奈良養護学校公開研究発表会(お礼)
 平成25年2月23日(土)に、文部科学省より、下山直人調査官をお招きして、奈良養護学校公開研究発表会を開催させていただきました。また、この研究にあたりましては、「公益財団法人パナソニック教育財団の第38回実践研究助成校」を受けていることを申し添えておきます。
 3学期の公務等、大変お忙しい時期にもかかわらず、北海道から、沖縄まで、全国各地から、約200名のご参加をいただきました。ありがとうございました。
この研究発表会は、本校が抱える課題の中から、「もう一度、自立活動を見直そう」と声があがり、平成22年度より3年計画で研究・研修を進め、その取組を「公開研究発表会」として報告させていただくことになりました。こういった形での研究発表ができたことは、本校にとって、すごく意義がある試みで、まだまだ取組途中ですが、こういった機会を設けることができ、大変良かったと思っています。
 このテーマに沿った研究につきましては、先進校が進めている「自立活動の取組」も参考にさせていただきながら、本校独自の「自立活動の在り方」を研究部の自立活動担当者が中心となって見直し研究し、また、子どもたちの抱える課題としての「自立活動」につながる5つの視点(観点)から見つめ直し、教員一人ひとりが1つ選択して、それぞれに「研究・研修」を進めて参りました。
 当日の「公開授業」では、子どもたちの学習の様子や教員の指導の様子を参観していただき、「自立活動研究報告」では、研究部自立活動担当者から本校の3年間の研究発表の成果を報告をさせていただきました。午後は、下山先生の「基調講演」として「自立活動の充実を目指して−インクルーシブ教育システムをふまえて−」のテーマでお話しをいただき、大変貴重なご示唆をいただきました。そして、「グループ別研究報告」では、5つの分科会@「身体の動きの充実に向けて」、A「環境の整備の充実に向けて」、B「自立活動の充実につながる教材開発」、C「自立活動と医療的ケアの連携」、D「卒業後や家庭生活につながる自立活動」と同時に+αとしてE「本校の情報処理システム(データ管理と活用)について」も紹介させていただきました。その後、「全体会」では、この5つの分科会で話し合ったまとめを発表し、下山先生から「総評」をいただき、無事終了することができました。
 下山先生からは、奈良養護学校に対して「授業を参観して」5つ、「今後の課題」として5つのお話しを聞くことができました。教職員一同大変励みになり、今後に生かしていきたいと考えています。また、「奈良養護学校の自立活動の指導システム〜奈良養モデル〜」のお話しもありました。「奈良養モデル」が確立でき発信できるよう、これからも気負うことなく精一杯頑張っていきたいと思います。
 本校の教育活動に深いご理解を賜りました皆様方には、厚くお礼申し上げますとともに今後とも、ご指導ご鞭撻よろしくお願い申し上げ、「奈良養護学校公開研究発表会」のお礼のご挨拶といたします。
平成25年2月27日
奈良養護学校長 下岡 久志朗