No Fuel For The Pilgrims / D.A.D. [その他] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/07/22 03:29

D.A.D.(Disneyland After Dark)は、86年に”Call Of The Wild”でデビューしたデンマークのバンドです。日本ではこの89年リリースのセカンド・アルバムでブレイクし、初来日を果たしました。筆者は渋谷のクアトロで観ましたが、かつてない個性に圧倒されました。特徴的なギター(ヤコブ)の音、響き、シンガー(イエスパ)のしゃがれて気だるいヴォーカル、ベース・プレイヤー(スティ)の珍妙なアクト等、全く目が離せず、息もつかせぬ興奮ライブだった事を今も鮮明に覚えています。後に、数々の世界的なレーベルからのオファーを全て退け、彼らはデンマーク国内だけで活動して行くことを決め、今現在も比類なき独自の音楽を何の制約も無く提供し続けております。よく、”Sleeping My Day Away”と”Girl Nation”のPVを観ました。誰にも似ていない滑らかに疾走していく名曲たちを、私はずっと好きでいるでしょう。
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BUFFALO SPRINGFIELD / AGAIN [米国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/02/22 17:45

よくロックの名盤100枚とかに取り上げられるんだけど、その当時の評価やロック史上の価値を別にすると実際はそんなに名盤でもないような気がするんだけど・・・1967年発表の2nd。

ニール・ヤングとスティーヴン・スティルスが一緒にやってたバンドでフォーク・ロック・カントリー・ブルーズ・ソウル等のチャンポンみたいな感じで、デビュー当時の<はっぴいえんど>なんかはかなりこのバンドを意識していたらしい。
個人的にはバーズのほうが好きだったりするんだけど、いろんな要素が一枚に凝縮しているんでこっちのほうがよく聴いてるかもなぁ。
バンドなんだけどバンドっぽくない。不思議なアルバム。

僕はニール・ヤングの声が苦手なんで、あまり彼の曲は好きではないんだけど、その代わり後にポコというバンドを作るリッチー・フューレイとCS&Nを作るスティーヴン・スティルスが好きなんでその二人分だけでいいやって感じです。

お気に入りは「A CHILD'S CLAIM TO FAME」リッチー・フューレイの曲。
ニールは苦手なんだけど、アルバムラストの「BROKEN ARROW」は彼の曲にしてはマジでカッコいいんで複雑です・・・やっぱ名盤なんですかねぇ。

from marr
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KYKIE MINOGUE / KYLIE [その他] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/02/22 14:54

音楽抜きでも大好き。とにかくルックス。
オーストラリア出身1988年発表の1st。
元々イギリスのテレビドラマで人気が出て歌手デビューとなったらしい。バリバリのアイドル。

ただのアイドルで終わらなかったのは<元祖ユーロビート>であるストック=エイトキン=ウォーターマンが全曲プロデュースしたことにより、うまくユーロビートブームに乗っかって売れまくったことに尽きる。
ほとんど全曲シングルカットしてもおかしくないぐらいのポップチューン満載のこのアルバムは、マイケルの『スリラー』やジャネットの『リズムネイション1814』、デュランデュランの3rdと共に80年代のPOP名盤の一つ。

「I SHOULD BE SO LUCKY」はラッキーなことがあると思わず口ずさんでしまう。
「TURN INTO LOVE」はWINKが「愛が止まらない」として日本語カバーで大ヒット。

カイリーの良いとこはなんとなく下品で育ちが悪そうなとこ。そこに魅力を感じるなぁ。
マライヤ・キャリーにも同じことが言えるんだけど・・・ギリギリのバカっぽさ?ってゆーか白痴美人?ってゆーかその辺のオネェチャンっぽさがいいっす。

現在も復活して売れまくって、シドニー五輪の閉会式のステージでも露出度の高い真っ赤なドレス(?)で、かなりやりすぎのパフォーマンスを披露してくれました。あの過剰なサービス精神は最高。
最近のビデオではメイクや整形(恐らくしてる)で元の顔が判別出来ない。女版マイケル状態。
やはり<低俗=過剰な下品さ>なんで・・・ポップスターはあれぐらいしないとね。

from marr
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BILLY JOEL / GLASS HOUSE [米国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/02/08 12:19

ビリー・ジョエルは僕と同年代の人にとってはもうスタンダードみたいなもんではないかな?
レコードを持ってなくても好きな曲があったり、タイトルやビリーの曲であるとは知らずにメロディーを口ずさんだり。
僕も彼のアルバムはあまり持ってないです。
でも好きな曲がいっぱいあるので『ビリー ザ ベストT&U』のカセットテープは重宝してる。

初期の頃のピアノだけみたいなのも悪くないけど、やっぱり好きなのはAORっぽい曲。
このアルバムはグラミー賞を獲った『ニューヨーク52番街』に続いて発表された80年の7THアルバム。

1曲目の「ガラスのニューヨーク」の冒頭にガラスの割れる音が入ってるんだけど、それはグラミーをとった自分への決別という意味があるのではなんて深読みしてます。
それを象徴しているようなこのジャケはいいですよね。
この構図なら彼のでかすぎる頭や短すぎる足を上手く誤魔化すことができるもんね。

このアルバム以降の彼は徐々にロック色を高めていくのですが、売れるためにやっていた曲(AOR系)のほうに名曲が多く、本来彼がやりたかったロックは何故かコミカルな出来という印象を持ってるのは僕だけでしょうか?

まぁでも<It's still rock and roll to me>ということで。

from marr
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DIONNE FARRIS / WILD SEED-WILD FLOWER [米国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/02/02 20:24

元アレステッドディベロップメントの人の94年のソロ。
「I KNOW」という曲を一回聴いただけでメチャクチャ気に入ったので衝動買い。
ジャケットは少年のようですが女性です。
この頃レニー・クラヴィッツが人気あってこういった70年代っぽいサウンドが受けてました。本作にもレニーがソングライティングで1曲参加してます。

買ってからしばらくは毎日聴いてたけど「I KNOW」以外は特にこれといった印象も無く平均点ぐらいのアルバムです。
ただ「I KNOW」だけは別格なんで聴いたこと無い人は是非って感じです。
とにかくこの時期はいっぱい音楽を聴いていたので、強烈なインパクトのある曲でないと僕のステレオのポールポジションは奪えない状態。たとえ一時期でもそこにいた彼女のボーカルは半端ではないと思います。

この後どうなったのかは分かりません。

from marr
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FAIRGROUND ATTRACTION / THE FIRST OF A MILLION KISSES [英国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/02/02 12:55

いつみても好きなジャケットですね。
かなり有名な写真なんですよね。よく見かけるんで。

これは僕がピーター・バラカン教徒だった高校時代に流行ったオシャレな音楽の代表作。1988年発表の彼ら唯一のアルバム。

ピーター卿の当時のおすすめはこれとポーグスとチーフタンズといったようなトラッドなアクースティクミュージックだったので僕も洗脳されてよくわからぬまま聴いてました。

当時江口寿史の漫画で「大日本暴露党」というのがあり、男が彼女に「どんな音楽聴いてるの?」と聞かれて「フェアーグラとか・・・」と答えてると、暴露党に「こいつは家ではBEAT BOYS(アルフィーの別プロジェクト)を聴いてるぞ〜!」と暴露されるギャグにも使われていました。

ボーカルのエディー・リーダーは現在もソロとしてメチャウマのボーカルを聴かせてくれてますし、たしかギターの人も一緒にやってたはず。
僕が好きなのは「PERFECT」。これを聴くととても人生前向きな気分になれますので是非聴いてみてください。

from marr
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DIRE STRAITS / BROTHERS IN ARMS [英国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/02/02 12:32

NW全盛の英国で全く時代遅れのバンドとしてデビュー。しかしその歳の割りに老けたルックスと味のあるギターとボーカルで個性的でした。僕的にはJガイルズバンドとか38スペシャルやメンアットワークみたいなのと同じ感覚でしたね。

これは85年発表の代表作。STINGと共作の「MONEY FOR NOTHING」がMTVでやたらかかってたのを思い出します。
アニメーションとライブ映像に加工したあれです。
あの当時はあんなのでCGとかいってたんだなぁ・・・

マーク・ノップラーはAZTEC CAMERAとかティナ・ターナーの「PRIVATE DANCER」などプロデューサーとしてもいい仕事してます。
サンダーバードのパロディVIDEOが最高だった「コーリングエルビス」以来、最近は全く音沙汰ないですが何をしてるのでしょう?あのギターが懐かしい・・・
お薦めは「WALK OF LIFE」。

from marr
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ELVIS PRESLEY / ELVIS56  [米国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/01/13 21:41

特にエルビスが好きってわけじゃないし、かといって全く興味がないわけでもない。
なんたってロックの神様だし、50年代の映像なんかみると恐ろしくセクシーな人だし。

でも不幸なことに僕が始めてみたエルビスはデブッチョでした。
なんか後期のライブでテレビで見たと思う。
小学生のときだった。
まさにグッチ裕三がものまねするアレ。そのまんま。

正直このアルバム買うまではちゃんと聴いたことが無くて、ロック特集のビデオとかで昔の曲を聴くぐらい。
で、このアルバムは彼がメジャーになった56年に録音された楽曲が収録されてます。
どの曲も昔から何らかの形で聴いていたため凄く聴きやすいです。
このアルバムだけなら僕はエルビスの大ファンになれたのですが、やはりあの晩年の彼を思い返すので…

一番好きなのは「I WANT YOU,I NEED YOU,ILOVE YOU」ですね。
3分弱の曲でこうもドラマチックに歌われると、最近のヒット曲がいかに無駄に長いかが良くわかるね。

僕のようなエルビスあまり知らない人は、曲数の多いベスト盤よりこっちがお薦め!これだけで充分!

from marr
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BEATS INTERNATIONAL / LET THEM EAT BINGO [英国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/01/12 23:05

今はフツーの洋楽ファンにもおなじみになったFATBOY SLIMのノーマン・クックの90年発表のアルバム。

アシッドジャズとかバングラビートとかマンチェとか英国では新しいビートがドンドン生み出され、米国ではグランジが新しいROCKのスタンダードとなり、ここ日本においてもWINKの大ヒットというとんでもない時代でした。

ヒジョーにチャカポコのチープなサウンドなんですが、そんなゆるいリズムを酔っ払って家に帰ってから寝るまでのテーマとして愛用しました。

彼とは巡り合わせがいいのか、HOUSE MARTINSもFREAK POWERも何も知らずに手に入れてましたし、FATBOY SLIMにいたってはSKINTレーベルのオムニバスから聴いてます。

昔やってたCORNER SHOPのREMIXも大好きだし、これからも毒にも薬にもならない良質のナウいサウンドを作り続けて欲しいです。
FATBOY SLIMはちょっと飽きてきたのでまた新しいのヨロシク!
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EMF / SCHUBERT DIP [英国] [ALBUM] 返信:0件 登録日:2003/01/12 22:36

どうしようもないくらいに一発屋。
1991年全国各地でFM局が開局し、やれPOWER PLAYだHEAVY ROTATIONだと各局独自にラジオからのヒットを生み出すべく試行錯誤を続けていた頃、関西の新生FM局FM802が選んだのがこの曲でした。

当時の若者は車にFMステッカーを貼り、週に2回ぐらいはカラオケでドラマのタイアップ曲を歌うというのが一般的で、ブルジョアの人達はユーロでディスコで大フィーバー!って感じでEVERYDAYお祭り騒ぎでした。

で、そんな頃週末のチャート番組でずっと上位にランクしていたのがEMFの「UNBELIEVABLE」です。
音は当時盛り上がっていたダンスビートとギターサウンドの融合。まぁナウかったです。
メンバーは元々スケーター仲間で、演奏力うんぬんよりとにかく勢いがありました。
初めて聴いた時素直にカッコ良かったし…
マンチェやレイバーだった人達は馬鹿にするでしょうが、こういったB級のバンドが沢山出てこそムーブメントといえるのでは?

悪げなルックスもバリバリ良かったし、かなり気に入ってたんですが、2枚目でいきなりNINE INCH NAILESの影響を受け趣味の悪いサウンドに変わったのが残念。

サービストラックの「STRANGE BREW」はCREAMのカバーですが僕は本家よりこっちの方が好きですね。
今聴いても「UNBELIEVABLE」はやっぱかっこいいっす。

from marr
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