5月3日
今日は母の日も近いという事で、家族揃って奈良の百楽荘にてお食事をした。
子供を連れているとなかなか落ち着いて外食は出来ないが、ここだと個室であるばかりか、離れにてお食事出来るのでかなりのんびり出来る。1歳の子供に食事の間ずっと席にじっとしているようにというのも無茶な注文のように思えるが、保育園だと大人しく座っているから不思議だ。大人に於ける職場のような存在か?
新緑に囲まれた離れは良いお天気にも恵まれて気持ちよかったが、窓を開けると虫が入ってくるのが少々困り物ではある。
しかもかなり年代物の離れだけに、奏佑が柱に傷を付けたら・・・障子や襖に穴を開けたら・・・等と様々な不安もよぎるが、案外奏佑は調度品には興味を示さず、専ら卓上のお料理にのみ注目していたようだ。
特別に奏佑には薄味のお雑炊をお願いしたのだが、青紫蘇をあしらったお雑炊は母が食べても本当に美味しく、奏佑もぱくぱくと自分から口を開ける程であった。これぞ料亭の味というものだ。
おまけに食後にはアイスクリーム付きである。人生初のアイスか。
掘り炬燵等の高低差の無いお部屋をお願いしていたので、奏佑が卓によじ登ろうとしない限り大人もかなりゆっくりお食事出来たように思う。
こういうお店がいっぱいあると育児に追われる家族には本当にありがたいのだけど・・・。
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