弥山・八経ケ岳〜狼平避難小屋泊〜

 奈良県
 2009.12.12〜13
 同行者:単独行さん、スロートレックさん


行者還トンネルを含めた国道309号線が通行止めになる前に、弥山の樹氷を楽しもうと思っていた。
でも、暖冬のせいか、樹氷は楽しめないかも。
→それが、新鮮な猪肉が手に入った。
→山小屋で牡丹鍋にして食べよう!
→それなら狼平の避難小屋がええなぁ
→となると、登山口は川合で決定!
・・・・と、当初の目的からドンドン外れていったけれど、まぁいいっか!?
まったりと牡丹鍋をつつこうと、当日を迎えたのでした。



★★コースタイム★★
12/12
川合登山口8:00==栃尾辻10:45〜11:00==高崎横手13:15==狼平13:40
12/13
狼平5:30==弥山6:20〜7:15==八経ケ岳7:45==高崎横手8:45==狼平8:55〜9:55==栃尾辻11:50〜川合登山口13:40




■■■■■12月12日■■■■■
登山口 林道 栃尾辻

参加者の3人は、それぞれ年末業務のため帰宅が深夜になり、睡眠時間を数時間とっただけで、家を出発した。
おかげで、各々忘れ物が頻出。特にアルコール類が少なかったのが、痛かった(笑

天川村役場から登山口へ向かう。
周りは、ガスで覆われて、いつ雨が降ってもおかしくない状況。
また12月とは思えない温かさ。
これでは樹氷は期待できそうもないな。
睡眠不足もあり、モチベーションが下がる中、モクモクと急登を登る。

汗が噴き出し、途中で上着を脱ぐが、最初の鉄塔では、早くもTシャツ一枚の姿に。
いったい今は、何月?っていう格好で歩いていると、林道工事の作業員の方たちから冷ややかな視線が・・・・。
ガスは益々濃くなり、周りの風景を楽しむこともできず、栃尾辻で行動食の昼食を軽く摂ったあとは、ふたたびモクモクと歩く。



                       初日は、天気も悪かったため、ほとんど写真を撮ってませんでした・・・・


狼平に到着。
避難小屋の中には、ザックがひとつ。
この時間だと、弥山へ行っておられるのかもしれない。
私たちは、もうどこへも行く気がせず、小屋の一階のフロアに荷物を広げる。

早速持ち上げたビールをプシュ〜。極楽極楽。
我慢ができず早くも3時過ぎから、待望の牡丹鍋の準備開始。
ザックの持ち主が帰ってこられたので、「ちょっと騒がしいかもしれませんが、すみません」と断りを入れる。
「いやいや、騒がしいほうがエエねん♪」との返答に、一同(^_^)v

ちょっと量が多いかなって思っていた食材は、瞬く間に完食。
そのあとは、アルコールでマタ〜リ。
山の話を肴に盛り上がるんやけど、肝心の山の名前が出てこないことがたびたび。
お互いに歳やナァ〜と、ひと笑い。

外へ出ると、霧雨。テントが一つ張られていて、ガスの中にぼんやりと明かりが浮かんでいた。
明日は、ご来光を見にいくことを確認して、8時前に寝袋に潜りこんだのでした、






狼平 ボタン鍋(野菜は自家製)



■■■■■12月13日■■■■■

4時30分にセットした携帯の目覚ましで、目が覚める。
寒くも無く、ぐっすりと安眠できた。
軽く朝食を摂って、5時30分に小屋を出発。

ヘッデンに浮かぶ木の階段は、凍ってツルツル状態で、怖い怖い。
ガスって真っ暗な中、「ここから弥山や八経が綺麗に見えるんですわ〜。」とスロトレさん。
これではご来光も無理かと諦めかけたところ、細い三日月が夜空に浮かんでいるのを発見。
風の強いところでは、樹氷ができてきている。
一気にテンションがあがったのは、いうまでもありません。

・・・・という訳で、2日目は文章少なめで、一気にいきますね。
※決して、手抜きではありませんので(^^ゞ




空が明るくなってきた〜〜







八方覗から


それにしても、風が強くてめちゃくちゃ寒い
避難小屋でコーヒーを作って、体を温めてましたよ。






樹氷も綺麗にできています。
最初は、このまま狼平へ降りる予定やったのですが、「八経ケ岳も行きましょか?」










高崎横手から、狼平へ。
狼平も、綺麗な樹氷ができていて、うっとり〜〜(笑


手早くパッキングをして、避難小屋を出発。
また来ますね〜!

なんやかんや言いながら、下山途中も樹氷を楽しんでいたのでした。




早く雪が降らんかナァ



戻るん?