おさむの絵日記

2018年4月21日
 スケッチ教室で京都へ。予想最高気温が30度だったが風があり気持ちよく東大路近衛にある京大楽友会館を描く。創立25周年を記念して1925年に建てられたスパニッシュ様式の建物。オレンジ色の瓦屋根とY字柱の玄関が印象的。
 大学時代、この周辺を時々歩いたがこの建物は知らなかった。講評会は少し離れた所にある日仏会館で。
 杖をついて参加している私を先生やメンバーの方々がこの日も気遣ってくれ、親切にしてもらった。







2018年4月13日
 絵や建築物等を紹介する「美の巨人たち」を欠かさず観ている。内容もいいが、高校で同じクラブにいた小林薫がナレーターをしているのも観る理由。あの声を聞くと疏水沿いの高校に通っていた頃が自然と思い出される。
 その番組で奈良・東大寺をやっていたので、録画して大仏殿を描いた。
 今日、雑誌「サライ」5月号が送られてきた。投稿した北村英治さんを描いた絵がP112に掲載されている。






2018年4月9日
 そろそろ桜も終わりなので、名残の桜を描きに出かけたいが天気がはっきりしないし、寒の戻りというのか寒い。
 そういうことで雑誌「サライ」に載っている写真を見て、長野の大町市にある須沼の一本桜を描く。地元では「田打ち桜」と呼ばれ、農作業の目安にされているそうだ。雪を残す北アルプスをバックにした姿を現地で描きたいものだ。





2018年3月26日
 昨日、若い友人のYさんとカトリック豊中教会をスケッチ。桜が咲き出し、暖かい日で気持ち良かった。
 設計は聖路加病院なども手がけたチェコスロバキアの建築技師ヤン・ヨセフ・スワガーで、彼の日本での最後の作品。第2次大戦の直前のもので外観や内部の格天井など、和風や中欧など様々な雰囲気を感じさせる。
 通りかかられた神父さんが「いい絵を描いてください」と声をかけてくださった。









2018年3月19日
 土曜日のスケッチ教室は大阪城の北側にある極楽橋で。森ノ宮から乗った園内を走るロードトレインで一緒になった韓国からの若者2人との会話を楽しむ。
 絶好の天気で気持ち良くスケッチ出来たが城は形が取りにくく苦労したがなんとか描きあげる。
 日曜日には四国丸亀から30年前の教え子が訪ねてくれた。京都の病院に就職が決まった娘さんの所に来たついでに奈良を観光しに来たそうだ。大仏殿、二月堂、春日大社を巡って拙宅に来てくれた。
 会うのは4年ぶり。カルボナーラをご馳走し、ゆっくり話をする。「出会う人とは出会うべくして出会う」「人間の幸せの量は決まっていて、前半で使うか、後半で使うか」等と意味深い事を話していた。
 

2018年3月13日
 久しぶりに京都に出て文化博物館でやっているターナー展へ。ターナーも使っていたという絵の具を使い、映画も観たが原画を観るのは初めて。風景や人物の繊細な描写に瞠目。カメラのない時代、荒れる海の様子をどうやって描いたのだろうと思った。
 館内の元金庫室にある前田珈琲店で昼食。沢野ひとしが京都に行ったら必ず食べると書いていたイギリスパンセットはなかったがサンドウィッチ、珈琲とも美味しかった。 
 連れ合いが周辺をぶらぶらする間、ずっと描きたいと思っていたアールデコ建築の旧大阪毎日新聞京都支社(武田五一設計、1928年竣工)をスケッチ。今は色んな店が入っているおしゃれなビルになっているが、星形のマークが当時を偲ばせる。大学時代、三条通りのこのビルの前を通ってすぐ近くにあるYMCAの英会話教室に通っていたので懐かしく、いろんなことを思い出しながら描いた。
 新京極のメンズショップ「イノハナ」がなくなっていると連れ合いから聞き、ショックを受ける。高校時代の憧れの店で、そこの紙袋を持っているだけで羨ましがられるような存在だったが、私はウィンドウに飾られているセーターやシャツなどを指をくわえて見ているだけだった。働くようになってその店で購入したウィンドブレイカーなど何点かは今も愛用している。





2018年3月10日
 連れ合いが買ってきたマーガレットをオリーブオイルが入っていたガラス瓶に入れて描いてみる。
 明日は東北の震災の日。7年前のあの時刻の事はよく覚えている。F小学校の職員室に座っていると大きな揺れ。学校放送で校庭への避難を指示。先生方と相談して集団下校させた。
 現在も3万人もの人が仮設住宅に住まいし、その内13000人がプレハブ。報道によると福島原発の廃炉は進んでいないし、見通しもたってないよう。それなのに原発を再稼働させ、何かあったら政府が請け負うという約束までして他国へ原発を売り込むとは!
 実際にあったことを無かったかのように、小さなモノだったように見せようとする動きが日本で広がっている気がする。







2018年3月6日
 66歳の誕生日。友人や教え子らから沢山のメッセージをもらいうれしかった。
 ついこないだ定年退職したつもりなのに、もう6年も経ったのかというのが実感。歩きにくい以外は一応健康で、リハビリと水泳で少しでも歩きやすくなるように努力している。あとは月数回の中学校での学習支援、スケッチ、ジャズピアノなどで過ごしている。心配な事もあるが自分らしさを大事にして過ごしていきたい。
 BSの「日本百名山」の水晶岳を観ていると、鏡池からの風景が素晴らしかったので小さな絵にする。


2018年2月18日
 昨夜遅くに猫のミーが死んだ。一ヶ月ほど調子が悪く、点滴を受けたりしていたが昨日は呼吸をするのもしんどそうで見ているのが辛かった。7年前に捨てられているのを連れて帰ってきた次男がちょうど来ていて、それを待っていたように逝った。
 子どもの頃の出来事がトラウマになって猫は苦手だったが、いつの間にかなじんだ。自室のドアを叩き、開けてやるとソファーに座ったり、本を読んでいる私の膝の上から動かなかったりした。心が沈んでいる時に限って膝に乗ってくることが多く、癒やされたものだ。
 そんな事を思い出しながら中庭に咲き始めた侘助を描く。










2018年1月29日
 大相撲1月場所はファンである宇良が休場でさみしかったが、平幕の栃ノ心が優勝したのはうれしかった。
 グルジアから来日した時にはグルジア語の辞書もなかったというから苦労したことだろう。また膝の大けがで幕下下位まで番付を下げたこともあった。何度も辞めようとも思ったそうだが復活してきたその姿を見て応援していた。
 インタビューでは親方への感謝の言葉を繰り返し述べていた。彼の締め込みは親方が現役の時に使っていたもの。そういう所にも彼の人間性が表れている気がする。
 Mさんがフェイスブックに、栃ノ心はゴルゴ13のデューク東郷によく似ていると書いてはった。気がつかなかったがそういえば目、眉毛、鼻筋などよく似ている。ゴルゴ13のように無敵な存在になるのだろうか。
 厳しい寒さの中、庭に咲く水仙を描く。











2018年1月9日
 7日、私が最初に勤めたT市立第四中学校のOB・OG会に10年ぶりぐらいに参加。懐かしい先生方が20名ほど集まった。近況報告のために私は一枚の学級通信を持って行った。
 40年前のある日、授業を終えて職員室に戻ってきた私の机上にその日配った学級通信が置かれていて、ある先生の私に対する励ましとアドバイスのメモが貼り付けてあった。
 生意気なだけで何も知らかった私はその学校での5年間で沢山の事を多くの先生方から教えてもらった。
 その証拠みたいなそのメモを紹介して「この場におられる先生がこのメモを書いてくださったのです。憶えてはりますか?」と尋ねても皆顔を見合わせるばかり。
 「T先生です!」と告げると少し離れた所に座られていたT先生の目から涙が流れた。










2018年1月2日
 穏やかな年明け。外でスケッチしたいが、寒いので40年以上前に金沢で購入した加賀人形を描く。確か五木寛之の『内灘夫人』を読んで金沢に行きたいと一人で出かけたはず。内灘海岸のニセアカシヤ並木と弾薬庫跡が思い出される。
 正月の食べ物といえば松前漬け。亡き両親がずっと作っていたものを引き継いだというか自分が食べたいので毎年末に作っている。するめ、昆布、にんじんを細く切り(これが大変で指と肩が痛くなる)、大豆を茹で醤油と酒を入れて漬け込み、最後に数の子を混ぜる。松前というから北海道の料理だろうが、両親は私が生まれた仙台にいた時に覚えたのだろう。
 ある人の年賀状に「明珠在掌」という言葉があった。調べてみると、禅語で「明珠」とは非常に価値のあるもの。それはもうすでにあなたの手の平(掌)に在る。真に大切なものは、どこか遠くに探すものではなく自分の手の中にある、という意味らしい。「物欲の塊」と家族からそしられることの多い私には噛みしめるべき言葉かもしれない。
2017年12月31日
今年最後の日になった。悩んだり、困ったりした事が続いた1年だったが、年末になって少し落ち着いたような。
個人的には、クロールで50m泳げるようになったことが一番うれしかった。M中1期生の同窓会、京都での国宝展、54本観た映画では「ライオン」、75冊読んだ本では『ツバキ文具店』が心に残っている。BSで観たキャロル・キングのタペストリーライブも忘れられない。
今年44枚目の絵は、本棚を掃除していた時に目にとまったウィスキーのミニボトルを抱く熊の置物。荒い彫りで熊に見えにくいが、31年前に北海道余市のニッカウィスキー工場を訪れた時にもとめた物。










2017年12月24日
 昨夜、奈良市内のホテルであったジャズクラリネットの第一人者である北村英治カルテットのライブへ連れ合いと出向いた。聴きたいと思っていた「メモリーズオブユー」「ムーンライトセレナーデ」などのスタンダードナンバーも良かったが、ビールを飲んで少し酔った私の心に沁みたのは、ザ・ピーナッツが歌ってヒットした「小さな花」。スローテンポでの演奏に癒された。
 合間にコースターの裏に演奏中の北村さんをスケッチしたので、ステージから降りて来はった時に見てもらうと、喜んでくれはった。その場でサインをしてもらい、握手もしていただいき、思わぬクリスマスプレゼントをもらったような気分になった。







2017年12月18日
土曜日はスケッチ教室。雨にたたられることが続いていたが、この日は少し寒かったが外で描く事が出来た。淀屋橋と肥後橋の間にある旧住友銀行本店は歴史を感じさせる重厚な建物。単純な形で難しかったが、落葉した木や駐まっていたトラック、歩いている人などを入れて冬の街角の雰囲気を出そうとした。
日曜日は教師になりたてのころに大変お世話になったT先生のお宅へ。ちょうどN先生も来られていた。何もわかっていないのになまいきだった私を可愛がってくださったお二人にはいつまでも元気でいていただきたい。





2017年11月27日
先週末大仏池へ。風もない晴天でスケッチする人が何人もいてはった。苦手な樹木が多いポイントだが、練習のために描いた。紅葉した楓や銀杏を見ているだけで気持ちがすがすがしくなった。
その日の深夜、BSで放送されたキャロル・キングのイギリス・ハイドパークでのライブがとても良かった。名アルバムの「Tapestry」を忠実に再現したもので「It's too late」や「You've got a friend」などを聴くと切ないものがこみ上げてくるのを止められなかった。自分でもよく分からない屈託や葛藤を抱えていた学生時代に聴いた曲だから自然とその頃の事が思い出された。

2017年11月21日
土曜日のスケッチ教室は雨のため梅田の教室でマカオの街角の写真を見て描いた。マカオにはポルトガル文化が残っているそうで、一度訪ねてみたい。
親戚のTさんが自らの人生をまとめた冊子を届けてくれたので早速読ませてもらう。どのシーンでも懸命に努力されている事に感嘆する。上田紀行の『生きる意味』(岩波新書)が紹介されていたので読んでみる。








2017年11月14日
3日間開催した大東退職教職員作品展に500名近くの人が観に来てくださった。事務局を引き受けていたので無事終了できてホッとした。案内葉書を出した人やフェイスブックなどで繋がっている教え子らが来てくれてうれしかった。最終日に私の絵のファンという人が来られて、私の絵を買いたいと言ってくださったと知り、とても励まされた。3日間の事を思い出しながら、Sさんが持って来てくれたシクラメンを描く。















2017年11月7日
秋晴れの5日(日)当麻寺へ。寺から小径を歩いたところにある田んぼに座らせてもらう。町並みの甍とその向こうに見える仁王門、東塔、うっすらと色づいた二上山を描く。上着を脱ぐほど暖かく、風もなかったので気持ちよく2時間ほどスケッチ。中将餅を食べて帰る。











2017年10月31日
28日のM中学校1期生3年3組の同窓会は本当に楽しかった。当たり前だが卒業から35年経って、みんな立派な大人になっていた。挨拶では啄木の短歌「わかれ来て年を重ねて年々に恋しくなれる君にしあるかな」を紹介した。別れた人への思いは年月が経てば経つほど大きくなる。
副担任をしてくださっていたF先生に15年ぶりに会えたのもうれしかった。
みんなからプレゼントされたプリザーブドフラワー(同窓会委員のIさんの手作り)を描く。




2017年10月29日
秋晴れの先週の木曜日、スケッチの先輩と新薬師寺へ。東側の道を描く。訪れる人が結構いたが、あの十二神将に惹かれてだろうか。
昨日はM中学校1期生3年3組の同窓会。35年前の教え子に会えて、懐かしくうれしかった。進路選択直前の1月17日に左脚が動かなくなって休むことになり多大な迷惑をかけた彼らだが、みんな元気そうで良かった。同窓会委員が企画してくれたクイズ等で大いに盛りあがり、3時間があっと言う間だった。雨の中、Tくん夫妻が家まで送ってくれた。





2017年10月3日
南仏アルルには17年前に訪れたことがある。その頃、アルルやエクサンプロバンスに憧れ、ゴッホが愛した町で絵を描きたいと願っていた。念願がかない、ゴッホが「夜のカフェテラス」を描いたのと同じ場所からスケッチできた時の事はよく覚えている。
もう一度行ってみたいがすぐには叶いそうにないのでテレビの旅番組を録画して小さな絵にする。








2017年9月18日
福島にいるBさんが今年も葡萄を送ってくれた。先月も桃を送ってくれたばかりなのに。有り難いことだ。新鮮で、甘く、味わいがあった。ロイヤルコペンハーゲンの皿に盛って描く。
Bさんは私が最初に勤めた学校の生徒だが、今日は次に勤めたM中一期生のMさんとラインでやりとりできた。彼女のメッセージから、人生にはいろんな事があるな、と改めて感じた。






2017年9月17日
台風の風雨が強くなってきた午後、連れ合いが庭に咲いている花を「描いたら」と持ってきてくれた。このところ絵が描けていないのを気にしてくれたのかも知れない。ガーゼのような柔らかい紫色の花弁が愛らしい。北アメリカ原産で大正時代に日本に入ってきたそうだ。
BSでやっていたドラマが気に入ったので原作の小川糸著『ツバキ文具店』を読む。鎌倉にある文具店と代筆業を祖母から引き継いだ鳩子が文通相手の幼いQPちゃんとその父親とでカレーを食べるシーンで泣いてしまった。、そして、なぜか体験したことのないような寂しい気持ちになった。












2017年8月12日
 今年も福島に住んでいるBさんが桃を送ってくれた。彼女は私が初めて教壇というところに立って出会った忘れられない生徒たちの一人。礼状を出すのために小さな絵にする。
 昨夜、山廃仕込みの日本酒を初めて飲んだ。とても濃厚なので氷を入れて。氷が少し溶け始めた頃がちょうどいい感じ。深い味わいで美味しかった。














2017年8月6日
 今日は広島原爆忌。昨日テレビで仲代達也さんと歌丸さんが「戦争は絶対にしてはいけない」と話していた。戦争体験者の言葉は重い。
 暑いので家にこもって本ばかり読んでいる。こないだ桂南光さんが創刊号から置いてあった「サライ」を連れ合いさんに処分されたと話していたが、私も溜まった「サライ」を読み返して泣く泣く処分している。
 明治村の本を見て、明治23年に京都・河原町三条に建てられたという聖ザビエル天主堂を小さな絵にした。









2017年7月29日
 頭が大きいので子どもの頃からサイズの合う帽子を探すのに苦労してきた。友だちが好きな野球チームの帽子を被っているのに一人だけ大人用の地味な色の帽子を被っていた。
 憧れのパナマ帽子も被りたいのだが私の頭に合うのが無くあきらめてきた。ところが先日好きなブランドの店で「どうせ合わへんやろな」と思いながら試してみるとピッタリ!しかも本場エクアドル製。ちょっと高かったが、クロールで50m泳げるようになった自分へのプレゼントやと言い訳した。
 その帽子とロンドンの風景がデザインされているティーポットとカップのセットを描く。
2017年7月16日
 昨日、スケッチ会で春日大社近くにある水谷茶屋へ。奈良公園内にはたくさんの茶屋があるが茅葺きなのはここだけらしい。猛暑日の予報が出る暑い日だったが、周囲の樹木が作ってくれる陰に座ってスケッチ。夏らしい緑の色合いを出すのに苦労した。反省会は茶屋の床机に座って。
 葉室麟の『はだれ雪』を読んだ。所謂忠臣蔵外伝だが、浅野内匠頭の最後の言葉を聞き出した事で流罪になった旗本が主人公。本の中に「人の真」という言葉があった。この言葉から先頃国会で証言した前文科省事務次官の姿と言葉を想った。



2017年6月21日
いつも美味しい蕎麦を食べさせてもらっている蕎麦店のご主人が自宅の庭で育てられた枇杷を今年も沢山持って来てくださった。こないだお店にうかがった時に「快慶展」のチケットを頂いたところなのに。
このところ頂き物が続いている。いろんな物を頂けるのがありがたいのは勿論だが、私のような者の事を思いだし、気遣ってくれる人がいてくれるという事が心に沁みる。









2017年6月20日
日曜日、Dくんの40回目の水彩画レッスンで奈良町へ。小学3年生から始め、今は中学1年生。
この日も集中して初夏の雰囲気が伝わってくる素晴らしい絵を描いていて、道行く人から声をかけられていた。私もアドバイスしながらスケッチする。
私の友人知人には映画好きが多いが、その中でも一番と思われるのがSさん。ドラえもんやクレヨンしんちゃんも独りで観に行って窓口の人に「お独りですか?」といぶかられたりするほど。退職した去年は2日に1回ぐらい映画館に通ったそうだ。そのSさんが重複して買った映画のDVDを沢山送ってくれた。私が大好きな「007ロシアより愛をこめて」のブルーレイ版も入っていた。あのダニエラ・ビランキがより妖艶に映っているのだろうか。
2017年6月12日
昨日小さな絵を描いたら、外でスケッチしたくなったので、家から車で5分ほどの不退寺へ。
ずっと前に業平格子の本堂を描いたことがあるが、門が重要文化財とは知らなかった。いいアングルを探してウロウロしていると「そのポールは便利ですか?」と声をかけてきた人がいた。杖を使われているので私のポールに興味を持たれたようだった。
話をしていると大阪のある市の教育長をされていたとかで、私が知っているその市の先生の名前を告げるとよくご存知だった。なんかうれしい出会いだったので、気分よくスケッチ。ちょっと奥まった所にある寺だが、在原業平縁の寺だからかタクシーで乗り付ける参拝者も。



2017年6月11日
このところ気分が沈む事があって絵が描けていない、というか絵を描く気分になれないでいる。
そういう時こそ絵を描いて気分転換を、とずっと部屋に置いているイタリア製の釣りの人形を描く。
絵を描いていたら、気が沈む事ばかりではなく、うれしいこともあったと気付いた。
Aさんと短時間だが久しぶりに会えた。元気そうで良かった。
ピアノはジャズの醍醐味であるアドリブづくりに入った。「そんなんできんの?!」というのが実感だが先生は「できる!」と。
25m泳げたり泳げなかったりが続いていた水泳はやっと自信をもってクロールで25mを立ち止まらずに泳げるようになれた。1年以上かかったが、子どもの頃からの「クロールができない」というコンプレックスから解放された。
インストラクターの「息継ぎする時に天井を見るつもりで」というアドバイスのおかげだ。少し不自由な足のリハビリ目的に始めた水泳だから、出来なかったキックが少しずつ出来るようになってきたのもうれしい。












2017年5月7日
仕事をしている時は黄金週間が楽しみというか新学期の忙しさの中、とりあえず黄金週間までがんばろうという感じでやっていた。今は毎日が日曜日だから全く関係ない。いい季節だからどこかへ出かけてスケッチしたいが、道路が混んでいるので奈良公園内の料理旅館「江戸三」に出向く。新緑を描こうと思ったのだが、木は手強い。
今日はお世話になったM先生を囲む会。集まった17人の近況を聞いていると病気の話が多く、癌の手術を経験された人もいた。
毎年この会に参加するのを楽しみにしているのだが、近況報告で何を話すかに悩む。皆さん、話がうまく、どうしたらあんな風に話せるのか教えてほしいぐらいだ。Sさんが紹介された「ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ」という吉野弘の「奈々子に」という詩が心に残った。


2017年4月16日
昨日、スケッチ教室で神戸へ。摩耶ケーブル駅近くにある桜のトンネルを描くということで、楽しみにしていたが、三宮からバスで30分ほどと遠いし、天気も怪しい。電車に乗っていると小雨が降ってきた。どうなるか、と思ったがポイントに着いた時には青空が見えた。
名残の桜はまさにトンネルという感じで空をおおっていた。坂道と桜、両方とも難しい画材で、どう描くか困ったが、先生に指導してもらってなんとか仕上げる。講評会は王子動物園近くの喫茶店で。
阪神の駅まで乗ったタクシーの運転手さんに親切にしてもらい、甲子園帰りの人で満員の電車でも若い女性に席を譲ってもらった。





2017年4月11日
好きな洋館と桜が描けると思い、大阪の泉布観へ。
コロニアル形式の瀟洒な館の前には桜が今を盛りに咲き誇り、大川沿いの桜並木も満開で銀橋がいつも以上に輝いて見えた。
「泉布」は貨幣を意味するそうで、造幣局の応接所として1871(明治4)年に建てられた。当時から水洗式トイレを備えていたというのには驚く。
描いていたらタイから新婚旅行に来たカップルが話しかけてくれた。年月が経ち、2人が新婚旅行を振り返る時、きっと満開の桜を想い浮かべるだろうな、と思いながら色を塗った。




2017年3月30日
昨日、スケッチの先輩お二人と今井町へ。ずっと前に一度スケッチしたことがあるが久しぶり。
今井町は16世紀に一向宗本願寺坊主の今井兵部豊寿によって形成された寺内町。現在も古い町家が軒を重ね、実際に住居として使用されている家が多いそうだ。この河合家は古くから酒造業を営んでいる。
本格的な春の到来を感じさせる暖かい陽光に恵まれ、気持ち良く描けた。








2017年3月24日
田舎から頂いた蕗の薹を描く。絵に描くのもいいが天ぷらにしてあの苦みを日本酒と一緒に味わいたい。
相撲を見ている。大阪出身の豪栄道を応援したいが、休場しているのでもっぱら宇良に注目。ハラハラする取り口以外にも取り組み前のタオルを断る所作などに人柄が表れているような気がする。ある日取り組みが終わって支度部屋に戻る途中で観客の落とした物を拾って渡す姿がテレビに映っていたが、そういう事をしたお相撲さんは見たことがない。なんとか勝ち越してほしい。


2017年3月19日
スケッチ教室で大阪へ。玉造カトリック教会聖マリア大聖堂は長方形の建物で装飾も多くないため絵にしにくいと思ったので、道をはさんだ所に座って電柱や歩いている人、自転車に乗っている人などを入れることにする。
大聖堂の近くに細川越中守の屋敷跡と伝えられている「越中井」が残されているからか大聖堂前には高山右近と細川ガラシア夫人の石像が立っている。
描いていると町歩きの情報発信活動をされているという男女3人連れが声をかけてくれた。頂いたパンフレットを見ると大阪の町歩きのポイントが素敵なイラスト入りで紹介されいて、スケッチしたいと思うところもあった。





2017年3月4日
S中学の土曜チャレンジ・補充学習会の今年度最終回が今日あって、最後に花をもらった。プレゼントしてくれたのが1年間ほとんどつきっきりで英語を指導した2年生のK君だったのがうれしかった。K君は私のアドバイスをよく聞いてくれた。学年末のテスト結果が良かったそうで、それを聞いて自分の事のようにうれしかった。
久しぶりにケント紙の小さなスケッチブックにペンで描いた。



























2017年2月27日
友人に撮ってもらった発表会の動画を見ながら描く。発表会は2回目だが、前回と違って少しだけだが演奏を楽しむ事が出来たので自分では上出来だと思っている。









2017年2月26日
退職後に習い始めたピアノ教室の発表会が昨日、神戸であった。私はジャズのスタンダードナンバー「ウィスパーノット」を演奏し、先生や伴奏者のみなさんのお陰でなんとか最後まで弾き通す事が出来た。大学時代の友人夫妻が4人も聴きに来てくれたのは大きなプレッシャーだったが演奏が終わったら大きな喜びに変わった。頂いたフラワーアレンジメントを描く。






2017年1月30日
昨年末に浮見堂の横を通りかかった時、冬枯れの木立と浮見堂の取り合わせが心に残ったので、寒さのゆるんだ先週土曜日に出かけた。風がなく陽射しもあって絶好のスケッチ日和。何度も描いている浮見堂だが冬は初めて。
時折お客さんを乗せた人力車や散歩する人が通るぐらいで静かだったが、カリフォルニアから来たという若い男性が「Beautiful !」と声をかけてくれたので少し英語で話す。若草山の山焼きを見に来たのだろうか。枚方のご夫婦?も話しかけてくれた。水入れや絵の具、紙について尋ねはったので絵を描いてはるな、と感じたら、その通りでしばし絵談義を楽しんだ。





2017年1月22日
昨日、スケッチ教室で奈良少年刑務所の門を描く。この3月末で閉鎖されホテルになるとか報道されているためか見学者らしい人がいた。
陽射しがあったが時折風が吹いてちょっと寒かった。講評会をやる喫茶店が近くにないので拙宅に来てもらい、皆さんに熱いお茶を飲んでもらった。

昨年末から教え子との「新たな出会い」が続いているが、33年前の3年のクラスにいた2人の教え子が先週来てくれた。そのクラスを担任していた1月17日に左脚が動かなくなって入院手術をしたので、進路選択を目前にしたクラスのみんなには大変迷惑をかけた。
授業中笑いすぎて私に無視された事があるというIさんはウォーキングポールの専門家になっていた。リハビリの指導者に教えているそうで、私のために使いやすいポールを持って来てくれた。Kさんは33年間保存していたという卒業記念のレコードと私が手書きした学級通信を持って来てくれた。33年前の歌声を聴いたり、当時の写真を見たりする。同窓会委員である2人が中心になってクラスの同窓会を計画してくれるらしいのでとても楽しみ。
2016年12月31日
昨日はDくんの今年最終のレッスンだったが寒いので私の部屋で。Dくんはサンマリノ共和国にある世界遺産のグアイタの塔の写真を見ながら集中して描いていた。私はアドバイスをしながらシクラメンを描いた。
2016年も今日で終わる。この1年で心に残ったことは−
@M中同窓会での元生徒との「新たな出会い」A湖北への一泊旅行でのハプニングと鶏足寺の十一面観音との出会いB水泳にトライし苦手だったクロールで少し泳げるようになったCSさんに担当してもらいリハビリが楽しくなったD安西水丸の展覧会
個人的にはいいことの方が良くないことより多かった気がするが、安保法制、原発、沖縄などを考えると、いい年だったとは言えない。











2016年12月19日
土曜日、スケッチ教室で大阪茶屋町へ。ロフトにはよく映画を観に行ったが、その頃とは雰囲気が一変していて、洒落た街角になっていた。
昨日は新任時代によくしていただいた故H先生のお宅へ。12年前の12月に亡くなられたので2人の先輩の先生とお参りに伺った。H先生には本当に公私共お世話になり、影響も受けた。教育はもちろん音楽、山登り、麻雀、など幅広く教えて頂いた。
一番の思い出は1年目の夏に上高地〜涸沢〜奥穂高岳〜岳沢〜上高地の山行きに同行させていただいたこと。今、テレビの山番組を楽しめるのもH先生のお陰と思っている。












2016年12月13日
新任時代を過ごしたのは高槻。Y中での5年間は生徒にも先生方にも恵まれた。その5年間があったから無事定年まで教職生活を全う?出来たと思っている。
当時、公私共に大変お世話になったT先生宅を1年ぶりに訪ねる前にカトリック高槻教会を小さな絵にする。
新任1年目、私の拙い授業を見かねて「他の学校の英語の授業を見てみませんか」と声をかけてくださったA先生が施設に入られたと知る。「授業に行き詰まるとこの本を読むの」と斎藤喜博の新書を紹介してくださったこともあった。






2016年11月30日
湖北へ一泊旅行。1日目は八日市でヴォーリーズ建築をスケッチして長浜の琵琶湖畔にある「紅鮎」へ。友人のTさんに教えてもらってからずっと訪ねたいと思っていた宿。通された部屋の大きな窓からは初冬の琵琶湖に浮かぶ島と水鳥の姿が見られ、その手前の柳の木のレースのような葉が逆光のためにシルエットになって美しかった。夕食は鴨鍋会席。
2日目は鶏足寺の十一面観音と対面。井上靖の『星と祭』を読んで湖北には十一面観音が多くあると知ったのはいつだったろう。渡岸寺の十一面観音を見に行き「これが一番」と思ってきたが、鶏足寺の観音を目にした瞬間、思わず手を合わせてしまった。こんな経験は初めてで自分でも驚いた。
昼は鯖素麺を食べ旧開知学校を小さな絵にする。


2016年11月24日
昨日は小6のDくんと奈良ホテルを描いた。ちょっと寒い日だったがいつも通りDくんは集中して描いていた。
先週末の3日間、長年勤めた市の退職教職員作品展に4点水彩画を出展した。会場に行くとUさんが「山中さん、この人があんたの絵を見て習いたい、と言うてはるよ」と教えてくれた。その人の絵を見せてもらうととてもお上手で私が教えることはないと感じたが、「習いたい」と言ってもらっただけでとてもうれしかった。卒業生がたくさん来てくれたこともうれしかった。絵を描いていて良かった、と改めて思った。





2016年11月7日
近所の人が我が家の前に植えてくれた柿の木が大きくなり、実をつけるまでになった。渋柿だが焼酎で処理したのをもらったので食べてみると味わいのある甘みがした。
今朝見てみるといい色になって葉っぱも紅葉していたので絵に描いてみた。
今年は寒くなるのが早いような気がする。








2016年10月31日
昨日は梅田で催されたM中学校4期生の同窓会に参加。テーブルの隣に座ったSさんが「授業で先生が話したことをずっと覚えていて、先生に会ったら話したいと思っていた」と言った。どんな事だろう、とドキドキしながら聴くと、私が授業で「人間は何のために生きるのか?」と尋ね、「幸せになるため」と話を続けたそうだ。
授業の始めにはすぐに授業内容に入らずに映画や音楽、本などについて話をするようにしていたが、その話は小説家の井上光晴の講演会で印象に残った話をそのまま生徒にしたのだ、とすぐに思い出した。30年以上前に私が話した事を忘れずにいてくれて、私に会ったら話したいと思っていてくれたとは、胸がいっぱいになった。
Sさんの話以外にも「教え子との新たな出会い」がいくつもあった同窓会を思い返しながらミニバラを描く。











2016年10月28日
昨日、Mさんと大和民俗公園で旧吉川家住居を描いた。秋晴れのとても爽やかな日で気持ち良くスケッチ出来た。筆を置く頃、遠足に来た小学生が賑やかに弁当をひろげていた。
2年半Mさんとスケッチしてきたが、Mさんのご都合で今回が最後になった。残念だがまたご一緒できる日を楽しみにしたい。










2016年10月21日
昨日、スケッチの先輩お二人と明日香の橘寺へ。聖徳太子に関わりのある寺のようで、そのためか訪れる人が結構いた。
刈り取りの終わった田んぼの畦道から紅葉し始めた桜の木と長い白壁、伽藍、遠くの山を描く。
時折、遠足に来ている小学生の声が聞こえてきた。本格的な秋の訪れまであと少し。









2016年9月18日
今月のスケッチ教室は奈良公園内にある「江戸三」。志賀直哉も通ったという「江戸三」は春日大社の参道沿いにある別棟形式の料理旅館でホウレン草を使った「若草鍋」が名物とか。それぞれ意匠の異なった建物に泊まった客は、昔は備え付けの鐘や太鼓などで仲居さんを呼んだそうだ。もみじの葉の間から茅葺きの屋根が見える。










2016年9月6日
毎年言っているような気がするが、今年の夏はことさら暑かった。そのため家に引きこもっていたので、すっかり出不精になり、8月は絵も1枚しか描いていない。友人のYさんは若いから暑い中でも屋久島や長野に旅行をし、その度にお土産をくれる。屋久島の醤油と焼酎、そして長野からはウィスキーのミニボトルとチョコレートなど。








2016年8月19日
数日前、在職中に会議などでよく利用したD市の市民会館に用事で出かけた。
用事を終えて玄関を出ると、一人の警備員さんが親しそうに声をかけてくれた。「おかしいな、ここの警備員さんに知り合いはいないはずだが・・・」と戸惑っていると、私が乗っていたローバー75を市民会館に駐めていた時に注目していたと教えてもらう。こっそり写真も撮ったとも。
しばらくローバー75の魅力について立ち話。あの車に乗っていたら、呼び止められ、写真を撮らせてと言われたり、「これ何という車ですか」と話しかけられたことが時々あった。車が好きな人には見過ごせない車だったのだと改めて思った。
2016年8月14日
昨日は小6のDくんのレッスンで夕焼けの写真を見ながら色を塗る。Dくんは私の部屋で2時間以上集中してやってくれた。私も色鉛筆で描くが難しかった。
イチローが大リーグ3000本安打を達成。その偉業は勿論すごいが、記者会見での言葉に感動。「ぼくが何かすることで僕以外の人たちが喜んでくれることが今の僕にとって何より大事なものであることを再認識した」。小学生の頃、野球に熱中しているのを見た人に「プロを目指しているらしい」と揶揄され、大リーグ入りした時に「首位打者になりたい」と言うと誰からも信じられなかったとか。何事も初めてのことをする人は他者から嗤われると誰かが話していたが、3000本安打の裏には6000回の凡打があり、それに挫けなかったのはもう一つの偉業だろう。
2016年7月29日
27日にMさんと浮見堂のボート乗り場付近でスケッチ。気温の高い日だったが池の側だからか時折吹く風が涼しかった。途中でイタリアとトルコから来たという人が声をかけてくれた。

昨日は大阪の中ノ島にある東洋陶磁美術館でやっている宮川香山の展覧会へ。Eテレの「日曜美術館」で紹介されていたのを見て是非実物を見たいと思った。高浮彫という技巧で創り出された作品に息を呑んだ。特に見たかった水盤に蟹が張り付いているのをじっくり見られたので満足。暑い中、大阪まで出向いた甲斐があった。

水泳教室に通い始めて2ヶ月。今日、クロールで25mを泳ぐ事が出来た。子どもの頃からクロールは息継ぎが出来なくて泳げなかった。この歳になって、出来なかったことが出来るようになるなんて!

2016年7月16日
祇園祭の宵山の日、スケッチ教室で暑い京都へ。京都女子大の前身である京都高等女学校の設立に尽力した大谷籌子の新居として建てられた錦華殿(2000年に再建)を描いた。南側のアールを描く屋根部分やバルコニー等は大正時代に建てられたとは思えないモダンなデザイン。
帰り、京都駅まで利用したタクシーを降りてすぐ、つまずいて工事のポールで顔を打った。唇が切れたようで血が出て、びっくり。どうしようと思う間もなく、小学生を連れたご夫婦が駆け寄って下さり、サッとポケットティシュを渡して下さった。親子3人に暖かい言葉をかけてもらい、ポケットティシュも袋ごと頂く。
傷口をもらったティシュでしばらく押さえていると出血は止まった。切れた唇の痛みは続いたが心持ちは親切にしてもらったうれしさで満たされていた。転けて怪我したのにうれしいというのは複雑な心境。



2016年7月2日
先週、京都伊勢丹でやっている安西水丸展に行って来た。ファンなので京都に向かう電車の中から胸がわくわくしていた。期待通りの展覧会で、ポスターやカラートーンを使ったイラストレーションをゆっくり楽しむ事が出来た。繋がっていない線、微妙なズレがなんとも言えない魅力を創りだしている。Yさんが教えてくれなかったら見逃していたかもしれない。見逃していたらきっと泣いていただろう。ミュージアムショップでは図録、ポスター、絵葉書、Tシャツなど、ほしいと思う物は全部買った。
今日描いたたばこの缶には安西水丸のイラストレーションが入っている。昔、義母がやっていた店で煙草を扱っていたので、店頭にあったのをもらったのだと思う。その頃は安西水丸の事は知らなかったはず。
昨夜は45年の付き合いになる友人2人と難波のミュウヘンでビールを飲んだ。定番の唐揚げは勿論美味かったが、隣のテーブルの人が食べていたのが美味しそうに見えて注文したビフカツサンドが気に入った。
3人とも一病息災という感じだが、それだけに時々会って話すひとときがとても貴重に思える。

2016年6月19日
昨日は神戸ポートアイランド北公園からパナマ船籍の14万トンの大型客船を描いた。こういう船があるのは知っていたが見るのも描くのも初めて。
真夏の様な陽射しなのに日陰のない所から描いたが、肩にパイプ状の物を巻き付けて傘を固定して、両手が使える道具を使うと、とても快適だった。
今日は「福島県と関西の水彩画交流展」の最終日。絵を引き上げる事もあって、雨の中京都へ。力作が多く、勉強させてもらった。案内ハガキを出した友人たちが何人も来てくれたし、会場で知り合いになった人も出来た。私の絵を長い間見てくれたり、写真に撮ってくれる人の姿もあった。
帰りにイノダ本店に寄り、好きなフレンチトーストと珈琲を味わった。





2016年6月16日
昨日の朝7時過ぎに玄関のチャイムが鳴ったので、出てみると行きつけの蕎麦屋さんのご主人だった。庭になったという枇杷を箱一杯頂く。いつもならまだ寝ている時間だったが、用事があって起きていて、とても得をした気分になった。
子どもの頃、西瓜が苦手で食べない私のために母親が枇杷を用意してくれていたこともあって枇杷は大好き。母親が愛用していた赤絵の皿に盛って描く。



2016年6月9日
梅雨に入り、蒸し暑い日もあるようになってきた。涼しそうなほたるぶくろを描く。
市報に載っていた水泳教室に先月から週1回通っている。水中で歩くのは足のリハビリになるらしいので参加したのだが、インストラクラーの助言もあって苦手なクロールに挑戦している。少し慣れてきて、他の参加者の方々とも言葉を交わすようになってきた。一人で車椅子で通っている人、2時間半かけて来る人もいる。
14日〜19日、京都文化博物館で開催される「福島県と関西の水彩画交流展」に、福島に旅行したときに描いた会津鉄道の湯野上温泉駅の絵を出展させてもらうことになった。





















2016年5月26日
一昨日、川西市郷土館にある旧平賀邸をスケッチしに出かけた。家から車で1時間余り。
平賀邸は日本最初の工学博士で、創成期の繊維産業の発展に数々の功績を残した平賀義美博士の邸宅として建てられたものだそうで、大正7年築。設計は大林組の松本禹象。
中谷美紀主演の映画「縫い裁つ人」で、主人公が営む洋裁店として出てくる。
ちょっと蒸し暑い日だったが、バラがちょうど満開だった。豊中のカルチャースクールの方々が先に描かれていて、その内の何人かの女性とスケッチ談義をしながら描き、楽しい時間を過ごせた。
スケッチ後、Kさんのお宅にお邪魔しておいしい紅茶等を頂く。


2016年5月21日
スケッチ教室で京都へ。団栗橋の下から北を向いて描く。真夏のように暑い日だったが陰のあるところに座れた。ずっと描きたいと思っていたヴォーリーズ建築の東華菜館が描けるのでちょっと力が入りすぎたが、川の流れが落ちている所とか自分では工夫したつもり。見えている橋は四条大橋で市バスが通っている。奥に小さく見えているのは三条の橋。
絵を描きながら、団栗橋の角にある池波正太郎も通ったおでん屋「蛸長」の蛸をまた食べたいと思ったり、高校生の時に先輩に連れられて先斗町の喫茶店で初めて食べたピッツアの事を思い出していた。昼食を食べずに描いていたからだろうか。






2016年5月17日
私がピアノを習っているからと、Hさんがピアノの形のパッケージに入ったチョコレートを送ってくださった。毎日練習していても思うように上達しないピアノだが、これからも楽しむことを大切にしてやっていこうと改めて思った。
県立美術館でやっている藤城清治展へ。4年前の展覧会で初めて作品を見た時に抱いた感動は大きく、同じ展覧会に2回行った。今回も大阪の町の巨大な作品など素晴らしかった。92歳になっても変わらない作成への姿に励まされた。




2016年4月25日
毎年カレンダーをプレゼントしているSさんは、お礼と言って手作りの野菜を年末に持って来てくださる。とても美味しい野菜でありがたく頂戴しているのだが、今朝は米袋いっぱいの筍を持って来てくれはった。聞けば、早朝に掘り出したのをすぐに届けてくれはったそうだ。茹でるための糠まで用意してくださっていた。
筍は好物の一つで天ぷら、わかたけ、木の芽和え、筍ご飯を食べると幸せを感じる。Sさん夫妻のご厚意とお心遣いに感謝してスケッチする。









2016年4月24日
13日、北琵琶湖の海津大崎の桜クルーズに出かけた。ずっと訪れてみたいと思っていたので、長浜港から乗った高速船が岸辺に連なる満開の桜並木に近づくと胸が高鳴った。小雨模様だったのでスケッチ出来なかったのが残念だったが、帰りに撮った旧長浜駅舎の写真を見ながら小さな絵にする。










2016年4月17日
今月のスケッチ教室は三月堂。気持ちのいい晴天で新緑と甍がまぶしい。正式名称は法華堂というらしいが二月堂の隣に位置していて西側から見ると奈良時代と鎌倉時代に建てられた部分が繋がっているのがよくわかる。その西側から見るのが一番美しいと思うが一度描いた事があるので、難しい斜めからのアングルを選ぶ。手前の空間の処理をどうしようかと考えていたら、ちょうど鹿が来てくれた。










2016年4月11日
8日、Mさんと久しぶりのスケッチレッスンで、興福寺の五重塔と東金堂を描く。何度描いても五重塔の形をとるのが難しい。
昨日は大学時代の友人3人と我が家で麻雀。名古屋のN,河内長野のY、伊丹のKとは45年以上の付き合い。みんな元気で集まれたことをまず喜ぶ。
麻雀の成績はいまいちだったが、昼に作ったカルボナーラとアスパラとベーコンのスパゲッティを「おいしい!」と言ってもらってうれしかった。









2016年4月5日
3日は小6年になったDくんと自宅近くの興福院の門と桜を、4日は3人の先輩方と若草山ドライブウェイから桜の枝の間に見える大仏殿を、今日は大和郡山城の月見櫓と桜を描いた。3日間とも桜は見事に満開で堪能した。
絵を描き始めた頃、大仏殿を見下ろすこのポイントで、S先生が絵を描いてはるのに出会ったことを思い出す。先生に見習い、いつもより大胆に桜の古木を描く。











2016年3月24日
 昨日、天気がいいのでどこかへスケッチに行きたいと思いながら、録画しておいた五木寛之の「百寺巡礼」を見ていたら秋篠寺が出て来た。
 そうだ!秋篠寺の白木蓮があった!と出かけるとちょうど満開だった。訪れる人も少ない閑かな庭に座り、花を大きく描く。
 友だちから「木蓮の涙」という歌があると教えてもらう。咲いてすぐに散ってしまう木蓮のはかない美しさに通じるようなしみじみとした歌だった。








2016年3月20日
 昨日のスケッチ教室は、写真等を見て伊根の船屋を、ずいぶん前に同じ場所でスケッチした事を思い出しながら描いた。
 夜には法善寺横丁の「正弁丹吾亭」でFくんと呑んだ。Fくんは30年ほど前の私のクラスにいて、まじめで誠実、人の嫌がることでも引き受けてくれる心優しい生徒だった。そんなFくんと酒が呑める日が来るとは。
 IT関係の仕事で四日市に単身赴任しているFくんが「日本酒が好き」とうれしい事を言うので「豊祝」「黒龍」を呑みながら、中学時代の思い出や今の仕事、趣味などの話を聞かせてもらう。
 Fくんは伊賀の酒をプレゼントしてくれ、私が電車の座席に座るまで見送ってくれた。






2016年3月7日
昨日は64歳の誕生日だった。
友だちやフェイスブックで交流している卒業生の皆さんからお祝いのメッセージをもらいうれしかった。
友だちの一人から「ビートルズにWhen I'm sixty-fourという曲があった」と知らされ、是非この日聴かなくては、と聴いてみた。
「今から何年も経って、僕の髪の毛が少なくなり、年をとっても、君はバレンタインや誕生日にワインをプレゼントしてくれるだろうか...僕が64歳になっても君は僕を必要とし、僕のために料理を作ってくれるだろうか...」というような歌詞。
私は若い時に自分が64歳になった時の事を考えたりはしなかったと思う。と言うか、考えてもきっと想像できなかっただろう。



















2016年3月1日
一昨日、小5のDくんと「くるみの木」でスケッチ。Dくんは才能あるな、と思わせる絵−大人には絶対描けないような絵を描いていた。私は久しぶりにペンで描いた。

昨晩は楽しみにしていたジャズシンガー ダイアナ・クラークのライブ。とても気に入っているアルバム「ウォールフラワー」を冠したライブなので発売初日の早朝にチケットを購入した。
ところが喉の調子が悪いらしく、声のハスキーさに変な磨きがかかり、咳までしている。「夢のカリフォルニア」「ウォールフラワー」はやってくれたが、この曲さえ聴けるのなら、と願っていた「Sorry seems to be the hardest word」はアンコールでも聴けなかった。
ライブに当たり外れがあるのはわかっているが、期待大だっただけに帰り道に吹いていた風が身にしみた。




2016年2月21日
昨日、D市退職教職員会主催の「午後のひとときサロン」に出場。ジャズのスタンダードナンバー「バードランドの子守歌」を弾いた。練習は十分にやったのだが、慣れないキーボードということもあって、演奏は悲惨だったが、楽しい出会いがあった。
昔お世話になったU先生のお連れ合いさんと娘さんも出場されていて、言葉を交わすことが出来たのだ。話が盛り上がり、娘さんが私が着ていたシャツなどをほめてくださったのがきっかけで、生前のU先生もパパスの愛好者だったことを知って、びっくり。U先生は人権教育の権威だったが、外見も素敵で、いつも趣味のいいジャケットとネクタイを身に着けられ、靴はピカピカでダンディそのものだった。その先生が普段着ではパパスを着てはったとは。もっと早くに知っていたら、先生と楽しい話がもっと出来たのに、残念だ。
楽しかった時間を振り返りながら、チューリップを描く。







2016年2月10日
見逃していた映画「あん」が近くの会場で上映されると知り、出かける。監督が河瀬直美、主演が永瀬正敏。両方とも好きな人だし、人権にかかわるストーリーだから是非観たかった。
パッとしないどら焼屋にあんこを上手に作る老女(樹木希林)が訪れ、パートで働くことになる。とたんに行列が出来るぐらいに繁盛するが、しばらくすると客が来なくなり...。後半をどう描くのか、監督の手腕の見所だが、さすが河瀬監督で、余韻の残るラストだった。
連れ合いの友だちTさんが持って来てくれたクリスマスローズを描く。内気な乙女のようにうつむく花がいとしい。





2016年1月23日
昨日、Mさんと奈良町でスケッチ。正月過ぎまでは暖かかったのに急に寒くなってきて、この日も寒かったが幸い陽が差していた。
先日、行きつけの蕎麦屋さんのご主人Jさんが遊びに来てくださった。脱サラして蕎麦屋さんを始められた経緯や毎朝3時に起きて打つという蕎麦、お好きな骨董や絵についての話をたっぷり聞かせて頂く。
私は子どもの頃からのざる蕎麦好き。東京の3軒の「藪そば」「まつや」、大阪の「瓢亭」、通天閣下の「更科」、京都の「大K屋」、信州上田の「刀屋」(池波正太郎が好んだ店)等に通い、それらの店のもうまいと思うが、今はJさんの店の「辛味大根蕎麦」が一等うまいと感じている。




2016年1月2日
穏やかな年明け。
昨年はよく遊んで、絵を66枚描き、98冊の本を読み、映画を87本観た。行きたかった道後温泉、内子町への旅も出来たし、52年振りに小学校の同級生とも会えた。大学時代の友人とは互いの連れ合いさんを含めて仲良く出来ている。
今年も愉しく過ごしたい、と考えながらシクラメンを描く。
















2015年12月16日
昨日、Mさんと佐保路にある興福院の門を描いた。私の家の墓のある寺で、こないだ墓参りした時に、こんなにいい門だったのか、と思った。
着ていたコートを脱ぐほど暖かい日。こんな日に鳥の声を聞きながらスケッチするのは本当に気持ちがいい。














2015年12月6日
アパルトヘイトを体験した祖国南アフリカ共和国へ日本で捨てられていた車椅子を5000台以上修理して送る活動をしているトーマス・カンサさんと出会ったのはもう20年以上前。当時勤めていた中学校で人権教育の授業をしてもらい、その圧倒的な存在感と気さくな人柄に惹きつけられた。
それ以来、転勤した学校には必ず来てもらい、子どもたちに話をしてもらった。やんちゃな子どもたちも彼の話には聞き入っていたのが忘れられない。神戸や東北の震災時に、カンサさんはいち早く被災地に駆けつけ、ボランティアもしている。
そういう彼の活動を支援したいと、毎年カンパをしてきた。今年もわずかな「気持ち」を送ると最新刊の詩集(彼は詩人でもある)とこのキリンの置物が届いた。添えられていたカードには、ANY CHILD IS OUR CHILD というメッセージが記されていた。






















2015年11月27日
Mさん、Kさんと大阪中之島にある日本銀行大阪支店を描く。御堂筋沿いにある重厚な建物と黄金色に色づいた銀杏を描こうと思ったが、銀杏はまだ緑色だった。ずっと暖かい日が続いたからだろうか。色づいた銀杏が好きなので、絵の上では紅葉したように描いた。
この日は風が吹き、太陽が雲に隠れるととても寒い日だったがなんとか描き上げ、近くの喫茶店で熱い珈琲を飲む。














2015年11月17日
Mさんと奈良公園内にある旧奈良県物産陳列所をスケッチ。この日は特別公開されていて、結構人が来ていた。私も門の中に初めて入れてもらった。
何度か描いたことのある建物だが、こういうアングルは初めて。難しいので四苦八苦していると雨が落ちてきた。なんとか鉛筆描きを終え、色は家で塗る。













2015年11月16日
先月末に旅した愛媛の内子町には屋根付きの橋が5つほどある。そのうちの一つ、石畳地区にある弓削神社の太鼓橋を描きたいと思い、山の奥まで車を走らせた。
屋根付きの橋と言えば、映画「マディソン郡の橋」。そのローズマンブリッジはクリント・イーストウッドとメリル・ストリープのロマンスを生む場所だが、内子町の橋には収穫した農作物の貯蔵にも使われたものもあるとか。







2015年11月8日
今年で10回目になるD市の退職教職員作品展に出品させてもらった。案内のはがきを元同僚など4人の人に出したら、4人とも来てくれはった。絵を描くだけでも楽しいが、それを見てもらい感想等を聞かせてもらうとより楽しく、時には幸せな気持ちになれる。
Sさんがプレゼントしてくれたブーケを描く。










2015年10月26日
旅の2日目は、まず正岡子規記念博物館へ。中学か高校の国語の教科書にあった子規の闘病しながらの歌作りの様子に驚いた事を思い出す。松山城へ行く途中で偶然「労研饅頭」の店の横を通ったので、2つ買って、ロープウェイで登ったお城の石垣をスケッチしながら食べる。
内子町へは1時間ほど。昼は下芳我邸の蕎麦屋で石臼挽きの蒸籠三段重ねを食べる。その後、是非描いてみたいと思っていた本芳我邸をスケッチ。明治時代に木蝋生産で財を成した豪商の屋敷で、鏝絵などの意匠が素晴らしい。
今夜の宿は「オーベルジュ内子」。和蝋燭の灯りだけで頂くフランス料理は地元の食材を活用し、味も驚くほど美味しかった。デザートを食べながらシェフさんとも少し話が出来た。






2015年10月25日
四国愛媛県の道後温泉と内子町へ2泊3日の旅行に出かける。15年以上前に出張で訪れて、是非再訪したいと思っていた所。
1日目は、しまなみ海道を通って四国へ。途中、生口島で平山郁夫美術館に寄り、駐車場のおじさんが勧めてくれた店で蛸飯を食べる。午後遅くに道後温泉に到着し、さっそく道後温泉本館をスケッチ。前回の訪問時に描いた時は失敗したので複雑な建物を慎重に描く。途中、近くの店の人や愛媛大学のインドネシアからの留学生が声をかけてくれて楽しかった。寒くなってきたので途中で引き上げる。名湯とおいしい料理と地酒を味わった後に絵を仕上げる。








2015年10月23日
京都国立博物館でやっている「琳派展」へ。本阿弥光悦作の国宝「舟橋蒔絵硯箱」を是非見たかった。あの時代にあの造形を創造することは正にアバンギャルド。宗達の絵と光悦の書のコラボ「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」も素晴らしく、好きな酒井抱一の作品も多く出ていて、「夏秋草図屏風」を再見出来たのもうれしかった。
四条河原町まで乗ったタクシーの運転手さんと絵や喫茶店の話で盛り上がった。イノダ本店、六曜社、フランソワ、ビックボーイ、マンホール、シャンクレール、蝶類図鑑、ブルーノートなど、京都で過ごした高校・大学時代によく通った。そういう喫茶店のいくつかはなくなってしまったが、今も健在な「築地」をスケッチ。この日は臨時休業で、店の前まで来て残念そうに立ち去る人が何人もいた。





2015年10月5日
昨日、「きたまちスケッチ大会」に参加させてもらった。「きたまち」は近鉄奈良駅より北にある地域で、私の住まいもその中にある。スケッチ大会は女子大前にある旧鍋屋交番を中心に様々な活動をされている団体が主催され今年で5回目。今回は天気に恵まれ、参加者がとても多かった。
私はMさんと女子大の記念館を描く予定だったが、工事中のため守衛室を描くことに。この守衛室は記念館と同様に重要文化財に指定されている歴史的価値のある建物でよく見ると凝った造り。
上村松園と共に日本を代表する女性日本画家の小倉遊亀はこの学校を首席で卒業したそうだが、毎日この守衛室の横を通っていたのだろう。




2015年9月26日
大幅な改修が予定されている心斎橋大丸をMさんとスケッチする。御堂筋側の外壁の一部は既に養生のシートに覆われていた。ヴォーリーズのファンとしては、この名建築をなんとか残してほしいと強く願っている。御堂筋側のファサード、1階の天井とエレベーターホールのデザインは見飽きることがないほどの素晴らしさ。他にも階段の手すり等のデザインのセンスにまいってしまう。











2015年9月21日
19日にスケッチ教室で大阪の此花区伝法にある旧鴻池本店を描いた。アール・デコの本店はなかなかおしゃれな建物で気に入った。
伝法で教室があると知って思い出したのがAくんのこと。西天満小に通っていた5年生の時の同級生で、伝法にあるキリスト教会のお家に一度遊びに行かせてもらったことがあった。
調べると彼が牧師さんをしている事が分かり、迷ったが、思い切って連絡してみると会ってくれることに。
私は6年になる時に奈良に転校したので、52年振りの再会。かすかに面影の残るAくんと当時の写真を見ながら話す。
当時の私は今と変わらず目立たないパッとしない子どもで勉強もスポーツも苦手。学校も楽しくはなかった。遊びに行かせてもらった日にAくんの家でロールキャベツをご馳走になったのは数少ないいい思い出。
忙しいのに、帰りに駅まで送ってもらい有り難かった。




2015年8月28日
今日はMさんと東大寺の戒壇院へ。東側の木立の陰に座る。まだまだ日中は暑いが、木陰ですこぶる快適。戒壇院の四天王が好きという大学の先輩を思い出したりしながら描く。
ここ一月は本をよく読んだ。桐野夏生の『抱く女』、澤田瞳子の『若冲』、原田マハの『楽園のカンヴァス』などが印象に残っている。
『楽園のカンヴァス』はアンリ・ルソーの傑作「夢」にまつわるちょっとミステリアスな話。所蔵されているニューヨークのMoMA(近代美術館)に行った時にその絵を見たと思うが、はっきり覚えていないのが情けない。







2015年7月26日
先週の金曜日にMさんと奈良公園内にある茅葺き屋根の水谷茶屋を描く。木立の中にあるので長袖シャツを着ていてちょうどぐらいの涼しさで、気持ち良くスケッチできた。
今日は私が最初に勤めたT市のY中の同窓会に参加。37年間の教員生活の初めに1、2、3年と担任した学年。最も懐かしい元生徒たちとの再会を楽しんだ。3年前の同窓会に来てなかったYさんに会えたのは特にうれしかった。中学生の時はとてもユニークな面白い子だったが、素敵な大人の女性になっていた。







2015年7月20日
先週の土曜日、スケッチ教室で天保山へ。描く予定だった大型客船が台風のために寄港を取りやめたので、海遊館裏の船溜まりでスケッチすることに。青空が広がり、夏本番を思わせるような暑さで腕と首筋が日焼けして痛い。

レンタルした映画「ストックホルムでワルツを」を観た。モニカ・ゼタールンドという実在のジャズ歌手が主人公。私が好きなトミー・フラナガン、エラ・フィッツジェラルドなどの有名なジャズプレイヤーが出てくるのが楽しい(2人はあまり似ていない)。そして、名曲「ワルツ・フォー・デビー」をビル・エバンスの伴奏で歌うシーンもある。背中をまるめてピアノを弾く姿が在りし日のビル・エバンスを彷彿とさせた。







2015年7月1日
昨日は梅雨の晴れ間に恵まれ、Mさんと矢田寺でスケッチが出来た。ちょっと時期が遅いかと思った紫陽花は今を盛りに咲いていた。

先週末、岐阜・ひるがの高原で別荘の販売と管理をしている大学時代の友人Nを同じ友人の2人と訪ねた。5千万以上のものも建っているという豪華な別荘エリア、千棟以上あるという一般の別荘エリア等を案内してもらう。白山は見えなかったが、最高地からの眺めが素晴らしかった。
4人でバーベキューを楽しんでから麻雀の卓を囲む。調子が良くなかったがなんとか浮く。
40年以上続く友人関係の有り難さと貴重さを改めて感じた1泊2日だった。






2015年6月22日
昨日は小5のDくんと大仏殿が遠くに望めるポイントでスケッチ。雨が心配されたが陽が差すと真夏のような暑さ。3月と4月にもここでスケッチしたが山や田んぼの表情が変わっていて面白い。
20日は毎月楽しみにしているスケッチ教室を欠席して、「戦争をさせない1000人委員会」の奈良集会で佐高信の講演を聴いた。安保法制に反対するからには家の近くである集会ぐらいには出たいと思ったから。








2015年5月19日
先週の金曜日に京都国立博物館でやっている「狩野派展」に出かけた。最終日が近いので結構混んでいたが、一番見たかった探幽の「松に孔雀図壁貼付・襖」がある部屋は人が少なく、ほぼ独占状態。一本一本の松の葉と孔雀の羽一枚一枚の繊細な描写と松の幹の大胆な描写の対比に息を呑む。
期待以上の絵に満足した後、正門を描く。煉瓦造りの門、その奥に見える本館、そして背景の東山。
アメリカ人のグループ、巡回中の警察官、「絵を描いていた妹が亡くなった・・・」という女性が声をかけてくれた。







2015年4月19日
昨日はスケッチ教室で京都・上賀茂神社の斎王桜を描いた。染井吉野はもう散っているので、花の具合を心配していたが、その名の通りの豪華で華麗な姿を誇るように咲いていた。流鏑馬の練習をしているようで、馬が駆ける蹄の音と叱咤するかけ声を聞きながら。
近くにある人気店の鯖の味噌煮は食べられなかったが、連れ合いが買ってくれた焼き餅とすぐきを食べるのが楽しみ。













2015年4月13日
昨日はMさんと二月堂参道でスケッチ。何年かぶりに行ったら、見かけたことのない桜が咲いていたりして、風景が少し変わっていた。外国人などの観光客が次々に声をかけてくれた。
土曜日には、梅田で映画「妻への家路」を観た。「紅いコーリャン」以来ファンになったコン・リーは年を重ねても魅力的。
続いて、高島屋でやっている「琳派展」のチケットが手に入ったと友人のYが声をかけてくれたのでKとこと3夫妻で楽しむ。好きな酒井抱一の作品が多くあった。最後に千日前の「ミュウヘン」でビールと唐揚げを堪能。






2015年3月30日
昨日はDくんの水彩画レッスンだったが、あいにく雨が降ったので室内で先月描いた旧県物産陳列所の絵に色をつけてもらった。
Dくんは柱の茶色や樹木の緑色を同じ色ではなく、濃淡をつけて塗っていた。私も今日、色を塗った。















2015年3月25日
昨日はスケッチ仲間の先輩方と大仏殿が遠望できる奈良坂で絵を描いた。心配した寒さもそれほどでなく、天気に恵まれたと思っていたら、雨。止まないので釜上げうどんのSで昼食をとっていたら晴天になったので再度ポイントへ。しばらくすると今度は雪!数時間の間にあらゆる天気を経験した。
それでも鎌倉時代の僧で般若寺や北山十八間戸などに関わった忍性上人や宮本武蔵も見ただろうと思われる風景をなんとか描くことができた。









2015年3月23日
安西水丸さんが亡くなって1年経った。Eテレの「日曜美術館」で特集したのを見て、また好きになった。村上春樹が愛猫ミューズを抱いて本を読んでいるイラストレーション(水丸さんは「イラスト」とは決して言わなかったらしい)を模写する。水丸さんはスノードームの収集家としても有名だが、歴史にも詳しい。有名な武将より4,5番目ぐらいの士が好きだったようだ。
私が憧れを持っていた池波正太郎、三國連太郎に続いて水丸さんも逝ってしまって、さみしい。













2015年3月3日
先月末には大学時代の友人3人が来宅し麻雀卓を囲んだ。私が作ったチャーシューを入れたラーメンをみんなが美味しいと食べてくれた昼食をはさみ、半荘を6回。ギャグ連発のY、ピンフ上がりに精を出すK、名古屋から予定の1時間前に着くほど入れ込んでいるNと楽しく過ごし、夜は天ぷらとさぬきうどんのひやひやを食べる。呑めば知り合った40年前に戻れるのがうれしい。
昨日は亡き両親が長年住まいした京都のマンションの片付けの3回目。物持ちがいい親で、私の小1から中3までの通知表が残されていた。両親が使っていた物を処分するのではなく、なるべく持ち帰って使うようにしようと兄姉と相談したので、大きい家具は無理だが、文机などを持ち帰る。
このイノダコーヒ(イノダの看板には「コーヒー」ではなく「コーヒ」と書いてある)の人形ももらってきたもの。両親は私が連れて行った木屋町の蕎麦屋「D」とともにイノダが気に入ったようで街に出かけた時には寄っていたようだ。




2015年1月2日
新年が明けた。昨年は大切な人を何人も亡くした年だったが、いいこともあった。
新しい年もいい年にしたいと思っていたが、年末からめまいが出て体調が良くない状態が続いている。やっと落ち着いてきたので、今年一枚目の絵を描く。奈良には沢山の寺があるが、好きなのは二月堂と新薬師寺。その新薬師寺で薬師如来を守護している十二神将の伐折羅(バサラ)大将(天平時代、国宝)。
















2014年12月14日
8月のおやじさんに続いて先月末に義母が亡くなった。4ヶ月の間に2人の親を見送ったことになる。親を見送る大変さを味わったが、反面無事見送ることができたという思いもある。
今年もSさんが自家栽培された野菜を持って来てくださった。有り難く頂戴した沢山の野菜の中に細長い南瓜があったので描いてみる。












2014年11月23日
21日に西宮の甲子園口にある松山大学温山記念会館をスケッチさせて頂く。大学の設立に関わった新田長次郎氏の雅号にちなんだ名前のついたスパニッシュ風の建物と広大な庭に魅了され、いつか絵を描きたいと願っていた。大学にお願いすると許可していただき、閑静な住宅街にある庭に一人座って絵筆を握った。現在は大学のゼミナールなどに活用されているそうだ。
スケッチ後、大谷記念美術館で催されている四谷シモン人形展へ。初めて見る人形だったが、予想した通りの素晴らしさ。ポール・デルヴォーの絵の世界と共通するものを感じた。













2014年11月18日
土曜日はスケッチ教室で京都の烏丸丸太町近くにある聖アグネス教会を描いた。昔、市電に乗ってよく通っていたところだが、絵を描くのは初めて。よく見るとなかなか味わいのある教会だ。
昨日は奈良で研修があったと元同僚のHさんが家まで来てくれた。学校や映画の話が出来てとても楽しかった。退職して朝ゆっくりできるなどいい事も多いが、話をする人が限られるのが寂しいから、心を許せる人と話せる時間はとても貴重に感じる。















2014年11月13日
11日に篠山の兵庫陶芸美術館へ板谷波山展を見に行った。波山の作品は10年以上前に見たことがあるが、是非もう一度見たかった。素晴らしい環境にある美術館に入ると波山が編み出した葆光彩磁の大作が並んでいて、思わずため息をついてしまった。
波山を知ったきっかけは映画「HAZAN」。作品が売れずに苦しい生活の中、作陶を進めるが、窯焚きの材木が無くなり、家の板壁まで外して燃やそうとするシーンや波山の家を訪れた出光の創始者に「あなたの作品を全て買います」と言われ、波山の妻が泣き崩れるシーンなど忘れられない。
富本憲吉もデザインセンスがしゃれていて好きだが、波山はアールヌーボーをうまく取り入れて自分のものにしているところにとても惹かれる。
篠山の妻入商家が並ぶ河原町で蕎麦と鯖寿司を食べて、スケッチする。









2014年11月1日
一昨日スケッチした後、行きつけの蕎麦屋さんの「O」へ。いつもの辛味大根蕎麦の大盛りを頂く。絵を描いた後に美味しい蕎麦を食べられるのは幸せだ。
ご主人と大和文華館でやっている「酒井抱一展」について少し言葉を交わす。乙川優三郎の『麗しき果実』に出てくる原羊遊斎の茶入が出品されていたことや抱一のデザインや筆運びの繊細さについてもっと話したかったが忙しそうにされていたので出来なかった。帰りに、「絵に描いて」とざくろを頂く。











2014年10月31日
昨日は絶好の晴天だったので、こんな日にはスケッチを!と思い立ち、依水園前へ。一人で絵を描くのは久しぶり。奥に見えるのが依水園の樹木で紅葉がいい感じ。東大寺の南大門の屋根がのぞいている。声をかけてくれた人の中にはこれから正倉院展へと言う方が何人もおられた。
少し前に亡くなった安西水丸さんの『地球の細道』を図書館で借りて読んでいる。国内、海外の紀行文と味わいのあるイラストがいっぱいでとても楽しい本。ニューヨークの世界貿易センタービルの土産物店で私が買ったのと同じ自由の女神のスノードームのイラストが載っていた。スノードームの収集家である水丸さんと同じものを持っていることがわかってうれしい。これは買わなくては!








2014年10月23日
昨日はMさんとKさんのスケッチレッスンの日だったが雨が降りそうなので、土曜日にスケッチした場所にした。阪神高速道路が上を通っていて雨を防いでくれるのでちょうどいいと考えたわけ。案の定、絵を描いていると雨が降ってきて少し寒かったが、椅子とテーブルもあって快適だった。お二人は公会堂を描いてはったが、私は名前もデザインも美しい水晶橋を描いた。水晶橋という名の由来は、橋上にある照明灯が水面に映る様子が水晶の輝きに似ているということから出たとする説と水都大阪が繁昌するようにという意味で水昌橋であるという説があるそうだ。










2014年10月9日
京都文化博物館で催される「福島県と関西の水彩画交流展」に絵を搬入してから、千本中立売にある居酒屋「神馬」へ。太田和彦さんの『居酒屋百名山』にも紹介されている京都の名店。蔵造りの店は100年を超えるとか。下町らしい雰囲気の漂う街角に独特の情緒を醸し出している。














2014年10月6日
このところいい映画を観ることができている。「なら国際映画祭」では「ある精肉店の話」「STILL LIFE」。見逃していた「ハンナ・アーレント」、そしてクリント・イーストウッド監督の新作「ジャージーボーイズ」。レンタルも気楽でいいが、映画館の大きなスクリーンで観るのがやっぱりいい。
「STILL LIFE」を見終わって帰ろうとした時に、少しよろけてしまった。その時助けてくれた人がなんとあの河瀬直美監督!だった。












2014年9月21日
昨日、神戸・摂津本山にあるジャズバーで開かれたピアノ発表会に出場。ジャズのスタンダードナンバー「マイファニーバレンタイン」をベース、ドラムスの伴奏付きで演奏。人前で弾くのも、伴奏付きで弾くのも初めてなので、どうなることかと思ったが、60歳過ぎたら怖いものなし、と自分に言い聞かせる。途中2回しどろもどろになるがなんとか目標にしていた最後まで弾き通すことが出来た。
この絵はリハーサルを終えてから、自分の演奏している姿を想像して描いたもの。緊張するので誰にも聴きに来てもらわないつもりだったが大学時代からの友だち2人が来てくれた。







2014年8月30日
スケッチ教室で神戸・舞子にある孫文ゆかりの移情閣と明石海峡大橋を描く。雨の多かった8月だがこの日は晴天で陽射しがきつかった。時折浜風が吹いてくれて助かった。
今年の8月は私にとって忘れられない月になった。95歳の父親が亡くなったからだ。いつかは来る日だとは思っていたが、急だったのでなかなか受け入れることが出来なかった。7月の末には叔母も亡くなった。幼かった頃によくしてもらった人で、とても残念。
父との思い出では、小学校1年の時、七夕飾りを中之島公会堂の前の鉾流橋から流したこと。叔母との思い出は、同じ頃のクリスマスに阪急デパートのおもちゃ売り場でバイクに乗った人形が降りたり乗ったりするおもちゃを2人で見ていたことが思い出される。





2014年7月22日
20日はD市のM中学校4期生の同窓会だった。卒業以来28振りに会う元生徒もいて、とても楽しかった。
左足が動かくなり入院手術して、復帰したのがこの学年の1年の夏休み明けで、2年、3年と担任した。
九州への修学旅行では登山があったが、足の関係で私は麓で待機していた。山から降りてきた私のクラスのYくんが「先生、手出して!」と言うので手を出すと、「頂上の石やで」と黄色の石を一つ渡してくれたことがあった。
同窓会の最後の挨拶でその石をみんなに披露し、Yくんとのエピソードを聞いてもらった。
M中4期生の人でこのサイトを見てくれた人は、良かったらメールを送ってもらえるとうれしいです。

この絵は19日のスケッチ教室で描いたひまわりとバラ。









2014年7月9日
台風が近づくまでには間があるようなので大阪淀屋橋で、川西のKさんと生駒のMさんの水彩画レッスンを実施。Kさんは建物を描くのは初めてだそうで少し戸惑ってはったが線は生き生きしていた。Mさんはもう慣れはったようできっちり描いてはった。
通りかかった女性が話しかけてきて、「私も絵を習いたい」と言ってくれた。世の中には絵を描きたいと思っている人が多いのだ、と改めて思った。8月からMさんと一緒に描いていただくことになった。
絵を描いて住乃江味噌を頂いた池田屋さんに絵を葉書にして礼状を出したら、もっと葉書がほしいと味噌の詰め合わせが送られてきた。有難いことと感謝して葉書を送らせてもらう。絵を通していろんな人と仲良くしてもらえているのがうれしい。







2014年6月30日
義母の介護があるので旅行に行けない状態が続いていたが、やっと一泊旅行ができるようになった。友人が洋服を買った時の抽選で当たった旅館が良かったというので、知多半島の先端近くにあるその旅館に泊まることにする。知多半島を選んだもう一つの理由は、半田市に描きたい建物が2つあるから。旧中埜家住宅は現在修理中で外観さえ見ることができなかったが、カブトビール工場は絵にすることができた。1898(明治31)年に建てられ1943(昭和18)年までビールを醸造していた。設計は明治建築界の巨匠、妻木頼黄(つまきよりなか)。圧倒的な存在感を感じさせる。
旅館の檜の円形露天風呂と地酒「南吉の里」も気に入った。2日目に立ち寄った杉本健吉美術館にもカブトビール工場を描いた作品がいくつもあった。旅の最後に、名古屋熱田神宮近くのの「H」でひつまぶしを食べて帰る。




2014年6月23日
大阪の住吉大社近くにある400年続くという老舗池田屋本舗へ出向く。文化財の指定を受けている蔵造りの店の屋根に高燈籠がある独特の店構え。斜め向かいのソフトクリーム店の軒先をお借りする。途中で頂いたソフトクリームが美味しかった。
描き終えて、土産に名物の住乃江味噌を購入しようとしたら、ご主人が「絵を描いてもらったお礼や」とおっしゃってプレゼントしてくださった。
その日の夕食で早速頂く。ご飯の上に乗せて食べると深い味わいがあった。さすが大阪を代表する老舗の味と感嘆した。








2014年6月21日
スケッチ教室で伏見の三栖閘門(みすみこうもん)へ。宇治から京都市内に向かう車から見かけたことは何度もあったが、絵に描くのは初めて。濠川(ほりかわ=旧伏見城の外堀)と宇治川の水位の差を解消して船が運行できるようにする施設で1929年に完成し1962年に役割を終えている。
汗をかいて到着すると、いく人もスケッチしている人がいた。梅雨の時期だが雨が降らなくて良かった。









2014年6月7日
以前勤めていた中学校の土曜チャレンジという補充のお手伝いをしてから、スケッチ教室でご一緒させていただいているKさんの個展へ。
会場に入ると同じ教室のメンバーであるKJさんとばったり。Kさんの素敵な絵を拝見してから、KJさんが「桃林堂」へ行くと言われた。私も、会場の近くだからスケッチしたいと思っていたので、ご一緒させていただく。
20年前の雨の日、車の中からスケッチした風格ある大和棟茅葺きは健在だった。
池波正太郎の『食卓の情景』に弟さんからみやげに「桃林堂」の五智果をもらったとある。「酒後の舌をたのしませてくれる逸品といえよう」とも。お店から出てきたKJさんから水ようかんを頂く。





2014年4月21日
土曜日に神戸から電車に乗って帰ろうとした時、駅前の店のウィンドウに目がいった。イチゴの入ったシュークリームが美味しそうだったので、母親の介護で疲れている連れ合いへの土産にする。喜んでくれて良かった。食べる前に絵に描く。













2014年4月19日
スケッチ教室で神戸メリケンパークのホテルの横からモザイク周辺を描く。陽光をたっぷり浴びながら気持ちよく描けた。
前夜はフェスティバルホールで井上陽水のコンサート。40年前に発売されたアルバム「氷の世界」の全13曲をやってくれた。「桜三月散歩道」は人前で歌うのは初めてとか。台詞の「みんなお揃いの白いシャツを着て.・・・影踏みをするんだ・・・」の所では涙が出そうになった。
映画「かもめ食堂」の最後に流れる「クレイジーラブ」(映画を見てから好きになった)もやってくれた。あの時代を共有した大学時代の友人Y、Kと一緒に陽水の変わらぬ歌声を聴けたことがうれしい。





2014年3月21日
寒い日もあるが、だんだん春らしくなってきた。頂いた椿を描く。
四国の丸亀にいる30年ほど前の教え子から奈良に遊びに来ると連絡が入る。大仏を見たいとか。再会できるのが楽しみ。












2014年3月7日
昨日は62歳は誕生日だった。家族からポロのおしゃれなペンケース、運動靴をプレゼントしてもらう。友人たちやフェイスブックでやり取りしている元教え子たちからもメッセージをもらった。いきつけの蕎麦屋さんに行くと誕生日と知ってはったわけではないと思うが、野菜の天ぷらをサービスしてもらった。

水彩画を教えることになったMさんとの1回目のレッスンも昨日だった。水仙を描き終えた時に、「楽しかった」と言ってもらいうれしかった。Mさんも池波正太郎や蕎麦、ジャズがお好きらしい。






2014年3月5日
頂いた侘助の花を描く。この花が好きで、咲いているのを見ると春が近いと感じる。
1日は大学時代の友人3人が来宅。麻雀をして楽む。昼は私が作ったペペロンチーノとビーフピラフを皆がおいしい、おいしいと食べてくれた。夜は蟹鍋で大いに盛り上がった。Kくんが持ってきてくれた酒-あの山中教授がノーベル賞をとった時の晩餐会で出されたものがとても美味で気に入った。
その前夜には同僚だったMさんと奈良の「H」で飲む。初めて行った店だったが、酒も料理も上質。お店の人のサービスも良かった。もっと良かったのは、私の仕事の後半の方向性を決めてくれた人と思っているMさんとゆっくり話ができたこと。












2014年2月15日
今月のスケッチ教室は中之島にある教室で。青い物を描くのが課題で、シトローエン2CV,写真立て、ポーチュウガルの瓶を持っていった。
終わってから川西のKさんと1年振りにお会いすることができた。楽しい会話を交わし、おしゃれなチョコレートとクッキーを頂き、うれしかった。Kさんとは、何年か前に奈良ホテルの絵を描いている時に声をかけていただいたのが縁で仲良くしていただいている。
家に帰ると、先日般若寺で絵を描いている時に言葉を交わした生駒のMさんがメールを送ってくださっていた。「絵は人と人とをつなげる」と思っているが、いろんな人と出会い、仲良くしていただくことほどうれしいことはない。




2014年2月12日
「ならさかのいしのほとけのおとかひに こさめなかるる はるはきにけり」と会津八一が詠んだ夕日地蔵のある奈良坂を上がり、水仙の咲く般若寺へ。先日の雪で倒れているのもあったが重要文化財の十三重石宝塔、観音石仏とともに描く。
「ちちんぷいぷい」の「飛び出せ絵本」のコーナーで長谷川義史さんが描いているのを見て、是非描きに行きたいと思って、暖かい日を心待ちにしていた。陽射しが暖かく、石の仏さんたちも微笑んでいるようだった。








2014年1月4日
明けましておめでとうございます。今年も OSAMU'S GALLERY をよろしくお願いいたします。

大晦日に行きつけの蕎麦屋さんで年越し蕎麦を食べていると、卒業生が来ていると連絡が入る。31年前3年の担任をしていたYくんだった。卒業して4年後ぐらいにジョン・レノンのレコードを手土産に職場に訪ねてくれたことがあったが、それ以来の再会。予告なしのサプライズ訪問だったので余計喜びが大きかった。中学校卒業から現在までの来し方を聞かせてもらう。今はバイクを趣味にして幸せそうだった。







2013年12月17日
リハビリに通っている診療所に置いてあったペーパークラフトのモンサンミシェルに惹きつけられた。通所している人が作られたそうで、教えてもらったサイトからダウンロードして作ってみる。細かい部品や立体的な組み合わせに苦労したが10日ほどで完成。子どもの頃に雑誌の付録にあった紙模型がうまく作れず、兄姉に手伝ってもらった事を思い出す。







2013年12月5日
 この時期の御堂筋で黄金色に輝く銀杏が好きで毎年のように描いている。この日は暖かいらしいので、ヴォーリーズ建築の大丸前へ。風が結構吹いて寒く、少し色を塗った段階で引き上げる。
 大丸に入って、一目見て気に入ったブルーのシャツを買う。昼を食べてなかったので、道頓堀の「I」へ行き、あのきつねうどんが食べたかったが、疲れたので何も食べずに帰る。



















2013年11月22日
毎日放送の「ちちんぷいぷい」の「飛び出せ!絵本」のコーナーを欠かさず見ている。絵本作家の長谷川義史さんがいろんな町を訪ねて絵を描く。町の人たちとのやりとりと達者な絵がなんとも言えない。そのコーナーで紹介されたことのある藤井寺の藤本雅一酒造を描きに行く。
少し寒い日だったが陽光があって気持ち良く描けた。通りかかった小学生が何人も声をかけてくれ、「画家?」と尋ねる子もいた。親切にしてもらったお店の人に薦められたこだわりの酒を購入。飲むのが楽しみ。








2013年10月27日
退職して困ることの一つは、話をする人が限られることだが、このところ懐かしい人に会うことが続いて、その不満が解消できている。
先週には30年前の教え子が3人奈良に来てくれた。ランチを食べながらの話に涙が出るほど笑った。感心したのはその観察力。教師の姿をあれほど見抜いているとは。恐るべし、中学生。
土曜日には職場が一緒だったことのあるAさんとゆっくり話ができた。Aさんはいつも最後まで仕事に付き合ってくれる人で、信頼していた。イギリス土産の栞を頂いたので、小さな絵にしてみる。








2013年10月18日
大阪産大の敷地に保存されている南海電車阪堺線車両を描く。描き終えて、車を置かせてもらったレストランに入ろうとすると親切にドアを開けてくれる人がいる。「店のマネージャーさんかな、よく気がつくな」と思って顔を見ると、なんと高槻のY中で最初に担任したクラスにいたYくんだった!同じ学年にいたMさんが産大に勤めていて、近くに来たので一緒に食事をしていたそうだ。こんな偶然もあるんだと3人ともしばし唖然。うれしい再会だった。絵を描いているといろんな事がある。
長年愛読している雑誌『サライ』11月号のP184にボンネットバスの絵を掲載していただいた。






2013年9月29日
Tさんのお誘いで滋賀の堅田へ。「Y」という趣のある店で鰻を食べる。なかなか美味しい鰻と料理だった。最後に「鰻の茶漬け」が出た。落語で「鰻の茶漬け」が出てくる噺を聴いたことはあるが、食べたのは初めて。山葵が効いていて気に入った。良い気分で近くにある琵琶湖の浮御堂に寄り、スケッチする。








2013年9月21日
今月のスケッチ教室は宇治の塔の島から描く予定だったが、台風18号の影響で川岸からに。轟音を伴った濁流が渦を巻いて目の前を流れていく。






















 

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