台高山脈　　明神平〜薊・千石山・赤�ｰ山

2007年12/15〜16　　メンバー9名

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　最近は寒さが身にしみるようになりました。明神平でテント泊、寒いだろうなと思った。それでも霧氷や雪景色が見たい、そんな思いから意を決して参加することにしました。
その気になれば寒さもザックの重さもあまり気にならないものでした。というのも明神平までの話…。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうじき明神平
　明神平への途中の水場で、2,5リットル汲んだ。ずしんと重くなったザック、あと15分ほどです。このあたりから霧氷が付いています。時折日差しもあって素晴らしい！やっぱり来て良かったと思う。薊岳も山頂近くが白く化粧をして奇麗に見えています。早く行かないと霧氷が落ちてしまわないかと思い気も逸ります。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうじき明神平
　風の当たらない所にテントを設営して、薊岳をピストンします。うっすらと雪があるだけなのですが地面は凍っていて堅く歩きにくいです。背中はうそのように軽いのですが足はけっこう重たいんです。薊岳への尾根は、2月に来たときは風が強く無口で走るように歩きましたが、今日は風もなく木々の間から山を眺めて楽しむことができました。遠くに白髭岳、木ノ実ヤ塚、反対側には台高縦走路が美しく伸びています。国見山、伊勢辻山あの稜線も素晴らしい。

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前山から曽爾方面

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薊岳から台高縦走路
　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明神平から薊岳
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い妖精の森
　 夜、テントの中で聞いた風の音、その風が霧氷で白い妖精の森を造ってくれたようです。
翌日は、いつ太陽が上ってくれたのかも分からない曇天の白い世界でした。始めのうちは風もなく幻想的な白い風景に感動しながら歩きましたが、明神岳を過ぎて笹ガ峰の近くになると、風が出てきて手足は冷たくとても寒いです。
凍っている所もあり、足元にも気をつけなければなりません。
　　　　　　　　　　　　　　
　
　千石山から落ち葉の堆積した急斜面をこれでもかというくらい下りた。このあたりは霧氷もあまりなく暖かいような気がします。赤�ｰ山、千里峰あたりから雪も降ってきて視界もないので引き返すことにします。帰りは時間に余裕があったので奇麗な霧氷を堪能しながら歩きます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私達のテント
　テントでの晩餐、霧氷、白い幽玄の世界を堪能し、充分歩いた後の温泉「やはた温泉」の湯気に包まれた。
私の納山は最高でした。来年もまた楽しい山歩きが出来ますように…。

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