雨池山〜三ツ岳〜北横岳



三ツ岳の山頂へ

コース
1日目 天理駅7:00――ピラタスロ−プウエイ山頂駅13:25――縞枯山荘14:05

2日目 縞枯山荘7:30――三ツ岳山頂へこれから登り10:20――北横岳山頂
11:20――ロープウエイ乗り場12:00――12:20のr−プウエイで駐車場へ
★三ツ岳山頂は、風が強くカメラも時計を見ることが出来ませんでした。

山行日:1月9日〜10日 メンバー:山友会14名(男性8名 女性6名)


20代の頃、身延線が単線で、走っている列車から乗ったり降りたり出来のんびりとししてた頃、清里あたりはのどかで、ニッコウキスゲが咲き乱れ、青い空に白い雲がたなびいてヒバリが囀っていた。そんな八ヶ岳の山麓をハイキングした思い出は今でも忘れられない。その頃からだろうか、自然へのあこがれが郷愁となって、八ヶ岳へと思いをつのらせています。

6月に、ウルップソウの咲く{横岳、赤岳、阿弥陀岳」10月の紅葉にラタスロープウエイ〜縞枯山〜天岳〜横岳〜美濃戸口」8月は「真寺尾根〜赤岳〜権現岳〜編笠山」と歩き、今回は雪の「北八ツガ岳」です。縞枯山荘の小屋泊なので荷物も軽く、お天気も良くてバスの中は和やかな雰囲気です。天理駅を7:30分に出発してに「ピラタスロープウエイ」乗り場に着く。
ロープウエイ乗り場の駐車場はスキー客でしょうか満杯状態でした。ロープウエイで標高差466mを7分で山頂駅へ。縞枯山荘まで30分足らずなので坪庭を散策しながら班ごとに、好みの樹氷の前で写真を撮ったりします。、とは言ってもオーバーミトンを着けたままでは写しにくく、冷たくて手がしびれてしまいます。あっという間に小屋に着いてしまったので、ザックを小屋において雪遊びをします。
私は手が冷たく、風も少しあり顔も痛いくらいに寒かったのでじきに小屋に戻りましたが、軟弱さんやころりさん達5人は私たちがコタツで、持ち寄ったつまみで焼酎とかウイスキーを飲んでいる時に帰ってきた。



        夕食の時間まで、へんなおじさんの手品で盛り上がり、小屋の人に注意を受けましたが、少しだけトーン
        を落とし、また続け楽しいひとときを過ごし、 家庭的な美味しい夕食をいただいて、7時ころには皆布団
            に入ります。朝は、風もなく静かで5時頃外に出てみると、まだ星がきれいに輝いていた。
朝食6:30分、7:30分出発です。
 

                                                                                                                                                                    

朝の凍てついた空気の中をピッケルを持ち気持ちを引き締めて歩き始めます。少しづつ明るさを増し雨池峠に
差しかかった頃には朝日に照らされて山々が輝いていた。思わず息を飲み込みそうです。道は昨日までの
踏み跡の上に雪が少し積もったくらいで分かりやすい。樹林帯の中は高低差が少なく、手足も暖かくなって
きて快適です。


  岩場の急登は足の置き場、ピッケルの位置に気を使う。何もないときの登山靴は重たいのに、重さを感じないのは
  それだけ気持ちに力が入っているのでしょうか。滑らないように、踏み外さないように神経を集中させて歩きます。
  三ツ岳の登りを前に、軟弱さん、山の家さん、へんなおじさんとで話し合いをしています厳しいのでしょうか、それに
しても引き返すのも大変です。進むことになりました。ここでアイゼンを装着します。


三ツ岳

  三ツ岳は岩峰で、大きな岩がゴロゴロと固まって出来ていて、その上に雪が積もり滑るので危険な
  所は這いつくばって移動し、前爪のアイゼンを引っ掛けないように気を使います。山頂近くは風も
強く、飛ばされないように岩にしがみついて一歩一歩慎重に足を運びます。山頂からの下りに
  クサリ場があって、ここも慎重に慎重にアイゼンで引っ掛けないよう注意を払って降ります。

 


北横岳山頂からの展望

クサリ場を降りて樹林帯に入り、ほっとして振り返ると雪をかぶった三ツ岳の山頂部は怪物のよう
に見えました。「ここは良いところだから写真撮っとき」とC班のリーダーは親切に止まってくれる。
 樹林帯しばらく行くと北横岳ヒュッテにでます。営業しているようでしたが横目に見て山頂を目指し、
10分で北横岳山頂(2.480m)へ。総リーダーの山の家さんがタッチで「お疲れ」と言って迎え
てくれました。山頂で班ごとの記念写真を撮り、展望を満喫してから下山します。


             北横岳山頂分岐                               ロープウエイから蓼科山

      寒くて岩場では緊張しましたが、今年始めての雪山に大満足です。
       山の家さん、pororiさん、SLの皆さんありがとうございました。

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