那須岳 茶臼岳(1897,6m)〜朝日岳(1896m)〜三本槍岳(1916,9m) |
朝日岳への縦走路から茶臼岳 |
山行日:2009年10月14〜15日 天候:14日 晴れと曇り、15日 快晴 所在地 栃木県・福島県 最高峰 三本槍岳 1917m コース 1日目:那須ロープウエイ―ー茶臼岳ー―朝日岳 ―ー三本槍岳―ー三斗小屋温泉 2日目:三斗小屋温泉―ー牛ケ首―ー殺生石分岐 ―ー隆雄口登山道―ー那須湯元 |
6月頃に行こうと計画をしていたのですが、ネットで調べていたら、強い風が吹き飛ばされる事故もあるという。一人で風と戦いながら歩くのもイヤだし、何しろ遠いのでなんとなくそのままになっていた。その後、越後駒ケ岳、平ガ岳、会津駒ガ岳、幌尻岳と行って那須岳が最後に残ってしまった。この時期に鉄道記念切符を利用して、友達と他の山の計画をしていたのですが、天気予報が良くないので中止にした。そのご天気が良くなってきたので、急遽バスの予約をとって一人で夜行バスに乗る。 ロープウエイ駐車場 ロープウエイ山頂駅 バスでロープウエイの駅に降り立つと、紅葉に彩られた那須の山の風景が広がった。爽やかな感じがした。ロープウエイに乗るときはそれ程混雑していなかたのに、山頂駅についてみると観光客の方とかで賑わっていた。奈良から夜行バスで来て電車とバスを乗り継いで、山頂駅に着いたときは9時20分だったのです。 茶臼岳山頂 山頂で 山頂駅から1時間足らずで茶臼岳山頂に着く。青空はありましたが雲が多かったので眺望はきかない。それでも100座目なんだと一人感慨にふけりながら時間を過ごす。 峰の茶屋跡 峰の茶屋跡、このあたりが風が強く吹くらしいです。今日は気にするほどではなく穏やかだったのでホット一安心!あとはマイペースでルンルンに行きましょう♪ 峰の茶屋跡から奥に朝日岳 こんなクサリも クサリの付いた石の階段、風の強いときの為なのでしょうか…。今日は爽やか、欲を言えばもう少し青空が欲しいところです! 稜線の火山礫と対照的に、山腹に広がるススキと紅葉 朝日岳山頂奥に茶臼岳 茶臼岳から朝日岳にかけて、ごろごろした火山礫の道が続く。 溶岩の岩場や噴気孔からの不気味な音も、歩いている人が多いいので不安は感じませんが、天候が悪く前後に誰もいなかったら浮き足立ったにちがいないと思う。 三本槍岳(1619.9m) 清水平 三斗小屋温泉への熊見曽根の分岐を見送り、清水平から那須連山の最高峰「三本槍岳」へ急ぎます。小屋を予約するときに、たしか3時半頃までに入ってくださいと聞いたような気がする。。無理にお願いしたこともあり時間は守らなくては…。 熊見曽根を隠居倉から三斗小屋温泉への尾根、ここまでくれば明るいうちに小屋に入れる。青空も時々見えてクマザサの緑に紅葉が映えてとてもきれいです。左側の紅葉に染まった谷、奥に茶臼岳から上る噴煙がたなびいていた。 熊見曽根から茶臼岳方面 三斗小屋温泉(大黒屋旅館) 大黒屋旅館は全て個室で、食事も部屋食なのでゆったりと時間も有効に使えます。お風呂も2種類あり、かけ流しで気持ち良く温泉旅行に行った気分で3回も入りました。従業員の方たちの応対はとても気持ちよかった。帰るとき私が小屋を出て歩き出したら、厨房の窓を開けて「ありがとうございました。気をつけてお帰りください。」と挨拶してくれる。なんか嬉しくなり、足取りも軽くなって爽やかな気分です。 牛ケ首から茶臼岳 快晴のこの日は茶臼岳からの人やロープウエイから来る人達が次から次へと上ってくる。天気も良し、紅葉も素晴らしいとあって大勢の人で賑わってきました。南月山への稜線が紅葉に彩られキレイに延びていている。展望も良さそうだし歩いてみたい気持ちですが、予定通り牛ケ首から高雄口登山道を那須湯元まで下りることにします。、こちらはほとんど人ににも逢うことなく静かに紅葉を楽しみながらゆっくりと下ります。 高雄口登山道、しばらくはゴロゴロした急坂ですが、日差しに映える紅葉が美しく一人でも退屈しなくてすみます。湯元温泉に下りてきたら、こちらは大勢の観光客で賑わっていました。やはり那須は人気なのでしょうか…。、東京から高速バスがあって気軽にこれるようです。私も観光客に混じって温泉に入り帰路につきます。 |