１０月１１日

今日は体育の日と言う事で父もお休みである。奏佑はあまり体調が優れない様で、何処と無く元気が無い。
もし元気が良いならあれこれと予定を考えていたのだが、結局自宅にて大人しく過ごす事にした。
母も切迫流産のお陰で安静を余儀なくされているので、仕方なく父は犬やら猫を洗って一日を過ごしていた。
お昼からは奏佑を連れて自宅周辺をお散歩していた様だが、奏佑は父とお散歩すると例外なく何十段もあるような石段を父を引き連れて何往復もする。

まだ自力で昇降するのならそれほどきつくもないのだが、登るのも降りるのも結局父が手で体重を支えてあげなければならない。
お陰で父はお散歩から帰ってくる頃にはくたくたに疲れ果ててしまうのだが、当の奏佑はまだ物足りないような表情で帰ってくるのだった。