2011.05.18(Wed)
よく紅茶を飲みに行く喫茶店で紅茶のお勉強会が開催されまして、それに行ってきました。全部で4回あって、本日は第1回目。
店に入ったときに名前を聞かれなかったのでもしやと思いましたが、参加者8名中やはり
まだまだ紅茶は女性のテリトリーだということを肌で感じましたw
本日は主に茶葉の等級と、世界三大銘紅茶(ダージリン・ウバ・キームン)の味を覚えました。あと、テイスティングのやり方なんかも。
お勉強の後は、ティータイム(紅茶+スコーン)
脳みそ・お腹ともに満足です。
これは良いもんだわ。
2011.05.16(Mon)
去る5月15日(日)、イラストが趣味な会社の同期の方と、デザインフェスタというイベントに行ってきました。今回で2回目。半年前の前回は隣で就職セミナーが開かれており、紙袋をひっさげたリクルートスーツの坊ちゃんお嬢ちゃんが妙に多かったのですが、今回はそんなの関係なく非常に混雑していました。
イベントのコンセプトが「オリジナル」ということで二次創作はナシ、公序良俗に反するようなものも無く、季候の良い時期に開催するということもあり、とても快適に会場を回ることができます(※他意はありません)
作品を見るだけならネットでも良いのですが、グッズを手にとってみることができたり、制作している人の姿も見えたりするこういうイベントって、なんか良いなーと思ったわけですよ。
というわけで、次回11月12日、13日のデザインフェスタvol.34@東京ビッグサイトに出展します!!
(※想定外の事態が発生した場合を除く)
正式な案内は10月頃ということで。
こういうイベントに出展側から参加するのは初めてで、勝手も何もわかったもんじゃありませんので、今回はとりあえずお試し的な感じで雰囲気を感じ取る機会にしようと考えています。
・・・とここまで威勢の良いこと書きましたが、きっとすぐ(数日後)に後悔する予感(爆)
申し込み手続きをしてから気づいたんですが、会場使用料金とかレンタル料とか、かかる費用が半端じゃないのよね。
今年は海外旅行やらPC新調やらでおかねをたくさん使う予定がある、というか、明後日から始まる紅茶のお勉強会(全4回12600円。そのうち日記に書きます)にも参加したり等すでに散財気味なんですよorz
しばらく土日の朝のモーニング通いは自粛するか・・・
2011.05.10(Tue)
「原発1基を太陽光発電でまかなうと、山手線いっぱいの面積が必要」この手のデータは学生時代によく見かけました。
当時は「原子力ルネッサンス」なご時世、特にこのことに疑うことも無く今まで過ごしてきたのですが、突然風向きが変わってしまった今日のこの頃、実はこのデータは誇張に過ぎないのでは無いか、実際はもっと少ない面積でできるんじゃないの?という発言も目にするようになりました。
確かにデータ自体古いような気もしますし、先日開かれた「太陽光発電所長大集合イベント」の紹介記事を読むと、確かに100万kWの発電を太陽光発電で行なう場合には、1,333万平方mが必要と計算されており、山手線の面積6,500万平方mと比較して1/5となっています。
が。
100万kWというのはあくまで瞬間の出力値であり、光のあるときしか動かない太陽光発電と、常に一定出力の原子力発電を比べる場合は、年間発電電力量を見るべきだと個人的には思うのですが、どうなんでしょうかね?
紹介記事本文では年間発電電力量には触れられていませんが、実は記事中の画像資料の中に、太陽光発電と原子力発電の年間発電電力量を比較・試算したデータ(「試算例:100万kW原発との比較」)が載っています。
それによりますと、
・原子力発電100万kWの年間発電電力量:70億kWh/年
(原子力発電所の稼働率を80%と仮定)
・太陽光発電100万kWの年間発電電力量:10〜12.5億kWh/年
(全国平均の年稼働時間を1000時間/年と仮定)
ということになり、原子力発電と同じだけの年間電力量を得るためには、太陽光発電は5.6〜7倍必要ということになります。
そうすると、先ほどの山手線の1/5の面積にこの倍率がかかるので、結局は山手線内の面積程度、もしくはそれ以上が必要となる、という計算になってしまいました。
まあ、面積での比較にどれほどの意味があるかという議論はここではしないでおきましょう。
そもそも太陽光パネルをいくら敷き詰めたって夜間に発電することはできないし(今の技術では揚水式発電以外の蓄電技術が未熟)、一方で電気を作るのにものすごい面積が必要なんだとしても結局屋根の上とかに置くことを考えたらさほど問題にはならないという話もあります。
また、大規模集中タイプの原子力発電と、小規模でも効率が落ちず分散タイプに適している太陽光発電とは、それぞれ競合するというよりは相補的な関係にあるとも言えます。
大学で太陽電池の研究をやっていたこともあり、個人的には太陽光は普及していってもらいたいし、実際他の再生可能エネルギーとともに普及していくんでしょうが、それはあくまで環境への影響やコスト等も含む発電システム”トータル”で見たときに他の発電手法よりも優れている(欠点を補える)から普及していく、というのが理想であって、”危険な”放射性物質と”クリーンな”自然エネルギーの部分を比較して短絡的に脱原発と太陽光発電を含む再生可能エネルギーの普及を結びつけられるとちょっと違和感を感じてしまうのです。あくまで私見ですよ。
See Also: 原子力発電と太陽光発電、発電量を比較するとどんなふうになりますか?
内容は検証していませんが、太陽光発電推進サイドでもこういう試算が出ているようです。
もちろん分散電源としての太陽光発電のメリットは私も認めるところであり、やれ原発だーやれ再生可能エネルギーだー、等とどっちか一方に偏ること無く、ベストミックスで進んで欲しいなあと思う所存。
というわけで、ポナの独りごち史上まれに見るマジメ文章でした。