入院して2日目。結局風邪ではなくて
RSウィルスであった。6歳未満の子供に伝染すると症状が重いので、小児科でない病棟のしかも個室に入院している。バストイレ付きの綺麗な明るい部屋なのが救いだが、点滴の為に何処にも行けない。部屋に一人に出来ない為、母も売店にすら行けない。まだ熱は下がらず、時折39℃にもなる。元気の良い時と悪い時が交互に訪れるので食事のタイミングが難しく、下手すると点滴以外何もなしで6時間も経っていたりするが、食欲が無いので泣く事も無い。ただひたすら寝て起きての繰り返しだ。点滴の量が半端じゃないので、オムツの交換を徹底しないと溢れてしまう。夜中は薬の吸引やら点滴の交換やら抗生剤の投与やらでほとんど寝られない。
入院しても熱が下がる兆しすらないのは不安だが、奏佑本人は結構のほほんとしている。一方の母はというと、いきなり入院したせいで、身の回りの物資が乏しい。
それから看護師さんに内緒で退屈と不便の解消にと勝手に病室を模様替えしてみた。