野坂岳
山域 | 福井県敦賀市野坂山地 |
標高 | 913.5m |
山行日 | 3月25(土)18切符利用 |
コースタイム | 登山口10:15――栃の木地蔵(水場)10:41――二の岳 12:03――野坂山頂12:28〜12:53――登山口14:23 |
近くを通る電車の車窓から、その山容を何度か目にしていました。今日は所属する山岳会のメンバーと18切符を使っての山行です。 JR畝傍駅を6:02分に乗り大阪駅で合流、大阪7:17分(米原行新快速)米原で北陸本線に乗り換え敦賀着9:44分。タクシーで登山口へ。 朝が早かったので睡眠不足の身体にはダラダラとした登りはきつい。Lはだいぶ前を行く。元気だ!私はマイペースで行くことにします。 新芽にはまだ遠く、葉を落とした木々の間から木漏れ日が差し込み気持ちが良い。 植林の中をしばらく行くと明るく開け、振り返ると敦賀の市街地と敦賀湾が見えてきます。雲ひ とつない快晴に、サングラスを持ってこなかったとを思い出した。ほんとうにサングラスを使いたいくらいの日差しです。 |
敦賀の市街地と敦賀湾 |
最終水場 (栃の木地蔵)のある所 |
最終水場から少し行ったところから、Iさんの提案で雪斜面のヤブコギとなる。少し近道だったようです。正規の道と合流するところまで行くと、ピカピカの青空はますます青く雪を戴いた白山、荒島方面の山並みが輝いています。 |
道しるべから少し上がったところ |
一の岳を通らず近道をしたようです |
風はなく暖かく、男性は半そでのTシャツになり、思い思いに振り返っては景色を眺め、写真を撮ったりしながら行く。腐れたゆきは影の部分は硬かったが日当たりのいい所では柔らかくて、踏み後のない所へ足を置くとはまったりした。 稜線へ出てからは展望を眺めながら、好天に恵まれたことに感謝をしながら歩く。それにしてもLのpoさんは速い。二の岳を過ぎ山頂近くになるとブナの林が続く、新緑の頃はどんなにステキだろう。 |
ブナ林から雪を戴いた山を遠望 |
二の岳 |
思っていたより山頂は遠い。二の岳、大杉、三の岳といくつかのピークを越えようやく山頂の避難小屋が見えてきた。ああ〜もうすぐ山頂だ。でもまだ登らなければ。 |
山頂避難小屋が見えてきた |
ブナ林を行く |
山頂近くになると足早になり、素晴らしい展望を想像し胸が躍る。最後の急登をこなし、360度展望の広がる山頂に着いた。そこには単独の男性がいるだけで静かで穏やかな広い山頂は私たちだけのもの。若狭湾、敦賀湾、白山、荒島岳、琵琶湖と眺めることが出来、これほど変化に富んだ眺めは初めてのように思う。ほんとうに好天に恵まれたことに感謝します。 下山は登りと同じルートで登山口へ降り、タクシーで敦賀駅へ。15:06分発の電車で奈良へ。 |
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