2011年秋期タカの渡り速報
鹿児島 屋久島 定点調査地
Kagoshima Yakushima island

   更新:2011/10/12(2010/10/07-12)
場所 鹿児島県熊毛郡屋久町尾之間
    (30°14'N、130°33'E、EL:50m)
   鹿児島県熊毛郡屋久町栗生
    (30°14'N、130°33'E)
調査 屋久島タカの渡り研究会

注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による

内容の転記はご遠慮ください

屋久島尾之間推移グラフ
List of Species in this Site
<尾之間地区>
月/日
Month/Day
天候
Weather
時 間
Investigation Time
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
アカハラダカ
Accipiter
soloensis
ツ ミ
Accipiter
gularis
その他タカ others タカ類計
A total of Raptors
備 考
Remarks
羽数 主な種類
66 0 0 0 0 66  
12 7:25-15:00             0  
11 曇後晴 7:00-15:00 59           59  
10 6:57-15:00 5           5  
09 7:15-14:30             0  
08 曇一時晴 6:57-15:00             0  
10/07 6:48-15:00 2           2   
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10/12 、風向き・東、4.5m/sのち6m/s、サシバ渡りなし 全体的に雲が多く、山や西側は午前中に少し晴れ間も出るが午後にはまた曇ってくる。風は昨日と変わらず東風だが徐々に強くなる。サシバは14時まで全く現れず。14時以降に約50羽出るがいずれも島へ降りるかさらに西へ向かい渡りは見られなかった。(山口)
10/11 風向き・東、3.5m/sのち5m/s 雨の予報が出ていたが雨は降らず。朝は雲が多いが徐々に薄くなり日も出てくる。但し北〜東側は曇ったままで実際島東部は雨だったという話。サシバは9時〜10時に少数が逆行。晴れてきた11:00頃と13:30頃に30羽前後の群れが地点南西の海上へ向かう。今回の調査で初めて渡りらしい動きが見られた。他にオオタカ若1羽も出たがこちらは渡りらしい動きは見られず。(山口)
10/10 風向き・北東、2m/sのち4.5m/s 深夜に強い雨あり。朝から雲に覆われる。西側は徐々に雲が薄くなり薄日もさしたが東側は厚いままで時折モッチョム岳山頂部にもかかってくる。サシバは125羽出現。7時〜8時に100羽以上が現れるが全て西からの逆行。ほとんどが海側から島に戻るような動きだった。唯一渡りとした5羽も途中で戻ってきた可能性がある。(山口)
10/09 風向き・東、4m/sのち6m/s、サシバ渡りなし。 朝は快晴。風があるせいかもやも大分なくなる。徐々に風が強くなり山の上や北東側で雲が増えてくる。もやについては煙霧だという話もあり。今日もサシバは渡らず。50羽以上出現したがほとんどが西からの逆行で残りは定点付近から上がってきて島の方へ降りていく。海上から戻ってきたと思われるものもあった。地元で鳥を見ている方が屋久島北部で観察した情報を頂いており11:15頃に島の北端・一湊の矢筈岬で52羽が山へ向かう。12:08頃一湊の西、吉田で20羽弱が旋回。山へ降りるとのこと。(山口)
10/08 風向き・北東〜東、2.5〜3.5m/s、サシバ渡りなし.。 昨日に続き全体的に霞みやや視界不良。黄砂かと思ったが地元の方の話では堆積しないので黄砂ではないが大陸由来のものではあるらしい。奄美あたりからこんな状況とのこと。また、雲も多くモッチョム岳より奥の山頂は雲に覆われ見えない。サシバは8時前樹上に止まる2羽をみつけて以降は西から東へ逆行する群れと定点周辺をウロウロするもののみで渡りは見られなかった。(山口)
10/07 風向き・西〜南〜東、1〜2m/s 天気も良く風も穏やかだが徐々にもやがかかり視界が悪くなる。昼にはモッチョム岳全体が霞み、その奥は山頂部が見えなくなった。サシバは8:46に2羽が島伝いに東から西へ向かった他は渡りは見られず。この他ノスリとハヤブサも出たがこちらも渡りらしい動きはなし。(山口)

<栗生地区>

 ○今シーズン栗生地区調査は実施しません。 





2011年鹿児島 屋久島(尾之間)タカ類通過羽数の推移
(2011/10/07〜10/12)
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