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7月9日

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既にカメラ視線である。何だかこいつは産まれた時から積極的で、好奇心の塊でもある。
時折親よりも数段上手ではないかと思うくらいだ。
一方の奏佑も親のする事に興味が出てきたのか、お料理やら洗濯やら、あれこれと真似をするようになった。
1番厄介なのは既に干してある洗濯物をいつのまにかグチャグチャにして、物干しの端っこに引っ掛けてある事だ。
本人は至って満足げであるが、母にとってはいたちごっこの毎日なのである。
しかしまぁ、この段階を進めばいつかお手伝いをしてくれるようになるかも知れない・・・と、母の野望がそこに渦巻いている事を奏佑は知らない。