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「土用の丑の日」
土用の丑の日には、うなぎを食べる風習がある。
こんな風習は、江戸時代に平賀源内が、
宣伝用看板に『土用の丑の日』と書いたことからと伝えられている。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のこと。
その中で十二支が「丑(うし)」の日を、土用の丑の日という。
今年は、夏の土用の入りは、7月19日で明けが8月6日。
土用の丑に日は、7月28日となる。
この丑の日は、うなぎ屋さんの稼ぎ時だ。
「夏バテしないようにしっかり精をつけましょう。」と。
人間は、夏バテ防止になってもうなぎにとっては災難だ。
機嫌良く川で泳いでいるのに、魚屋へ持って行かれて蒲焼にされる。
土用の丑の日は、うなぎの厄日だ。
人間の都合でうなぎの大事な命をいただく。
何もうなぎだけじゃない。動物も魚類も野菜たちもすべて命がある。
その尊い命をいただいているのだ。
もっと感謝して、好き嫌いなど言わずに、
喜んで「食」を楽しまなくてはならないと気がついた。
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