1000mそこそこの山なのに、目に見える範囲には岩山が多い。岩肌に直径2p位の葉のブナが彩りを添えていた。空気がきれいだからなのか,日差しを受けるとなんとも言えないきれいな色です。

         広々とした台地状です

   湿地帯であちこちに池のようなものが
 Carparkから1時間30分位の所、湿地帯で池のような水溜りがある。降った雪か残雪か分かりませんが雪もあります。広い台地状になっています。KitchnHutが見えてきました。コックさんがかぶるようなHutの容をしています。
 Overland TrackとFace Trackの分岐、私達はサミットを目指して真っ直ぐ進みます。

目の前に山頂が見えていてすぐに登れそうですが甘い考え!そう簡単ではありません。


            岩登りの始まり

              Kitchn Hut
      風も冷たく雪も現れて緊張する
      あそこまで行ったら山頂かと思ったが
 クサリも梯子もなく岩にしがみ着いて登る。幸いに滑らないし足を掛けたりする所はありますが、足の届かない場所が何回かあり、岩にへばりついて、ズイズイと身体を持上げる。足は短いが、軽くて助かった。
 あそこまで行ったら、山頂かと思いきやまだ先がある。雪も現れて緊張する。雲が出てきてシャワーがありそう、のんびりしていられない
MoちゃんとHoさんとお別れして4人でサミットを目指す。雪があって斜面の難所を前にして、冷たい風と雲が出てきた。Lがここまでで降りようと言ったが誰も返事をしない。

          下りも慎重に

            広い山頂
分岐から、往復2時間半から3時間と書いてあった。すぐそこに見えていたと思った山頂は、奥が深かった。
充分2時間半はかかった。山頂からの展望は素晴らしい!CradleMtより高い山はないようで、見下ろしている。

こんな所も

  道案内に鉄パイプのような棒が立っている
 帰りはFaceTrackを歩いて、紅葉と湖の風景を楽しみながらDaveLakeの駐車場へ。 

紅葉と湖、静かで神秘的


Face TrackからCradle Mt
雄大な大自然の中を歩き、満足感でいっぱいです。静かで素晴らしい自然が
いつまでも守られていくことを願います。



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