ポチくんのひとりごと    

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「お風呂」

一日の疲れを癒してくれるのは やはりお風呂
しばらくは目を閉じてじっとしていたい

子どものころ 父と一緒によく銭湯に行った
石鹸で頭も身体もゴシゴシ洗ってもらった
シャンプーなんてあったのかな?
最後は ちょっと熱めのお湯に首まで漬かって百まで数える
銭湯は 地域のコミュニケーションの場所だった
ご近所ツーカーだ ここでは誰も秘密にできない
最近は 昔の懐かしい銭湯はなくなった

「スーパー銭湯」なるものが大流行
どでかい駐車場にガードマンの誘導  お履物は百円戻りの靴箱へ
自動販売機で入浴チケット買って カウンターではネクタイ姿の銭湯マン

湯舟もいろいろ こりゃ〜楽しいわ
サウナ ジャグジー ハーブ湯 薬湯 打たせ湯 座湯 寝湯 足湯 腰湯
桧湯 壺湯 プールまで…

えっ!思い出した 
四国松山で 甕湯(かめゆ)に足をつけていて 
滑って大きな甕の中へ落ちたことがあったっけ

お風呂を上がると あかすり マッサージも時間待ちだってば…
お茶 ビール お酒 食事何でもある

でも コミュニケーションはない
みんな黙ってお風呂を楽しんでいる
会話をしてるのは 一緒に来た仲間ぐらいなもの

しかし
形は代わっても やはりお風呂は気持ち良い
お湯の温度は 熱くてもダメ ぬるくてもダメ
ちょうどいい温度 ちょうどいい適温が最高
身も心も癒される瞬間である

お風呂嫌いのボクもスーパー銭湯は大好き

ひなびた温泉もいいねぇ〜
温泉は 冬の湯気がいい しっぽりと濡れてみたいねぇ…

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