茅ケ岳〜金ケ岳
日本200名山 |
大菩薩の帰り、電車の中で残っている18切符を利用して「茅ケ岳へ来れるね!来ようか?」と話をしていた。そのとき私は疲れもあり、予定も詰まっていたので止めとこうと思った。ところが色々と調べているうちに、行ってみたい意欲にかられてしまい、こうなったら疲れも用事も何のそのになってしまうのです。 4/7日:畝傍駅6:02分ー奈良ー京都ー米原ー大垣ー金山ー中津川ー上諏訪14:15〜小淵沢(YHト泊) 4/8日始発の電車で小淵沢から韮崎駅へ移動する。移動中の車窓から右側に、甲斐駒ガ岳から鳳凰三山、奥に南アルプスが間近に見える。朝焼けに染まりゆく山々に感動して早朝なのに電車の中は賑やかです。 左側にこれから行く「茅ケ岳・金ケ岳」の優美な姿も見えています。 韮崎駅から予約してあったタクシーで、深田久弥公園のある登山口へ。 タクシーを降りるとひんやりと冷たい空気に身がしまる。寒いので少し早足で歩く。しばらく冬枯れた樹林の中をいくと少しずつ木々の隙間から日差しが入るようになりほっとする。急登をしばらく登り、女岩に出てそこから右に山肌を巻いてジグザグの急登です。尾根に出てから気温も上がってきて、日差しを背に受けての登りは暑い。 深田久弥の終焉の地、碑が建てられてあるそこからは奥秩父の山、日本100名山「金峰山」が眺められる。右のほうに目を転じると富士山も春霞の中にその美しい姿を見せています。 碑から金峰山を眺める 深田久弥の碑 新芽にはまだ早い自然林の中を、白く雪を戴いた南アルプス、甲斐駒ガ岳を眺めながら歩く。寒くも暑くもなく、私たちだけでのんびりと山を楽しむことができ来て良かったと思う。茅ケ岳の山頂からの展望は素晴らしく思わず歓声があがる。八ツ岳、南アルプス、甲斐駒ガ岳、金峰山、奥秩父の山々、遠くに北アルプスも望むことができた。 茅ケ岳山頂からこれから行く金ケ岳と奥に八ツ岳 ![]() 茅ケ岳山頂から、鳳凰三山、甲斐駒ガ岳、南アルプス ![]() 茅ケ岳山頂から春霞に霞む富士山 20分ほど山頂からの展望を堪能して、茅ケ岳より60mほど高い金ケ岳へ向う。一気にかなり下ってまた登り返す。岩のトンネルをくぐって、少しだけ岩場を上がり尾根に出る。50分ほどで金ケ岳山頂に着く。こちらは山頂が狭いので茅ケ岳ほどではないが南アルプス方面の展望が良い。 朝の10時ですが、YHで5時ごろパンとかおにぎりの朝食だったのでここでお湯の冷めないうちにランチタイムにします。ケーキとかフルーツのおすそ分けが回ってきて楽しい!これもお天気が良く風もなかったからで好天に感謝しなくては…。 下りは、裾野からの八ツ岳を右に眺め、前方に甲斐駒ガ岳と南アルプス眺めながら、明るく開けた雑木林の中を明野の「ふれあいの里」へ下りる。1時間半ほどで下山。 予約しておいたタクシーに乗ってから、帰りの電車の時間までに、少しだけある余裕の時間をドライバーさんの勧めで日野春の実相寺にある「山高神代桜」を見物した。と言っても10分ほどで走り抜けてきた桜見物でした。 小淵沢で時間があったので、着替えをして長い帰路につきます。 とても良い山行でした。ありがとう! ![]() 日野春から見る茅ケ岳と金ケ岳 山高神代桜 コース 深田公園登山口6:40―-女岩―ー深田久弥碑―ー茅ケ岳山頂―ー金ケ岳山頂ーー 明野ふれあいの里11:45 小淵沢14:05―ー塩尻―ー中津川―ー金山―ー米原―ー京都(近鉄)―-八木23時 |