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8月2日

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何でも手近にある物を口に押し込もうとする。
何気なく置いてある今日の新聞とか、母のお気に入りの手提げカバンとか、絵本とか。ふと気付くと口といわず手といわず、溶けた紙がこびりついた顔でにっこりと笑いかけてくれる。
その笑顔は嬉しいが、その度に母は物凄い脱力感を味わうのだよ。
でもひょっとするとこいつは内心、悪い事だと気付いているのかも知れない。何故なら、必ず人目を盗んでやってるし、そういう時だけ物凄い速さで動くし。