祖母山

山域:九州、大分県  標高:1756,4m
山行日:2008年4月18日


下山の途中馬の背を過ぎたあたりから振り返って見る

コース:尾平登山口―ー障子岳分岐―ー祖母山頂―ー宮原分岐―ー尾平登山口

  
  15日の夜に大阪南港を出て4日目、予報通り16日17日と雨模様の天気で、傾山は東傾山までで大崩山は祝子川の増水で渡渉困難なために、祝子川沿いに渡渉する地点まで歩き、水量を見て納得して戻りました。

 18日:今日の予報は「曇り後晴れ」と、宿泊した「尾平青少年旅行村」で聞きます。
登山口から歩き出したころは明るかったのだけれど、奥岳川から川上渓谷、橋を二回渡り沢から離れ、急登を登って行くころポツポツと雨が当たるようになった。でも今日は、予報では後に晴れだからというのもあってなんとか山頂まで行きたいと思っていた。

天狗岩の水場で、雨を除けて休憩します。大きな栂の木の林の中に、赤松やヒメシャラの木やアセビ混じっています。ガスっていて視界はなくてもこんな天気だからこその雰囲気を、ツクシアケボノツツジの淡いピンクにミツバツツジの濃いピンク色が、色を添えてくれて感激しながら登ります。


左、奥岳川の源流碑、ここから吊橋の下を通り渓谷沿いにしばらく行ってから渡渉します。

帰りはこの吊橋を渡って戻ります。

祖母山は2度目ですが、黒金尾根コースは初めてです。

昨夜は、尾平青少年旅行村で広い施設に私達だけでした。GWには満杯になるようですがその前の平日とあってひっそりとしていました。コインランドリーがあったので、溜まっていた洗濯物をしたり、荷物をいっぱいに広げて整理
することが出来ました。

       


           黒金コースと宮原コースの分岐

  
          祖母山頂への分岐                            栂の原生林地帯

 
山頂への分岐からは、ハシゴにクサリ場の連続で、あたりはガスっていてその厳しさを際立たせてくれているかのようです。慎重に通過してガレた急登を上ると山頂に出ました。
   

山頂はガスで視界がなく、そんな中でマンサクの黄色い花が、引き立って奇麗に見えます。時々明るくなったりしましたが、寒いので避難小屋の方へ下ります。

  
               
  祖母山頂                              九合目小屋

 避難小屋は広くて奇麗でコタツも置いてあって部屋という感じです。私達はパンとかの行動食で昼食をすませます。天候の悪いときは、ゆっくりと腰を下ろせて休憩のできる小屋はありがたいです。感謝しながら出ます。

       
 
私達は、宮原から尾平へ下ります。ちょっとしたヤセ尾根もあり、このあたりは晴れていたら展望が良さそうな所で、東傾山までしか行けなかった傾山、大崩山も見えるはずです。

                
 
馬の背を過ぎたあたりでしょうか、青空も見えてきて「傾山・大崩山」が大きく見えます。皆で感激しながら写真をパチパチ撮り、なんかホット気分!これで納得して下山できます。

                
 
宮原の分岐へ気持ちの良い下りの途中で、振り返って祖母山頂方面を見る。
朝、通った川上渓谷へ下りて渡渉したり端を渡って尾平へ。変化に富んだ良いコースを歩き、お天気も回復して満足です。これから「阿蘇」へ移動します。Mさん、運転お世話になります。

                               
 

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