崑崙八仙(ころばせ) 平成4年奉納

 単に八仙(はっせん)とも言います。昔、崑崙山の8人の仙人が帝の徳を慕い来朝し、この曲を舞ったと言われています。仙とは仙離にして鶴のことで、即ち鶴の振舞う姿を象ったものであります。装束はかなり独特でTシャツ型で鯉の刺繍がされ網がかけられた袍を着ています。鶴を象徴した面に羽毛を象ったかのような極彩色の甲をかぶり四人で舞います。面の嘴の先には鈴が付けられていますが、これは鶴の鳴き声をあらわしていると言われています。曲は破・急の2部構成になっていて、急では舞人が輪をつくるのが特徴的です。<解説 南都楽所・三石貴之>
 
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(二)
 
(三)
 
(四)