竹原の村


昔瀬戸内海の交易が盛んな時代栄えた名残が今に残る竹原の近くにあるカンポの宿からの眺め、温泉もあり近辺の人の素朴な湯治場なのでしょうか、静かな山村の眺めですが、屋根の瓦が皆赤い備中瓦なのが日本の他では見られぬ中国地方の家並みです。山陰の安来に冬滞在したことがありますが、寒々とした冬空にこの赤い屋根の連なりが印象的で、地上からの寒い眺めが上から見ると一変、白く舞う雪とオレンジ色の屋根は別の世界でした。スケッチしてないのが残念です。


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