大峰 行者還岳1546,2m


山行日:6月3日(土)  メンバー:山友会 天候:晴れ

コース
トンネル西口登山口9:25―-梅ノ木出合10:12―-行者還小屋11:30―-行者還岳山頂11:55〜12:45―ー奥駆道出合14:44―-トンネル西口P15:40
 今年は、予定した日が雨だったり、雪でまだまだだったりで、思っていた花に出会えていない。今日は花を見に山へ行こうという山行なので、写真もゆっくりと撮らせてもらえそう!楽しみです。
 家を出るときは少し蒸し暑いかなと思いましたが、車から降りてみると意外と涼しい。
尾根に出るまで40分くらいの急登は、さすがに汗がタラタラでしんどい登りでした。奥掛道に出て休憩していると、弥仙の方から来たパーティが「こんな近道があったんですか、」私達はここまで1時間半もかかって来たんですよと言った。

 尾根は心地よい程度に風もあり、やわらかいブナの新緑が日差しに透けて美しい。シロヤシオの清楚な花が風に揺れていた。
大峰のこの雰囲気がなんともいえなく好きです。
       ヤマシャク        シロヤシオ      クサタチバナ
ブナの林をしばらく行くと、すれちがった男性が少し行ったところにヤマシャクが咲いていると教えてくれた。それぞれにシロヤシオの写真を撮ったりしていたので花が好きなんだと思ったのでしょう。正直なものでいつの間にか足早になっていた。ヤマシャクをしっかり堪能し、次はクサタチバナを求めて歩きます。
初めて見るクサタチバナはまだほとんど蕾でしたが、なんとか咲いている花を探し、カメラに収めます。
 大普賢岳から来たという若い自衛隊のパーティーと、高校生のパーティに出会い、バイケソウ、ブナの林を通り行者還小屋へ。、小屋で、山上ガ岳の宿坊を朝6時に出てきたというパーティが、宿坊で作ってもらった大きなおにぎりを食べていた。私達もここで少し休憩します。

行者還山頂近くから大普賢岳

行者還小屋近くから鉄山

七曜岳分岐の手前
 小屋からしばらくは腐りかかった木の階段を上がったり、しんどい登りをこなすと大普賢岳が木々の先に大きく見えてきた。谷の斜面はブナとツタの絡まる爽やかな緑になんとも言えない、癒される自然の美しさです。
七曜岳への分岐から山頂までは15分くらい、ちょっと登りですが意気を切らして山頂に着くと、透けたピンクの花が迎えてくれました。満開のシャクナゲはちょうど見ごろです。

 山頂では、思い思いに写真を撮ったりしながらのランチタイム。帰りはは弥山への登り、奥駆道出合を通って下山します。こちらも笹とブナ、シャクナゲがとても奇麗でした。


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