11月6日
今日は父が土曜日出勤で人手が足りないので、思い切って奏佑にもものリードを取らせてみた。
普段なら糸の切れた凧のように思い思いの方向へ歩き出す奏佑であったが、意外にもももに引かれると一生懸命得意げに同じ方向に歩いていく。最初の数mはももと奏佑の歩調が合わずに何度も転んでいたが、そうこうしている内にももが奏佑に合わせてくれるようになった。流石に年の功である。
体重も体力も絶対的にももの方が上なのだが、やはりお婆ちゃん犬だけあって子供には優しい。
とはいうものの、やはり長距離ではももが疲れるだろうと、空き地でももを放してあげると、奏佑はプライドが傷付いたのか、わんわん泣きながら必死にももの後を追いかけていた。犬と言えども泣く子には勝てないのであった。
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傍にいるから泣かないで〜