斐駒け岳・仙丈岳

甲斐駒ケ岳・仙丈岳
南アルプス、甲斐駒ケ岳(2,966m) 仙丈岳(3,033m)

日程:9/16夜〜18日
メンバー:山岳会の仲間6名

9/18日甲斐駒ケ岳 コース
登山口5:05――仙水峠6:09――駒津峰7:40――甲斐駒ケ岳山頂9:02〜9:43――駒津峰10:38――双児山11:09――長衛荘(北沢峠)12:02
思えば7、8年くらい前になりますが、北沢峠の長衛荘に泊まって甲斐駒ケ岳に登った。メンバーの2、3人が遅れて薄暗くなる頃に下山し、、翌日は仙丈岳に登る予定でしたが、疲れているメンバーが多かったので仙丈岳を諦めたのです。それから、機会があれば仙丈岳に登ってみたと云う思いがありました。
Pm8時に奈良を車で出発します。お天気も良さそうなので気分も弾み、テン場でつくる食事のナベの話をしながら、17日の午前1時頃に長野県側の戸台口へ。長谷村村営バスの休憩所を借りて4時まで仮眠をとります。

          摩利支天が見えてきた

        振り返れば昨日登った仙丈岳
ヘッドランプを着けてテン場を5時に出発。緩やかな道をしばらく行くと仙水小屋に出ます。流れっぱなしの湧き水、まさに「南アルプスのおいしい水「」だと言いながら一口飲んでみる。冷た〜〜ぃ。
シラビソの樹林を森林浴をしながら行くとゴーロ地帯に出る。前方に白い岩峰の摩利支天が見えてきます。振り返れば昨日登った仙丈岳が朝日を受けて稜線までくっきりと見えます。仙水峠では大勢の登山者が快晴の展望を楽しんでいました。

駒津峰の手前から中央アルプスを望む

駒津峰(2,740m)後は鋸岳方面

仙丈への登りから見た摩利支天を従えた甲斐駒ケ岳

仙水峠から樹林の急登を行く。ダケカンバになりハイマツが現れ、明るく開けてきたら駒津峰に到着です。3連休と好天に恵まれた人気の山は、ここでも大勢の人で賑わっていた。目の前には花崗岩の白い肌をむきだしに圧倒的な迫力で甲斐駒ガ岳が迫っています。

             岩場を山頂へ

           北岳から間の岳方面
駒津峰から痩せた稜線を下り、岩場の直登コースと巻き道の分岐に出ます。私達は直登コースで登りますが、巻き道へ行く人は少ないように見えました。岩場の登りも渋滞気味です。遮るものもない岩場では快晴の日差しは恨めしくさえ思えます。

             賑わう山頂

          山頂から八ケ岳
不動明王が祀られ一等三角点のある山頂は広々としています。八ケ岳、鳳凰三山、中央アルプス、御岳山、乗鞍岳、昨日登った仙丈岳、北岳、それに続く南アルプスと360度の展望です。ゆっくりと昼食と展望を楽しみ、岩に登ったり写真を撮って過ごす。天気も気分も最高!

              ザレ場を下山

           下山途中から山頂を見る
下山は、巻き道のザレ場ルートを駒津峰まで降り、右側の双児山のピークを通り北沢峠へ。双児山から樹林帯に入り、つづら折の急坂をタッタと降りる。後ろの方で「早い…。ゆっくり歩いて…!鬼軍曹」と声が掛かる。山頂でゆっくり過ごした付けがきて、13時のバスに乗るために小走り状態の下山でした。


             山頂の岩で

       駒津峰から双児山ルートで下山
駒津峰から北沢峠までは登山者一人に出会っただけで、あれだけ山頂とか、駒津峰では人が多かったのに何処に行ったのかしらと思うほどです。山の深さ大きさを感じます。頑張ったおかげで13:00時のバスに間に合い奈良へ帰ります。
お世話になった鬼軍曹と食担組長、バヤリスさん、どろんこちゃんにやまねこちゃん楽しい山行ありがとう。


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