フェリーの料金が上がる前にと、7月21日に出発の予定でしたが、台風の通過で23日に変更します。新潟からフェリーで秋田へ入り、秋田港から車を走らせ「アルパこまくさ」へ。マイカー規制があるのでここから8合目行きのバスに乗り替えなくてはならないのです。運よく8時20分発のバスに乗ることができました。8合目にはキレイな避難小屋もあり、数台は駐車できるスペースもあります。大勢の人が出発の準備をしていました。マイカーは入れなくてもツアーのバスは入れるので賑わっていたようです。 ![]() ![]() 八合目登山口 シモツケソウ 緩やかで歩きやすい道です。花の写真を撮りながらのんびり歩いていた。と云うのもすでに8合目、シモツケソウ、ヨツバシオガマ、ミヤマゼンゴ、シャクナゲなどの花が出迎えてくれ、ほとんどの人が山頂までのピストンのようで、花の写真を撮ったりしていて前に進まないのです。しかたないので私達も自然と同じように散策気分になっていた。「あっ乳頭 山が見える!」と言いながら写真を写したりしていた。遠くに見える乳頭山まで歩いて行くんだという自覚が薄れていた。あとで後悔することになるのですが… ![]() 田沢湖が光って見える ![]() これから縦走して行く乳頭山(左) ![]() ![]() ![]() 男女岳の外輪を巻くように歩いていきます。阿弥陀池の近くはニッコウキスゲの群落になっています。一面が黄色くみごとでした。ヨツバシオガマとニッコウキスゲに阿弥陀池、癒される風景です。このあたりでも私達はたっぷり時間を使って楽しみました。 ![]() 男岳1,623m ![]() ![]() 阿弥陀池 ヨツバシオガマ ![]() ![]() 男女岳・1,637m ヒナザクラ 阿弥陀池小屋の所で、コンビニで買ってきたお弁当を食べて登るのですが、途中でUさんがストックのネジが落ちたようだというので、探したがガレた岩の間に落ちたのか見つからなかった。山頂は雲が多くて展望はなかったが、それでも涼しくて高い所に上がったという感じで、しばらく写真を写したりして下りました。小屋から少し下ったところにチングルマガ咲いていると云うので下りて行った。 チングルマはもちろんヒナザクラがちらほら、エゾツツジが群生していました。 ![]() ![]() 横岳から焼森へ 焼き森分岐から見る湯森山 横岳からは広くて歩きやすい道です。阿弥陀池付近では大勢の人でしたが、こちらまで足を延ばす人は少ないようで、静かでのびのびしていて気持ち良く歩けます。湯森山の山頂手前にまだまだ綺麗なコマクサが咲いていて感激しました。たおやかな風景を眺めながら、束縛されずに歩けるのは最高です。 ![]() 湯森山・山頂まじかのコマクサ ![]() ![]() まだまだ遠い乳頭山 ヨツバシオガマとシャクナゲロード 13:27分 湯森山(1,471,7m)を過ぎてから1組と熊見平付近で1組の登ってくる人たちに会いましたが、以降はまったくUさんと二人だけです。熊見平付近で会った人たちが過ぎてから暗くなりポツポツと雨が降ってきました。傘で対応していたが間に合わないので雨具を着ます。30分くらいすると雨も上がりました。雨は止んだものの笊森山頂では雲の中にいるようでした。そんなこんなで時間も押してきてしまったので、千沼ヶ原はパスして乳頭山に向けて歩きます。下山口の孫六温泉の最終バスは18:20、これを逃したらどうすんネン… ![]() 熊見平に咲いていたトキソウウ ![]() 乳頭山の山頂が見えてきた 山頂で 山頂が見えてきた時はホッとしました。 何も見えない山頂で写真を撮って休憩したらすぐに下山開始です。とにかく最終のバスに乗らなくては…。孫六温泉へは一本松沢へ下りていく道と田代平山荘を通って行く道とあります。地形図を見ながら二人で相談して、歩行時間は少し長いですが疲れていることもあり、田代平山荘を通って下ることにします。 所々歩きにくいところはありましたが、なんとかバスに間に合って下山することがでしました。 ![]() 熊見平に咲いていたキンコウカ Uさんお疲れ様、ありがとうございました |