白神岳

2007年6月22日 天候:晴れ
青森県白神山地  標高:1,232m   

コース
登山口―ー二股分岐―ーマテ山コース―ー白神岳山頂―ー二股コース―ー二股
―ー二股分岐―ー登山口


白神岳山頂、後方に岩木山

頂からは、2日前「焼止まり」の避難小屋までしか行けなかった岩木山が見えた。いい形をしている。
やっぱり山頂を踏みたいと思う。

  
昨夜の雨で森林の中は靄がかかり、しっとりと静かで幻想的です。この雰囲気の中で思いっきり深呼吸を
してみたくて何度も立ち止まったりした。ときどき差し込む光と小鳥のさえずり、そういえば東北に
来てから毎日のようにカッコウの泣き声を聞いている。爽やかな泣き声に自然の豊かさを感じる。 


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白神岳山頂避難小屋

尾根に上がると沢山のチシマフウロとハクサンイチゲが出迎えてくれた。
空気が澄んでいて避難小屋を望む緑の稜線の美しさに感動する。晴れると紫外線も強く目が疲れる。
用意をするときに、梅雨時という先入観があってサングラスは思いもつかなかった。
予想外に晴天続きなのです。

 
チシマフウウロとユキザサ

山頂でお弁当を食べながら、地元から来た2人連れと山の話を色々とした。
「南八ツを登って、新潟からフェリーで秋田に入って…」と私達も話す。
その人が東北で良いと思う山は、白神岳と岩手山と鳥海山だという。「岩手山は何回登ってもいい山ね、」とも言った。
これから岩手山にも行くので期待が膨らんでくる。
2人連れの方が急坂だけど団体の後ろを歩くのは嫌だからと言って二股コース
で下山する、行かれないようだったら戻って来る、と言って一足さきに下りていった。
私達も増水時に危険と書いてあったので、聞いてみたら昨夜の雨くらいだったら大丈夫
だろうという事なので二股コースで下山することにする。

ほんとうに、かなりの急坂でズルズルと滑り、足元が見えないのでロープにつかまり木の枝にもつかまって
花や景色どころではなかった。かなりの長い距離、この急坂が続いた。渡渉も2回あって
大峰の山を歩いているような感じだった。。
登山口の案内に上級者コースと書いてありました。


登山口


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