=樹氷きらきら、お釈迦様にっこり=
釈迦ケ岳(大峯山系)へ

 奈良県
 2010.2.7
 同行者:スロートレックさん、ピッケル君さん



厳冬期の、大峰山系はなかなか手ごわい
なかなか行く機会が無かったのですが、週末の天気予報は、でっかい晴マーク!
これは行くしかないでしょ〜

★この時期の釈迦ケ岳ルートは大変危険です。各自の責任でお願いします★



★★コースタイム★★
峠の登山口(8:50)==古田の森(10:40)==(11:45)釈迦ケ岳(11:55)==(12:10)千丈平(13:10)==登山口(15:00)



積雪や岩がゴロゴロ落ちている林道を自己責任で、グングン高度を上げる。
高度を上げるに従って林道は白くなってきました。
運転していただいているスロトレさんの緊張感が、助手席の私にビンビン伝わってきます。
大きな石が進路を邪魔するたびに、車を降りて除去作業。

下の登山口で停まっている車を横に見ながら、まだまだ登るスロトレ号。
結局、峠の登山口へ徒歩5分の所まで上がることができた。
これも最近の暖冬のお陰でしょう。
今の時期、ココまではなかなか来られないとのことです。、

                      
駐車地 登山口 雪は少ない

登山口の階段を上がったところで、アイゼンを装着。
尾根に上がっても、思ったほど雪は無い。
これでは、スノーシューの出番は無いかもしれません。
夏道を思い出しながら歩きます。
といっても、このルートを歩くのは、まだ2回目なんですよね〜。


下からの登山口から上がってこられた方に追いつく。
「いや〜、石でタイヤがパンクして大変やわ〜」
「げ〜、帰り大丈夫やろか?」とビビリまくる私達・・・




先行する二人分の足跡をトレースしていく。
ガスに隠れていた釈迦ケ岳も姿を現してきました。
そうなると、写真撮影タイムが増えて全然前に進みません(笑



キラキラ輝く太平洋も肉眼ではっきりと見て取れます。
よ〜く目を凝らすと船影が・・・・
「おっ、さんふらわぁ号!」
よ〜く耳を澄ますと汽笛が・・・・
「ぼ〜〜〜」
そんなアホな(笑

まぁ、それくらい男達はハイテンションに陥っていたのでした。





真っ白な雪原に、足跡を残しながら、釈迦を目指します。
どんどん青空が広がり、樹氷はキラキラと輝きを増してきましたよ。





山頂までまだまだ・・・・ いよいよ千丈平 やっと奥駈道です




千丈平にザックをデポして、空身で山頂へ。
私はさっきから腹が減って、一気にペースダウン。
最近タバコを吸い始めたせいか、体力も落ちたように思います。
2人に少し遅れて、ようやく山頂に到着です。
山頂では、先行されていた2人の男性がお食事中。

この時期にお釈迦さんを拝むことができると思わなかったので、喜びも格別。
無事に来られたことのお礼と、少しばかしのお願いをしたのでした。
弥山付近にはガスが掛かっていますが、奥駈の稜線がはっきりと判ります。
しばし絶景に見とれていましたよ。


昼食は、日向ぼっこをしながら千丈平で。
昨秋にテン泊した場所は、当然ながら雪に覆われています。
その時とは全然違う風景を眺めながら、カップヌードルを食べたのでした。



帰りは雪と戯れながら・・・・・







今回は天気に恵まれて、最高の一日になりました。
もしかしたら今年の晴れ運は使い果たしたかも〜。

そして、帰りの林道はパンクにビビリながら、下山したのでした。

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