フランツ・ヨーゼフス・ヘーエ展望台


この絵を見ると山と氷河を見ながらの贅沢なカフェーの澄んだ光と風と空気が蘇ります。少し前までは氷河がもっと大きく辺りを覆っていたのですが、今は無惨に後退していました。今、私の様なおばちゃんが地球を半周して、皇帝ですら徒歩で登った所を、バスで登ってくるのですから、温暖化が進むのも無理ない?と複雑な気がしないでもありません。しかしこの山岳道路は70年以上前に車の普及と共に造られたのですが、ガードレールでなく石が並べられ2000m位の牧草地に牛も羊ものんびり放牧され、、人間が自転車でグイグイの登って来るのは呆れるやら感心するやらでした。(ヘーエは高い所、頂上等の意味)


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