北八ツ岳

渋ノ湯〜白駒池〜縞枯山

2006/01//14〜15日
奈良山友会 メンバー12名

 昨年に続き、今年も雪山チームの楽しみにしていた登山バスです。小屋泊だから荷物も少ないし雪遊び気分で、こじんまりとしたバスの中は賑やかです。雨男はだれだとか、「オレは晴れ男だ」とか外の空模様をうかがいながら、朝の早くから皆さん元気です。
 年末からの寒波で、ずっと寒い日が続いていたのに、昨日今日と暖かい。松本あたりの平地ではほとんど雪は見られず、渋の湯へ上がって行くにつれ少しずつ路面が白くなってきます。
渋の湯の登山口を出発する時には、すでに雨がポツポツと降り出してきました。

            賽の河原

             白駒池
 雨具を着けての出発となりましたが、たいした雨ではなく時々明るくなったりします。樹林帯を出て明るく開けた所が賽の河原。ここで休憩をして後続班を待ちますが、声はすれどもなかなか近ずいてきません。どうやら雨を除けて樹林の中で休憩をしているようです。
 写真を撮りながら待っていると、Fさんが明日も雨そうだから、バスの中にサングラスとカメラをを置いてきたと言う。「えっ…!それなら明日は快晴よ」、Fさん願をかけてくれたのね。

            青苔荘

          白駒池の水場
 白駒池は雪に覆われて静寂の中にありました。何も知らない私たちは、池の周りの登山道を歩いて青苔荘に着いた。小屋の主人に「池の上を歩いてこなかったの?」と言われた。
池は氷が40?pもあって歩いても大丈夫だよ!と言われてチョッピリ残念でした!

 青苔荘の宿泊客は私たちのグループだけです。暖かい紅茶とお菓子で迎えてくれ、コタツとストーブで暑い暑いと贅沢な悲鳴をあげながら、お野菜たっぷりとカニまで入ったお鍋と岩魚の塩焼きの夕食を頂きます。夕方から降っていた雪もやみ夜半すぎには星空になっていました。

15日(日)快晴です。


麦草峠
樹林の中を下りメルヘン街道に出ます。冬季は通行止めの道路の上はフワフワの雪です。
足跡をつけて歩くのも楽しい。


 
樹林の中を大石峠へ。大石峠を右に少し上がると中小場のピーク、明るく開けアルプスの大展
望が広がります。昨日の天気から想像もできない雲ひとつない快晴に皆感激です。


縞枯山へ

縞枯山の展望台へ、素晴らしい展望に皆さん足早になります。来て良かったと思う瞬間です。


天狗岳・阿弥陀岳方面


奥に南アルプス


中央アルプス・御嶽山・北アルプスの素晴らしい展望にカメラマンは大忙し!思ったほど
厳しい寒さはではなく、キラキラ輝く白い雪と、青空にアルプスの展望、いいわ〜〜!


          縞枯山荘      ピラタスロープウエイから
まだ11時過ぎ、もっと雪と遊んでいたいですが奈良まで帰らなくてはなりません。名残を惜しみながら
ロープウエイに乗ります。
コ−スタイム
1月14日 渋の湯12:20―-賽ノ河原13:20―-高見石小屋14:00―-白駒池14:20―-青苔荘14:40
1月15日 青苔荘7:05―-麦草峠7:45―-中小場8:30―-茶臼山9:20―-縞枯展望台10:12/10:35
       ―ー縞枯山10:55―ーピラタスロープウエイ山頂駅11:30

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