鈴鹿 国見岳 1,170m

山行日:11月20日  天候:晴れ  メンバー:山友会8名

コース
蒼滝P8:30―−藤内小屋9:20―−ゆるぎ岩10:45―−国見尾根分岐11:10―−国見岳11:18〜12:00―ー御在所岳9合目12:25―−朝陽台広場12:35-- 負われ石13:55−−裏道分岐14:10―ー蒼滝P15:05
 近鉄平端駅に6:30分集合。2台の車で西名阪、東名阪を通って湯ノ山温泉へ。紅葉も平地まで降りてきて車窓から見る紅葉も美しい。快晴の雲ひとつない青空、朝の澄んだ空気に鈴鹿の山々が、これだけ見事にくっきりと綺麗に見えたのは初めてでした。

蒼滝のPは空いていた。ここで身支度を整えお決まりのジャンケンをして、すっきりした気分で(勝ったから)出発。駐車場から登山口があり、10分ほど歩くと車道に出ます。ここから裏道コースに入り、スカイラインの下をくぐり、階段の急登をしばらく上がると冷気の中に、蒼滝から流れる清流と黄葉に心が和みます。

           蒼滝

             三滝川の清流

駐車場から50分くらいで藤内小屋に着く。小屋前は大勢の人が休憩をしていた。朝が早かったので、私たちもここでパンとか果物を食べて休憩をします。
 藤内小屋から向かって右わきから入り、小さな沢を渡って行く一般ルートと、沢を渡らずに行く急登コースがあり、私たちは急登コースで国見尾根へ上がります。これでもかと云うような急登が続きます。山友会の名だたる健脚さんが前を行き、競争するように登る。私は着いていくのが精一杯だった。いい加減に立ち休憩くらいしてくれたらいいのにと思いながら登った。

休憩なしで30分の急登をこなすと、明るく開けた大きな岩のある所に出た。、ようやく休憩させてもらえそうです。岩の上に立つと四日市の市街地から遠く伊勢湾まで遠望できます。東南に雲母峰が形良く見えています。しばらく展望を楽しみ先へ進みます。ここで急登も終わりかと思っていたらとんでもない、まだまだ続いています。

     急登を上がって(せーちゃん提供)

       天狗岩
(せーちゃん提供)
 天狗岩から前方のゆるぎ岩に登る人が小さく見えています。あそこまで登るんだぁ〜!なんかそんな気分でした。ゆるぎ岩への登りは岩場の急登でした。先日の雪も少し残っていて、日の当たらない所は風もあって寒い。ゆるぎ岩まで登った所で風を除けながら休憩します。ここからは歩いてきた天狗岩のある尾根がはるか下に見えています。御在所岳はすぐ近くに見えます。

 白い雪をのせた笹とヤシオツツジの緩やかな稜線をしばらく行くと国見岳です。山頂へ上がる前に石門を見に行き、大きな岩に登って雨乞岳、綿向山方面の展望を楽しむ。今日はどこを向いても山がきれいに見えています。素晴らしい。

          綿向山方面
         

          国見岳山頂近く             
 国見岳の山頂は雑木に囲まれていて山の眺望はなく、大きな石の上に上がると東の湯ノ山温泉から菰野町方面が見渡せました。
待ちにまったと云うか、楽しみにしていた山頂であったか〜いおでんの昼食です。寒いときは暖かいのが何よりのご馳走。重たいのを持って上がってくれた男性方ありがとう。とても美味しかったです。下りは国見峠から御在所岳9合目、朝陽台を通り中道コースで下山します。

         ゆるぎ岩への登り

           国見岳山頂

陽台から鎌ケ岳

国見尾根コースから雲母峰

御在所岳9合目から北東の眺望

         中道コースを下る

      御在所岳9合目から国見岳
 御在所岳9合目で国見岳を振り返ってみる。御在所岳の添え物のようですが静かでいい山です。
朝陽台は大勢の人で賑わっていた。大半がロープウエイで上がって来た観光客のようです。鎌ケ岳それに連なる山々が綺麗に見えます。記念写真を撮って中道コースで下山します。
      中道コースは凍てついていた
             地蔵岩
 北斜面の中道は急な崖を下り、岸壁の下をトラバースするのですが、道が凍っていてつるつる滑り緊張する。Lが戻ろうかと聞いてくれましたが、少し降りたら大丈夫だろうと云うことで、両手で笹を掴んで丸い岩の上をゆっくゆっくりと慎重に進む。少し怖かった。南側へ出たら凍りもなくなりほっとします。秋の日差しを浴びて、地蔵岩、負れ岩を見て裏道の分岐から元きた道を名残の黄葉を楽しみながら駐車場へ。
★希望荘 入浴料¥500(タオル付き)に入り帰路につきます。★
悠山さま、せーちゃんさまありがとう、お世話になりました。



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