D.A.D.（Disneyland After Dark）は、86年に”Call Of The Wild”でデビューしたデンマークのバンドです。日本ではこの89年リリースのセカンド・アルバムでブレイクし、初来日を果たしました。筆者は渋谷のクアトロで観ましたが、かつてない個性に圧倒されました。特徴的なギター（ヤコブ）の音、響き、シンガー（イエスパ）のしゃがれて気だるいヴォーカル、ベース・プレイヤー（スティ）の珍妙なアクト等、全く目が離せず、息もつかせぬ興奮ライブだった事を今も鮮明に覚えています。後に、数々の世界的なレーベルからのオファーを全て退け、彼らはデンマーク国内だけで活動して行くことを決め、今現在も比類なき独自の音楽を何の制約も無く提供し続けております。よく、”Sleeping My Day Away”と”Girl Nation”のPVを観ました。誰にも似ていない滑らかに疾走していく名曲たちを、私はずっと好きでいるでしょう。
音楽抜きでも大好き。とにかくルックス。オーストラリア出身1988年発表の1st。
元々イギリスのテレビドラマで人気が出て歌手デビューとなったらしい。バリバリのアイドル。
ただのアイドルで終わらなかったのは＜元祖ユーロビート＞であるストック＝エイトキン＝ウォーターマンが全曲プロデュースしたことにより、うまくユーロビートブームに乗っかって売れまくったことに尽きる。
ほとんど全曲シングルカットしてもおかしくないぐらいのポップチューン満載のこのアルバムは、マイケルの『スリラー』やジャネットの『リズムネイション1814』、デュランデュランの3rdと共に80年代のPOP名盤の一つ。
「I SHOULD BE SO LUCKY」はラッキーなことがあると思わず口ずさんでしまう。
「TURN INTO LOVE」はWINKが「愛が止まらない」として日本語カバーで大ヒット。
カイリーの良いとこはなんとなく下品で育ちが悪そうなとこ。そこに魅力を感じるなぁ。
マライヤ・キャリーにも同じことが言えるんだけど･･･ギリギリのバカっぽさ？ってゆーか白痴美人？ってゆーかその辺のオネェチャンっぽさがいいっす。
現在も復活して売れまくって、シドニー五輪の閉会式のステージでも露出度の高い真っ赤なドレス(？)で、かなりやりすぎのパフォーマンスを披露してくれました。あの過剰なサービス精神は最高。
最近のビデオではメイクや整形（恐らくしてる）で元の顔が判別出来ない。女版マイケル状態。
やはり＜低俗＝過剰な下品さ＞なんで･･･ポップスターはあれぐらいしないとね。
from marr
持っているCDが2in1なんで2枚同時にコメント。PUNKが終わりNW全盛の頃北欧はフィンランドからやってきたグラムっぽいルックスのバンドの81年と82年の作品。
LAメタルに便乗してるがCCRをカバーしたり、RAMONESやMC5をライヴで、やるなど雑食性のR&R。北欧って欧米からの影響を受けつつ、日本と同じで独自解釈の音楽の流れがあるみたい。アバとかロクセット、カーディガンズみたいにね。
日本でも人気だったので初期のイエモンなんかはかなりルックス真似してたし、G.Dフリッカーズってバンドはジャケットまんまコピーしてたからカッコ悪かった。
僕も凄く好きだったけど今でも聴けるのはこの2枚と、ギタリストの別ユニットSUICIDE TWINS(これ必聴！)だけで、他のアルバムやメンバーのソロはちょっとキツイなぁ。でもその3枚は人生の20枚には入るぐらい好き。
特に「Don't Never Leave Me」は人生の10曲に入る名曲！後にリメイクされる「Don't You Ever Leave Me」よりこちらの方がイイッ！
解散の原因となったのはドラマーのラズルがMOTLEY CRUEのヴィンス・ニールに殺されたからです。
最近ボーカルのマイク･モンローとギターのアンディ･マッコイ（GUNSのIZZYに似てる）で再結成して今月アルバム出るようですが、解散後の彼らを見てきたので聴く必要は???おそらく無いでしょう。
R&Rのマジックって賞味期限厳しいようで・・・
from marr
「INXS」でインエクセスと読みます。「OXO」でオクソと読みます。
特殊な読み方のバンドで他に知ってるのあったら教えてね。
オーストラリア出身のこのBANDの売りはなんといってもマイケル・ハッチェンス！
最近死んじゃったらしいけど・・・当時は男性シンガーでNO.1のセクシーさを誇ってました。ジョージ・マイケルとかロジャー・テイラーなんかと争ってましたね。
僕は男なんですが「バンドはルックス！」（by小林克也）なもんで、結構好きでしたね。
日本が大好きでPVも撮ってたんじゃないかな？何かで見たよーな・・・
音楽としては８０年代に多々現れた、あまり本格派っぽくはないアイドルバンドと同レベルといわれても仕方ないような曲が多いですが、「NEED YOU TONIGHT」みたいなエロソングはマイケルが歌うと、男でもゾクゾクするぐらいカッコいいんだなぁ。
１０年以上活動して、結構売れてたんだけど記憶に残ってるのはこのアルバムの後は「SUISIDE BLONDE」（お薦め！）ぐらいかなぁ・・・
FINE YOUNG CANNIBALSとかと同じで時代の音楽だったんだろうね。８７年発表。
from marr
AC/DCって英国バンドって思われがちだけど、オーストラリアの出身なんですね。オーストラリアは結構いいタレントが揃ってて、INXSとかKYLIE MINOGUEとかもそうだし、『マッドマックス』の監督とかあとMEN AT WORKやNATIONAL PASSTIMEとかもいたなぁ。
AC/DCはなんといってもあのキャラ！
ランドセル背負ってギター弾くわ、涎垂らしてケイレンするわもうサイコー！
このジャケなんて腹にギター刺して血を流してるし、タイトルからしてオゾマシイでしょ？
７８年の発表だから当然リアルタイムじゃないんだけど、高校時代に「THAT'S THE WAY I WANNA R&R」と言う曲が流行って（PRODUCEがBON JOVIやAEROSMITHのBRUCE FAIRBAIRN！)それから聴くようになったんだけど、このアルバムは初代ボーカリストのBON SCOTT（ドラッグのオーバードーズで他界=R&Rの常識）がムチャクチャかっちょイイ！
ヘタウマでヘロヘロのジャンキーの雄叫び。ガシガシの気狂いなギター。ドッシリとしたリズム隊。
日本人でこれぐらいイカスライヴ盤出してくれたら洋楽なんて聴かなくていいのにね。
お約束の「WHOLE LOTTA ROSIE」での「アンッ！ガスッ！」って掛け声は、この曲をカバーすると必ず会場から聞えるので有名（あのガンズのときでも）。
やっぱ犯罪者の流刑の地の出身だけあってバイオレンス度の凝縮したDNAを持ってんだろなぁ。
from marr